KAPOK KNOTが植物由来の新素材「カポック」製の次世代バックパックを開発
この記事の目次
リュックが立った?地面との接触が最低限で清潔!植物由来の新素材「カポック」で作った、サステナブルで機能的な次世代バックパック「Plant-Based Bag: TATTA×Lenovo」
2人に1人が「カバンを直に床におくことに抵抗」あり!コロナ禍で持ち物が増えた人の7割がカバンの買い替えを検討。KAPOK KNOTとLenovoが機能、デザイン、サステナブルが揃ったバックパックを提案
未来で飛躍するビジネスパーソンのためのバックパックとして、「立つ」という新しいコンセプトに加え、どんなシーンでも馴染むシンプルなデザインとサステナブルな植物由来の素材「カポック」「アップルレザー」を利用していることが特徴です。「機能・デザイン・サステナブル 」の三つのキーワードにこだわった、次世代アイテムです。
このバッグパックは、世界有数のPCメーカーであるレノボ・ジャパン合同会社とのコラボレーションアイテムです。レノボの主力商品ThinkPadの今年発売された生誕30周年を記念して開発された「Think Pad Z」を収納するのに相応しいバックパックとして製作しました。
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自立する次世代バックパック「Plant-Based Bag : TATTA×Lenovo 」
コロナ禍で、人々の働き方は大きく変わりました。リモートワークが一般的になり、自宅やサテライトオフィスなど働く場所の選択肢が増加しました。KAPOK KNOTが行った調査によると「コロナ前と比べて通勤時に持ち歩く物は増えましたか?」という質問に対し「増えた」と回答した人が「減った」人の4倍以上いるという結果が出ました。
増えた持ち物として多くあがったのは、ノートPCやPC周辺機器などリモートワーク用の荷物です。
通勤時の持ち物が増えた人のうち、約7割の人が「通勤カバンの買い替えを検討した」と回答しました。さらに、新しいカバンを購入するときに最も重視するのは「容量」「ポケット/仕切りの多さ」「PC収納の有無」など、機能面の特徴であることが分かりました。
また、今回もう一つ着目したのが「コロナ禍で敏感になった衛生面」での課題です。増えた持ち物の中に除菌グッズや感染症対策グッズが入ったほか「外出先でカバンを直に床に置くことに抵抗がある人」が約5割いることが分かりました。
この調査結果をもとに、清潔かつ高機能を追求した未来で飛躍するビジネスパーソンが求める理想のバックパック「Plant-Based Bag : TATTA×Lenovo」を開発しました。16インチのPCが入る14.5Lの大容量、用途の違う7つのポケットなど機能性を重視したデザインです。最大の特徴として、バックパックの底には自立するための、折り畳み式の足がついています。外出先では足を立たせておけばバックパックを床に直接つけることなく、清潔な状態を保つことができる斬新なバックパックです。
「Plant-Based Bag :TATTA×Lenovo 」自立へのこだわり
目指したのは「キャリアにおける自立を目指すビジネスパーソンのためのバッグ」です。
調査を通して、今後社会において生き残るために必要な要素として多くあげられたのは「自立心」「独立心」「自己管理能力」など、自立性に関わる項目でした。
「Plant-Based Bag : TATTA×Lenovo」は「自立性」をテーマとしています。バックパックの機能面である収納力で持ち主の仕事の効率化を目指し、キャリアにおける自立性を応援すると同時に、「足」を備えることで、持ち主だけではなく、バックパックも物理的に自立する、多方面の「自立」にこだわりました。そのため今回のプロダクト名には「TATTA」つまり、「立った」というワードが含まれています。
機能性
用途に合わせた7つのポケットがついています。鍵やUSBなど大事なものを入れられるファスナーつきのポケットやPCを入れるための緩衝材が備わったポケット、カバンの中には折り畳み傘や水筒を入れるホルダーもついております。
自立性
バックパックの底に4つの脚がついており、外でも底が地面に直接触れません。PCの重さにも耐え自立する清潔感×自立性を兼ね備えた脚です。
また、調査では「買い物をする際、商品が『サステナブル』かどうか気にしたことある人」は4割でした。
昨今、SDGsが注目されるようになり、持続可能な社会を目指すことが世界的なトレンドになっているにもかかわらず、サステナブルを気にしたことのある人は半分以下。日本を代表するサステナブルブランドを目指すKAPOK KNOTは「機能とデザインで商品を選んだら実はサステナブルだった」そんな体験を増やすことをブランド立ち上げ当初から大切にしています。少しでも無理をせずにサステナブルな選択ができるように、機能やデザインにこだわりながらも、環境に優しい素材を使ったバックパックを作りました。
サステナブル
表面の生地には、産業廃棄物であるりんごの芯と皮から作られたヴィーガンレザー「アップル・テン・ローク」を使用。中綿には木の実由来の新素材「カポックシート」を使用し、環境に優しいアニマルフリーな製品を実現しています。
KAPOK KNOTの想い
KAPOK KNOT(カポックノット)は「カポック」という木の実を使ってサステナブルな新素材を開発し、たった5mmの薄さで、羽毛ダウンの暖かさを実現したブランドです。カポックは東南アジアに自生する植物で、その実のワタはコットンの1/8の軽さ、吸湿発熱という高い機能性を備えています。しかし、繊維の軽さと短さ故にワタから糸への加工が難しく、多くの企業が衣類への商品化を諦めてきました。KAPOK JAPAN は国内大手繊維メーカーとの研究開発の末、カポックのシート化に成功し、カポックを用いた衣類をつくるブランドKAPOK KNOTを設立しました。生産者、消費者、地球環境の視点に寄り添いながら、機能性とデザイン性を兼ね備えたサステナブルなモノづくりを目指しています。
しかし、サステナブルな未来の実現はKAPOK KNOT1社だけではできません。同じ志を持つ企業やブランドとの協力が不可欠であると考えています。今回、レノボという異業種かつ世界的な企業とのコラボレーションによって、これまで以上に多くの方にサステナブルな未来について考えるきっかけを提供できればと考えています。
調査概要
- 調査対象者:全国20~30代男女 計400名
- 調査期間:2022年9月20日(火)~9月21日(水)
- 調査方法:インターネット調査
レノボについて
レノボ(HKSE:992/ADR:LNVGY)は、売上高700億米ドルの世界的なテクノロジー企業であり、Fortune Global 500の171位にランクされています。世界中で7万5000人の従業員を抱え、180市場で毎日数百万人の顧客にサービスを提供しています。レノボは、すべての人にスマートなテクノロジーを提供するというビジョン「Smarter Technology for All」を掲げ、世界有数のPCメーカーとしての成功を収めるだけでなく、ITインフラ、モバイル、ソリューション、サービスといった新たな成長分野へも進出しています。世界を変革するテクノロジーを提供することで世界中のあらゆる場所のすべての人のためのサステナブルで信頼できるデジタル化社会を創出します。詳しくは、https://www.lenovo.com/jp/jaでご覧いただけます。
KAPOK KNOTについて
木の実由来の素材「カポック」を使用したものづくりを行うファッションブランド。 “Blur the line”をコンセプトに、都市と自然、生産者と消費者、旧さと新しさなど、さまざまな境界線を曖昧にし、両者の良さに学ぶこころよい暮らしを提供します。
世界第2位の環境汚染産業と言われるアパレル業界の大量生産・大量廃棄のシステムに衝撃を受けた代表が、カポックという素材に出会って創業を決意。
カポックは東南アジアに自生する植物で、コットンの1/8の軽さ、吸湿発熱という機能を備えていますが、その繊維の軽さと短さ故に糸への加工が難しく、多くの企業が商品化を諦めてきました。国内大手繊維メーカーとの研究開発の末、カポックのシート化に成功。
生産者、消費者、地球環境の視点に立ち、製品ができてから届くまでに関わる人に寄り添ったモノづくりを目指し、日本を代表するサステナブルなブランドを志しています。
- HP: https://kapok-knot.com
- Instagram: @kapok_knot_jp
KAPOK JAPAN株式会社 会社概要
- 事業内容: アパレル製品の商品企画・貿易・販売
- 代表: 深井喜翔
- 本部: 大阪府吹田市千里山東1丁目7番18号
- 公式サイト:https://kapok-japan.com/
<以上>
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。