エクネス株式会社が運営する「ロスヘル」が「いばらキッス」を限定販売、食品ロスの削減に貢献

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エクネス株式会社が運営する「ロスヘル」が「いばらキッス」を限定販売、食品ロスの削減に貢献

食品ロスの削減に貢献できる農作物の定期配送サービス「ロスヘル」

通常約3,000円のいちごが500円に!

エクネス株式会社(代表取締役社長:平井康之、本社:福井県鯖江市、以下当社)が展開する、食品ロス削減のため規格外野菜を定期配送するサービス「ロスヘル」は、3/14(火)~3/20(月)までの1週間、通常3,000円程度で販売されている茨城県産オリジナルブランドいちご「いばらキッス」を250名限定、500円で販売します(250名を超えた場合は抽選)。

今回、格安で販売するいちごは、「品質には問題ないのに出荷できなくなってしまい、破棄されるしかない」いちごです。通常、いちごはまだ青いうちに収穫し、店頭に並ぶ頃にちょうど赤くなるようにします。ですが、生産者も高齢化が進んでいるため体力の問題などで、すべてを「青いうちに」収穫できない日もあります。結果、食べごろで美味しいのに捨てられるしかない、「もったいない」いちごが生まれてしまうのです。

規格外野菜の定期配送サービス「ロスヘル」とは

本来食べられるのに捨てられる食品、いわゆる「食品ロス」の量は年間522万トンとなっています(農林水産省調べ)。日本人の1人当たりに換算すると約41キロ。これは日本人1人当たりが毎日、茶碗1杯分のご飯を捨てていることになります。

当社はこうした食品ロス問題を解決するために、規格外野菜を定期配送するサービス「ロスヘル」をスタートしました。規格外野菜とは味には問題がないのに、サイズが大きすぎる、逆に小さすぎる、あるいは形が不揃いといった理由で一般の流通ルートに乗らず、廃棄されてしまう野菜のことです。ですが肝心の味は規格品と比べても、何の遜色もありません。

「ロスヘル」ではそんな規格外野菜を全国各地から調達し、一般的な価格より最大35%安い価格で毎月1回、定期便(月1,836円〜4,860円(税込))で提供しています。店に流通せずに廃棄されてしまう規格外野菜を有効活用し、食品ロスの削減を目指す試みです。

ロスヘルLパックイメージ

販売概要

購入方法

ロスヘルのTwitterアカウントをフォロー&リツイートし、申し込みフォームに入力してください。250名様に茨城県産オリジナルブランドいちご「いばらキッス」を2パック500円(税込・送料無料)にて提供します(応募が250名を超えた場合は抽選)。

 ▼ロスヘルのTwitterアカウント

茨城県のオリジナルブランドいちご「いばらキッス」とは

今回お届けする茨城県のいちご『いばらキッス』は、果肉がしっかりとした「とちおとめ」に、甘くて大きい「レッドパール」と、酸味が少なくやわらかな「章姫」の掛け合わせを交配して誕生しました。「いばらキッス」は、糖度が高く、酸味とのバランスも良く、食味が濃厚でジューシーな味わいが特徴です。
さらに、適度な硬さを持ち、形はやや長めで、皮は濃い赤色で光沢があります。

当社代表・平井が「ロスヘルを始めた背景

当社代表・平井の祖父は農家を営んでいました。当時は、自分たちの食べる分の野菜を中心に作っていました。不恰好な形の野菜も多かったのですが、食べてみるとすごく美味しかった記憶があります。

一方、自宅周辺の畑をみると、食べるのにまったく問題のなさそうな野菜が「形が不揃い」「少し小さい」といった理由だけで捨てられていました。

「信じられない」

子供心にそんな違和感を抱きながら、畑を眺めていました。

祖父は子どもの頃に農業を諦めました。高齢になっていたことに加え、もはや採算が合わなかったからでした。真面目に農作物を作っているだけでは継続不可能という、農業の現実を平井は子供ながらに目の当たりにしたのです。

その後、平井は金沢大学に進学。地元の金融機関などを経て、起業。初年度に取り組んだのは「機械が手書き文字でダイレクトメールや手紙を書く」というサービスです。

品質の高さと価格の安さが評判となり、100社以上の上場企業、日本を代表するような名門企業から注文が相次ぎました。この事業は今も順調に成長しています。

起業家として、次に何を成し遂げるべきか。やはり地元、そして社会に貢献することが起業家の使命と考えました。そのとき、子どもの頃に見た、「あの風景」を思い出したのです。

あの「もったいない野菜」をなんとかしないといけないのではないか。これまでの流通網では廃棄されるはずの野菜を安価に販売できれば、農家の収益性も高まり、祖父のように農業を諦めなくても済みます。

消費者も「形が悪い」というだけで、安価に美味しい野菜が手に入るのですから、喜んでくれる。しかも捨てられる野菜は燃やされる運命にあります。捨てられなければ、二酸化炭素の排出も抑えられ、環境問題にも貢献できます。まさに良いことしかありません。

そう決意し、平井は社内で宣言しました。

「これから廃棄される野菜を販売し、世の中に貢献する事業を始めます」

社内はあっけに取られていました。社のことを心配し、反対する幹部もいました。ですが、前に進むことにしました。

最初は平井自ら、地元の農家をまわり、協力を求めました。ですが、農家はみな半信半疑。なかなか前に進みません。この事業は無理なのではないか。そう半ば諦めかけていたとき、あまり期待せずにJAを訪れました。

私たちの事業の構想を打ち明けると、賛同してくれる若手職員が次々と現れました。若手職員ほど、今の農業に問題意識を抱いていたのでした。それから全国各地のJAに話が広がり、協力を得られるようになったのです。

この事業はまだ始まったばかりです。食品ロスは、いまだに大量に残されています。私はこの事業で2030年までに食品ロスを10万トン削減したい。その目標に向かって、日々、仲間と共に邁進しています。

代表の平井康之

会社概要

記事に関する問い合わせ先
  • 広報担当 北川桃子
  • メール;contact@losshelp.jp
  • 電話番号:080-7085-6735

<以上>


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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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