株式会社トラース・オン・プロダクトがAI電力削減ソリューション「AIrux8」の販売パートナーとして加賀電子株式会社に提供開始
この記事の目次
トラース・オン・プロダクト、加賀電子へAIによる電力削減ソリューション「AIrux8」の提供を開始
1. 日本版AIrux8販売開始の背景
2. AIrux8の特長
「AIrux8」は、人感センサーを組み込んだ「Node(ノード)」と呼ばれる集中コントローラー装置を通して、施設内の混雑状況や不在状況等のデータを取得し、AIで解析します。そして状況に応じて、施設内に設置されたIoT照明設備と通信し、各照明のエリアグループ毎に時間帯、営業稼働日、季節により照明の明るさを自動制御します。また、「AIrux8」は、施設内空調設備の設定温度も自動調整することができます。従来のエアコンは、温度設定を手動操作もしくはスケジュールで稼働するため、外気温と内部温度・設定温度に大きな差があるときは急速稼働させることとなり、電力使用量が多くなる最大の原因でした。「AIrux8」は、AIで現状把握・予測して緩やかに設定温度を上昇/下降させ、少人数や無人空間といった状況では自動でON/OFFを行うことで、消費電力を抑制します。このように、「AIrux8」は、照明やエアコンを実状況に合わせて適正値に自動制御することで、施設内のエネルギーコストを41%削減した実績があります。
Nodeでオフィスの状況を、インターネットから室内外の温度と設定温度を把握、Gatewayを経由してクラウドで解析、ダイナミックにエアコン・照明の設定を変更。
「AIrux8」の導入前後の電力量削減比較
①設定温度を変えず、エアコン起動時のピーク消費電力のみを制御した場合
AIrux8導入前
消費電力にムラがあり、無駄な電力を使用している状態。
AIrux8導入後
温度設定は同じ24℃、外気温度もほぼ同じにも関わらず、消費電力は30%以上削減されています。
②外気温度(緑のグラフ)が低い日での比較
AIrux8導入前
手動でエアコンの設定を変更しており、電力消費にムラがある状態。
AIrux8導入後
AIrux8がダイナミックに温度調整を実施した結果、適温を維持しながら41%の削減を達成。
4.AIrux8の今後の展開について
今後は海外市場のみならず、AIrux8を当社の主要ソリューションとして、AIrux8の日本市場展開に向けて、日本国内での実証実験を更に進めると共に、加賀電子を戦略パートナーとして販売協業し、その販売を加速させていく予定です。
加賀電子株式会社について
当社はお客様のご要望に対して常に最新情報をお届けし、新たな知見でビジネスを広げていただけるよう、企画・開発から調達・製造、そして販売・アフターサービスまで、かゆいところに手が届くワンストップサービスをご提供します。加賀電子が展開するEMSビジネスのグローバルネットワークは、日本を起点に、中国、タイ、マレーシア、インドネシア、ベトナム、インド、チェコ、トルコ、メキシコと世界10カ国、21拠点に広がり、すべての拠点で日本品質を提供しています。エレクトロニクス業界の最先端を行く水先案内人として、お客様のビジネスを成功に導くベストパートナーとして、秋葉原で培ったノウハウと交渉力を活かしてまいります。
株式会社トラース・オン・プロダクトについて
当社は、「お客様への“真の価値提供”を第一に モノづくりを通じVirtualとRealを融合 最適化した新しい社会の礎を創造する」を経営理念とし、モノは買う物から、サービス提供に付帯するプラットフォームになるべきであり、モノの価値は物体価値になくサービス価値にあると考えております。当社は、「モノづくり4.0」(当社ウェブサイト「モノづくり4.0」参照)の価値の主体から、本当に求められる製品を0から組上げられる調合士であり、今後の社会が待ち望んでいるサービス価値の提供に貢献してまいります。
<以上>
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。