社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブおよびソーシャルバリュージャパンから世界初のUNDPのSDG インパクト基準研修認定講師6名が誕生、研修実施へ

VOIX編集部 小川望海 公開 SDGs
社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブおよびソーシャルバリュージャパンから世界初のUNDPのSDG インパクト基準研修認定講師6名が誕生、研修実施へ

一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(代表:今田克司、以下SIMI)及び特定非営利活動法人ソーシャルバリュージャパン(代表:伊藤健、以下SVJ)のメンバー6名はこのたび、国連開発計画(以下UNDP)が開発した企業・事業体向け「SDGインパクト基準研修」の認定講師資格を取得しました。今秋から世界に先駆けて研修を開始する予定です。

「SDGインパクト」とは、持続可能な開発目標(SDGs)達成につながる投資や事業の世界基準を策定し、研修を実施し、その基準に適合した案件を認証する国連開発計画(UNDP)の取り組みです。「SDGインパクト基準研修」は、UNDPがこの取り組みの一環として、ソーシャルバリューインターナショナル(在英国、以下SVI)の協力の下、開発した研修プログラムで、経営や事業運営の中核に持続可能な開発目標(SDGs)を組み込み、インパクトを創出することを目指します。

SVIはこの7月、UNDPから委託を受け、SIMIとSVJの計6名に対し、講師養成研修および講師認定試験を実施しました。その結果、6名は世界初の認定講師の資格を授与され、日本の企業などを対象に、今秋から研修を開催する運びとなりました。
なお、SIMIおよびSVJはこの研修教材の日本語訳作成に際し、無償で校正を行い、研修開始を記念して7月に東京で開催されたグローバル発表会においてアヒム・シュタイナーUNDP総裁から感謝状を授与されました。

SDGインパクト基準研修の認定講師(6名)は以下の通りです。

【SIMI】

  • 今田 克司(SIMI代表理事)
  • 鴨崎 貴泰(SIMI専務理事)
  • 高木 麻美(SIMI理事)
  • 今尾 江美子

【SVJ】

  • 伊藤 健(SVJ代表理事 兼 SIMI業務執行理事)
  • 伊藤 枝里子(SVJコンサルタント 兼 SIMI事務局長)

SDGインパクト基準研修の概要は以下の通りです。ご関心のある企業・法人の皆様は、お問い合わせ下さい。

SDGインパクト基準研修について

  • 【概要】 本研修は、SDGインパクト基準の実践での活用を目的として、UNDPが作成したSDGインパクト基準研修用公式教材(日本語版)を使用して、認定講師が実施する研修です。
  • 【受講対象】 SDGインパクト基準を活用したインパクト志向の事業運営を行う人材を育成したい企業・組織。
  • 【最小催行人数】1法人10名以上(※2022年度は法人単位でのお申込みとなります。)
  • 【研修時間】合計18時間(予定)
  • 【講師】UNDPから講師養成・認定の委託を受けたSVIが認定した講師
  • 【会場】研修実施企業ご指定の場所
  • 【申込方法】SIMIのウェブサイト内「情報登録フォーム」にご登録ください。準備が整い次第、ご関心ある皆様に順次情報をお届けいたします。情報登録フォームはSIMI ウェブサイトよりご覧ください。(https://simi.or.jp/

SDGインパクトとは

SDGインパクトは、2030年までのSDGs 達成に向けて「民間資金」の流れを拡大するためにUNDPが立ち上げた取り組みです。SDGインパクト基準や研修制度、認証ラベルなど、インパクトを創出するための仕組みの設計や、SDG投資情報マップなど、SDGs達成に向け資金の流れを促進するデータ収集・分析・提供を行っています。詳細は特設サイト(https://sdgimpact-jp.org/)をご覧ください。

お問い合わせ

一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(SIMI)

一般財団法人社会的インパクト・マネジメント・イニシアチブ(SIMI)は日本において事業者、資金提供者・仲介者、行政、中間支援組織・シンクタンク、評価者・研究者など多様なメンバーが連携して、日本全体として「社会的インパクト・マネジメント」を普及させるためのマルチセクター・イニシアチブです。


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【SDGs について】   SDGs について
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。

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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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