C2Bの買取プラットフォーム「ウリドキ」が360トンのCO2削減に成功
この記事の目次
リユースプラットフォーム ウリドキ 年間で東京ドーム約58個分のスギ植林に相当する360トンのCO2削減に成功
関心度が高まっている環境問題
日本では、2030年には温室効果ガス排出量を2013年比で46%削減、2050年に完全なカーボンニュートラル(排出量を実質ゼロ)にすることを目標としています。
日本では2020年の時点で、年間約10億4,400万tの二酸化炭素を排出(※1)。そのうち家庭から出る二酸化炭素排出量は15.9%を占めています。
温室効果ガスも1990年と比較して50%も増え現在も増加。企業以外にも家庭での取り組みも重要なことがわかります。
押入れの中は宝の山?
日本の家庭には国民一人あたり約34.5万円のかくれ資産(※2)が眠っていると言われています。
かくれ資産と聞くと、高額な宝石や指輪、ブランドバッグを思い浮かべる方も多いでしょう。しかし昔使っていた家電や衣類、携帯電話もかくれ資産に該当します。理由としては、買取に出すことでお金になるからです。
しかし、買取に出さずゴミとして処分する方も多いでしょう。捨てることで廃棄費以外にも処分時に大量のCO2が排出されるなど地球環境にも影響を与えています。
(※2)出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000143.000026386.html
リユース×SDGs
SDGsの目標13「気候変動に具体的な対策を」について、気候変動を加速させる要因の一つでもある温室効果ガスの排出を防ぐことが重要です。
そこでウリドキでは、家に眠っているかくれ資産(不用品)を捨てずに買取に出したことで、廃棄時に生じるCO2の排出量はどの程度削減できたのか数値にて算出。リユース企業として、どの程度地球環境に貢献できているか調査しました。
調査内容
2021年9月から2022年8月末までにウリドキ内で取引が行われた一部商品の買取依頼数と1台あたりの製造・廃棄時のCO2排出量を調査。削減できたCO2排出量を数値として抽出しました。
調査結果
ウリドキでは一年間で約360t-CO2の発生を防げた結果となりました。
品目別のCO2排出量の割合は下記の通りです。
・360t-CO2は杉の木 約25,560本が1年間に吸収するCO2量です。
これは、東京ドーム約58個分の敷地に杉の木を植えた際と同等の効果を発揮します。
参考:https://wastebox.net/wp/wp-content/uploads/2015/06/conet_co2_kansan_rev1.pdf
買取一括査定「ウリドキ」とは
モノを売りたい人と買取店を繋ぐ「ウリドキ」は、全国の買取店へ売ることができる完全無料の一括買取サービスです。
商品の写真や状態を入力して買取査定を申し込むと、最大10社の査定士から見積もりを受け取れます。複数店舗に問い合わせることなく、1度の申し込みで買取価格の比較が可能です。
メッセージ機能で査定士と直接やりとりし、「高く売りたい」「素早く売りたい」「信頼できる買取店に売りたい」など目的に合った買取店へ売ることができます。
▼C2Bの買取プラットフォーム「ウリドキ」
▼ウリドキのサービス紹介動画
また、ウリドキでは、ご参加していただける買取業者様を広く募集しております。買取にお悩みのある企業様は、お気軽にご相談ください。
▼問い合わせ先
ウリドキ株式会社 会社概要
- 会社名:ウリドキ株式会社
- 所在地:〒101-0061 東京都千代田区神田三崎町3-5-9 天翔水道橋ビル6F
- 設立:2014年12月
- 代表者:木暮康雄
- URL:https://uridoki.co.jp/
<以上>
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。