「奥能登SDGsファンド」をQRインベストメント株式会社が設立
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北國銀行の子会社、QRインベストメントが「奥能登SDGsファンド」を設立
株式会社北國銀行(頭取 杖村 修司」)が100%出資する投資専門子会社である株式会社QRインベストメント(社長 角地裕司)が、BPキャピタル株式会社(東京都中央区、代表取締役 松多洋一郎)と共同で奥能登地域の SDGs 達成を支援することを目的とした「奥能登 SDGs 投資事業有限責任組合(奥能登SDGsファンド)」を設立した。
奥能登SDGsファンドに株式会社北國銀行、アステナホールディングス株式会社も出資
株式会社北國銀行は、2021年5月31日に奥能登地域の活性化へ向けた施策を検討するため、ファインケミカル、医薬、HBC・食品、化学品の 4 事業を中心に展開する東証 1 部上場の企業グループであるアステナホールディングス株式会社(東京都中央区、代表取締役 岩城慶太郎)と連携協定を締結しており、取り組みの一環で両社は有限責任組合員として奥能登SDGsファンドに出資する。
奥能登 SDGs ファンドスキーム図
奥能登SDGsファンドとは
奥能登SDGsファンドは、内閣府の『SDGs 未来都市』に選ばれた珠洲市などの奥能登を中心に地域の資産・資源を有効利活用した持続可能なビジネスの創出および SDGs に資する事業を行う企業を支援するモデルを創り、SDGs 達成に向けた最初の一歩を奥能登から踏み出すことを目的としている。
さらに、SDGs 達成に賛同する様々なパートナー企業の出資も広く募り、共に投資先の支援やコラボレーションによる新規事業の開発も行い、能登 SDGs ラボ(珠洲市)や事業構想大学院大学(東京・港)が担う SDGs 新事業の創出プロジェクトとも連携し、奥能登地域の SDGs 達成を実現を目指すという。
奥能登 SDGs ファンドの概要
奥能登 SDGs ファンドの名称
奥能登 SDGs 投資事業有限責任組合(略称:奥能登 SDGs ファンド)
奥能登 SDGs ファンドの設立日
2021 年 7 月 26 日
奥能登 SDGs ファンドのファンド総額
10 億円以上
奥能登 SDGs ファンドの出資者
無限責任組合員(GP)
- 株式会社 QR インベストメント
- BP キャピタル株式会社
有限責任組合員(LP)
- 株式会社北國銀行
- アステナホールディングス株式会社
- その他パートナー企業(募集予定)
奥能登 SDGs ファンドの存続期間
10 年(但し、合意により 2 年間の延長可能)
奥能登 SDGs ファンドの投資対象
- 奥能登地域の SDGs 達成に資する事業を行う、日本国内に本店を置
く非上場の株式会社 - スタートアップ企業の場合、シード(プレシード含む)からレイタ
―まで全ステージが対象
奥能登 SDGs ファンドの特長
- 持続的な環境・社会・経済を維持するために必要な事業を展開する
企業の成長・承継・再生を支援 - コンサルティングも含めた幅広い支援において北國銀行グループと
連携 - 現地企業等が必要とする知見や技術を有する様々な企業とのコラボ
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。