伊藤忠とエコミットのリユース・リサイクルプロジェクト「Wear to Fashion」に三星毛糸が参画

VOIX編集部 小川望海VOIX編集部 小川望海 公開 SDGs
伊藤忠とエコミットのリユース・リサイクルプロジェクト「Wear to Fashion」に三星毛糸が参画

伊藤忠とエコミットが共同で展開するファッションのリユース・リサイクルプロジェクト『Wear to Fashion』に老舗ウールメーカーの三星毛糸が参画

7月18日に三星毛糸工場敷地内で「ウール製品の選別体験・実証実験」のイベントを開催

モノの循環の仕組みをつくる環境ベンチャー企業である株式会社ecommitは、リユースとリサイクルの組合せで、廃棄される繊維・衣類を可能な限り削減し、サプライチェーン一体となってファッションロスゼロに取り組むプロジェクト、『Wear to Fashion』の拡大を目指し、三星毛糸株式会社との連携を開始致します。

「ウール製品を着用することによって海洋汚染を軽減できる」という概念の元、海の日でもある7月18日(祝月)に、三星毛糸工場敷地内で「ウール製品の選別体験・実証実験」をメインとした一般参加型イベントを開催。一般やメディアの方々からの参加をお待ちしておりますので本文中URLよりお申し込みください。

モノの循環の仕組みをつくる環境ベンチャー企業である株式会社ecommit(本社:鹿児島県薩摩川内市、代表取締役CEO:川野 輝之、以下「ecommit」)は、リユースとリサイクルの組合せで、廃棄される繊維・衣類を可能な限り削減し、サプライチェーン一体となってファッションロスゼロに取り組むプロジェクト、『Wear to Fashion』の拡大を目指し、三星毛糸株式会社(本社:岐阜県羽島市、代表取締役社長:岩田真吾、以下「三星毛糸」)との連携を開始致します。

3社(三星毛糸×ecommit×伊藤忠商事)で行う『Wear to Fashion』連携の第一弾として、海の日でもある7月18日には、三星毛糸工場敷地内で「ウール製品の選別体験・実証実験」をメインとした一般参加型イベントを開催致します。

「ウール製品の選別体験・実証実験」イベントについて

海の日でもある7月18日には、3社(三星毛糸×ecommit×伊藤忠商事)で行う『Wear to Fashion』連携の第一弾として、三星毛糸工場敷地内で「ウール製品の選別体験・実証実験」をメインとした消費者参加型イベントを開催します。

職人技が伴う「分別と分解」(※分別・・・素材や色ごとに分ける事。分解・・・再生できないボタンや縫い糸を除去する事)をイベントに参加した消費者が体験することで、廃棄衣類の現場の実態・アパレル業界全体の課題感を体感・共有し、リユース・リサイクルの仕組みを学ぶ、環境教育に繋げるイベントです。

ウールは生分解性にも優れ、衣服由来の海洋マイクロプラスチック汚染に対しても有効な解決策の一つと目されていることから、「ウール製品を着用することによって海洋汚染を軽減できる」という概念の元、「海の日」に本イベントを開催します。当日の全工程を終えた後は、三星毛糸の工場敷地内緑地で懇親会も行うので、興味のある方はぜひ足をお運びください。

イベント詳細

  • 日時:7月18日(月)12:00~
  • 場所:三星毛糸(岐阜県羽島市正木町不破一色字堤外898)
 ▼申込は以下リンクよりお願いします。

アクセス

【 電車 】最寄り駅は名鉄竹鼻線「不破一色駅」となります。

1.名古屋駅からお越しの際
  1. 名古屋:名鉄岐阜行にて笠松駅
  2. 笠松:名鉄竹鼻線(各停)新羽島行または羽島市役所前行にて不破一色駅
  3. 不破一色駅から徒歩5分となります。
2.岐阜羽島駅からお越しの際
  1. 岐阜羽島:名鉄羽島線(各停)笠松行にて不破一色駅
  2. 不破一色駅から徒歩5分となります。

 Wear to Fashionについて

Wear to Fashionとは、『リユースとリサイクルの組合せで、廃棄される繊維・衣類を可能な限り削減し、モノの価値を最大化し、資源を循環させるためのプロジェクト』であり、2022年3月に伊藤忠商事株式会社(以下、伊藤忠商事)とecommitの業務提携により開始いたしました。

「1.小売店で回収した使用済みの衣類」「2.事業者における繊維廃棄物」「3.自治体による回収衣類」など、さまざまな拠点で排出される繊維製品を回収・選別し、リユースおよびリサイクルすることで、環境負荷低減を目指します。

ecommitが有する選別工程のノウハウや独自開発の回収管理システムを活用することで、可能な限りリユースに繋げるとともに、リサイクル可能なポリエステル製品は伊藤忠商事が展開する「RENU」(使用済みの衣類や生産工程で発生する生地片などを原材料とするリサイクルポリエステル素材 ※1)の原材料とすることで、廃棄される繊維・衣類を可能な限り削減します。余剰在庫の大量廃棄問題や不要品の循環利用率が低い(リサイクル:14%、リユース:20% ※2)といった、繊維・ファッション産業が抱える課題解決に貢献し、衣類のライフサイクルの長期化を進め、温室効果ガスの削減や資源の有効活用につなげます。

この度、本プロジェクトで回収した衣類の中から選別されたウール製品を選別し、三星毛糸の技術によって反毛(布をほぐし綿にする作業)し、再度繊維に戻すことで、再びウール製品に生まれ変わります。三星毛糸はこのリサイクル原材料を使用したウール製品を『Rebirth WOOL』(※3)のブランドで販売を行います。

※1:伊藤忠商事「RENUプロジェクト」についてはこちら
※2:環境省, サステナブルファッションについてのデータ参照
※3:Rebirth WOOLについて

ecommitについて

ecommitは、回収管理システムを駆使した全国対応型の回収物流ネットワーク、回収物の経済的価値を最大限に生かす選別ノウハウと販売ネットワーク、そして排出からリユース・リサイクルまでの過程を追跡しデータ化するシステムを強みとして、『モノ』を循環させるための仕組みを構築・提供する循環商社です。

鹿児島で創業し、事業開始から14期目となる2022年6月現在では、衣類に限らず、家具、家電、雑貨、農機具、機械、建築資材などのあらゆる『モノ』を対象に、全国約1,300箇所の顧客拠点から回収事業を行っています。また、18の自治体と連携し、クリーンセンターや地域内からまだ使えるモノを救出することで、世の中から廃棄品を減らす『サーキュラーエコノミーの実現』を目指しています。

三星毛糸株式会社について

三星毛糸株式会社は衣料向け繊維素材(織物・編物)の企画・製造及び自社ブランド事業の展開(MITSUBOSHI 1887)を行っており、天然素材を中心に、カシミアやシルク、ウール、モヘヤなどの素材の特徴を引き出した服地を国内外のメンズ・レディースブランドに向けて提案している。1968年には上皇陛下(当時皇太子)にご行啓いただくなど、尾州産地を代表する繊維メーカーの一つ。エルメネジルド・ゼニアのメイド・イン・ジャパンコレクション(2015年)に選出され、2019年にはジャパン・テキスタイル・コンテストでグランプリ(経済産業大臣賞)を受賞するなど、国内外のブランドから高い評価を得ている。SDGsへも積極的に取り組みを行い、持続可能性に優れた素材開発【12. 作る責任 使う責任】に止まらず、LGBTQの働きやすい環境作りを評価するworkwith Prideにて3年連続ゴールド(最高位)受賞【5. ジェンダー平等を実現しよう】や、地域活性化を目的とした「ひつじサミット尾州」(後援: 経済産業省)開催【11. 住み続けられるまちづくりを】など多方面で活動している。


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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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