株式会社片岡商店のSDGsへの取り組み、廃棄予定の米袋を中学生がエコバッグにリメイクするワークショップを開催
この記事の目次
明治30年創業の老舗バッグメーカー、米袋メーカーと協働し広島市内の中学校で廃材リサイクルの特別授業を実施
印刷ロスで発生した廃棄予定の米袋を中学生がエコバッグにリメイクするワークショップ「米袋の不良を優良に!カタオカ先生の不良更生特別講座」を2023年1月16日に開催
1897年創業のスクールバッグメーカー、株式会社片岡商店(所在地:広島県広島市中区、 代表:片岡功)は、2023年1月16日(月)に広島市立楠那中学校(所在地:広島県広島市南区、校長:福本隆寿)で「米袋の不良を優良に!カタオカ先生の不良更生特別講座」を開催します。
この授業では広島県廿日市市に営業所を持つ米袋メーカー、シコー株式会社(所在地:大阪府大阪市、代表:白石忠臣)が同社の製造工程で発生する印刷不良の廃棄用米袋を提供、片岡商店のレクチャーのもと、中学生がこれをエコバッグにリメイクします。
今回のワークショップの背景:三者三様の悩み
このワークショップに関わる三者には各自特有の課題がありました。
- 片岡商店:広島県内の約40の中学・高校に指定スクールバッグを納入する中、脱プラスチックが求められる現代において毎年大量のポリ袋で商品を包装することに抵抗感があり、他の何かに代替できないか模索
- シコー:米袋の生産において印刷不良によるロスが一定数発生しており、長年これらは再利用されず廃棄されるしかなく、「米袋としての性能は問題ないにも関わらず捨ててしまうのはもったいない」という悩み
- 楠那中学校:「総合的な学習の時間」を活用しSDGs教育を実施しているものの、扱うテーマの規模感が大きく生徒自身が自分事として捉えにくい
片岡商店の取締役、片岡勧とシコー代表取締役社長、白石忠臣は家業の後継者同士という繋がりもあってかねてより親交がありました。ある時話し合いの中でお互いの悩みを共有した際に「それならシコーの廃棄予定の米袋をバッグに改造し学校販売時に使うポリ袋の代替にできないか」という案が浮上。
これを楠那中学校の福本校長に提案したところ、SDGs教育をより生徒が自分事として実感できるものにしたいという学校側のニーズと合致すること、また福本校長の実家も米農家で米袋事情に理解があったという背景もあり、特別授業という形で実現することになりました。
広島町の米ブランド(有)あすなろの米袋を活用、先輩が後輩のために作るバッグ
今回ワークショップに使われる米袋は北広島町の(有)あすなろブランドのものです。同社向けの米袋製造工程で発生した印刷不良は約50枚。これがちょうど楠那中学校の新一年生の人数と合致することがわかり、「在校生が作るエコバッグを新一年生向けの学校販売時に保護者に配布しよう」ということになりました。
学校販売ではリコーダーや靴、体操服、バッグ、デザインセットなど保護者の方が持ち帰る荷物が何かと多く、一式を持ち帰るためのバッグには一定の堅牢さが必要なのですが、米袋は紙でできているとはいえ30kgの重さに耐えられる非常に頑丈なつくりです。また一式を持ち帰った後もエコバッグとして再活用してもらうことで地元の米農家のブランド認知度向上に寄与します。
ワークショップでは図画工作が苦手な生徒も楽しんでもらえるように複雑な工具を使わない製造方法を片岡商店が考案、キットを準備しました。当日はシコーのスタッフも参加し、生徒の皆さんが楽しく身近にSDGsを感じてもらえるようなワークショップを展開します。
「米袋の不良を優良に!カタオカ先生の不良更生特別講座」詳細
- 場所:広島市立楠那中学校(住所:734-0032 広島県広島市南区楠那町4-1
- 日時:2023年1月16日(月)13:20~14:20まで(5時限目)
株式会社片岡商店について
1897年創業のスクールバッグメーカー、片岡商店は「中学生に3年シゴかれても壊れない」という製品コンセプトで商品企画・販売・アフターサービスを提供しています。
- 担当:取締役 片岡 勧
- 住所:730-0805 広島県広島市中区十日市町1-3-12
- TEL:082-231-1459
- Email:info@kataoka-shouten.co.jp
- URL:https://kataoka-shouten.co.jp
シコー株式会社について
米袋をはじめとする産業用包装資材を製造販売するシコー株式会社は「感動の共有」を合言葉に、包装容器・材料・その他関連製品を提供しています。
- 担当: 代表取締役社長 白石忠臣
- 住所:(本社)530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-1-3-1500 大阪駅前第三ビル15階
(広島営業所)739-0434 広島県廿日市市大野2丁目3番27号 - TEL:06-6345-8456
- Email: info@siko.co.jp
- URL: http://www.siko.co.jp
広島市立楠那中学校について
広島市南区楠那町の楠那中学校は「自主・協調・敬愛」という校訓の基、教育活動を推進しています。
- 担当: 校長 福本 隆寿
- 住所:734-0032 広島県広島市南区楠那町4-1
- TEL:082-255-0415
- URL:http://cms.edu.city.hiroshima.jp/weblog/index.php?id=j1035
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。