株式会社エド・インターのSDGsへの取り組み、廃棄おもちゃを炭化によって有効活用
この記事の目次
おもちゃの新たな活用方法!炭化による環境循環サイクルの構築
知育玩具メーカーのエド・インターと、間伐材を使用した特殊な炭の製造を行う炭義さまがタックを組み、廃棄おもちゃを炭化によって有効活用し、環境に負担のかけない事業を目指す。
株式会社エド・インター(本社:兵庫県尼崎市、代表取締役:楢井 貴博、以下 エド・インター)は、2022年8月より、株式会社炭義(本社:山梨県都留市、取締役社長:鈴木弘明、以下炭義)さまの協力のもと、製造過程でキズや色むら等の不具合が発生し、商品としては販売の出来ない製品を炭化し活用していく取り組みを開始いたしました。これまで販売のできない製品は産業廃棄物として処理され、その量は年間約12tに及んでいます。
今回の取り組みは、産業廃棄物を削減することでその処理によって発生するCO₂の削減へつなげていくことを目的としています。
廃棄おもちゃの炭化を行うに至った経緯
これまで「おもちゃでみんな笑顔になろう!」プロジェクトにて産業廃棄物の削減を行ってきましたが、このプロジェクトで寄贈する製品は安全性や機能面で問題ない製品が対象となります。その枠から外れてしまう製品に関しては、産業廃棄物としての処理しかできませんでした。そこで、今回そういった製品をさらに有効活用できないかと考え、おもちゃの炭化を行うこととなりました。今回3tもの製品を炭化していただき、産業廃棄物量を大幅に削減することができました。今後も取り組みを継続し、さらなる削減を目指します。
※「おもちゃでみんな笑顔になろう!」プロジェクトとは
エド・インターでは自然素材の使用や手作りでの生産だからこそ、安全性や機能面では問題ないものの、小さな傷や少しの塗装ミスによって見た目がよくないために販売ができない製品がどうしても発生してしまいます。
「おもちゃでみんな笑顔になろう!」プロジェクトは、そういった商品を、いつもお世話になっている近隣地域の幼稚園さまへ寄贈し、有効活用していただく活動です。
おもちゃによってこどもたちの成長を育み、地域社会へ貢献します。さらに、産業廃棄物を削減することでその処理によって発生するCO₂の削減へつなげていくことを目的としています。
炭化前の製品
炭化された製品
炭義さまについて
炭義さまでは、間伐材を使用した特殊な炭の製造や内装材、炭関連グッズの販売を行っています。「自然と共生するライフスタイルで身も心も豊かに」という理念のもと、循環する環境サイクルの構築と炭による心身の健康づくりを提案しています。
竹は伐採しないと竹林内の植物が育ちません。そのため毎年伐採が必要ですが、1年サイクルで活用できる樹木のためとてもエコロジーです。炭義さまでは、伐採した竹を炭にして有効活用する事業を行っています。竹炭は、空気の浄化や気になるにおいの吸着など、生活に役立つさまざまな効果をもつ素材です。さらに、竹炭を食事に取り入れることで腸内環境を整え、便秘改善も期待できると言われています。生活環境を整えることだけでなく、竹炭を食品として取り入れ体内環境を整えることで身体の外と中、両面からの健康づくりを提案しています。
炭化によるCO₂排出量
炭化によってもCO₂は発生します。しかし焼却炉と比較すると炭化炉はより環境に負担をかけない構造となっています。焼却炉では、ごみを市や県から回収投下して燃やすことでCO₂が排出されっぱなしになっている状況です。それに比べ炭化炉は、そのガスを再燃焼させダイオキシンを低く抑える処理ができるため、安全性が高く、有害物質の発生を抑えることが可能です。しかも、炭化でできた炭は、肥料になったり、脱臭剤になったりして有効利用されています。いずれも、化学的に作られたものとは異なり、地球にも人にも優しいです。
今後の展望
今後も産業廃棄物としての処理が必要な製品に関しては、継続的に炭化を行っていく予定です。また、現在は製品の炭化に留まっていますが、炭関連グッズの製造・販売も行われている炭義さまのお力をお借りし、今後はその炭をさらに有効活用しくことを検討しています。おもちゃとして遊べなくなってしまった製品も有効活用していくことで、産業廃棄物の削減をより進めていき、環境に負担をかけない事業を行っていきたいと思います。
炭義さまへおもちゃの寄贈
今回「おもちゃでみんな笑顔になろう!」プロジェクトの一環として、炭化とは別に安全性や機能面では問題ない製品を寄贈させていただき、おもちゃとしても有効活用していただきました。寄贈製品については必要とされている方々へお届けいただきました。
炭義さまへ寄贈した製品
株式会社 エド・インター
「知育玩具で笑顔いっぱいの地球へ」をテーマに掲げ、幼児教室を運営しながら、現場で培った声を活かした幼児向け知育教材・玩具の企画開発をしています。
会社概要
- 商号 : 株式会社エド・インター
- 代表者 : 代表取締役 楢井 貴博
- 所在地 : 〒660-0807 兵庫県尼崎市長洲西通1-13-1
- 設立 : 1988年11月
- 事業内容 : 幼児向け知育教材・玩具の企画開発・輸入
- 資本金 : 10,000千円
- コーポレートサイト :https://www.ed-inter.co.jp/
- 公式オンラインショップ:https://www.ed-inter.co.jp/
本件に関するお問い合わせ先
- 企業名 :株式会社エド・インター
- 担当者名 :人事部 山下
- TEL :06-6488-1100
- Email :yamashita@ed-inter.co.jp
<以上>
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。