ワタミエナジー株式会社が日本最大級のSDGs推進フェア「SDGs AICHI EXPO 2023」に参加
この記事の目次
ワタミエナジー「SDGs AICHI EXPO 2023」に参加
グループ「RE100」実現への取り組み紹介や、「発電体験」コーナーを設置・運営
「SDGs AICHI EXPO 2023」は企業や自治体、NPO、学校/大学など多主体、多世代が連携することで、SDGs時代に相応しい未来に向けた新しいパートナーシップを共創することを目的として、様々なSDGsの取り組みが展示されています。
当社は、ワタミグループの2040年「RE100」(SDGs7番、13番)を実現するために、風車や太陽光、バイオマスなどの再エネ発電所を自社で建設していることや、そこで発電された再エネの環境価値を自社店舗や工場で使用する電力に付帯し、一つ一つ「再エネ100%使用の拠点」を増やしていく取り組みについて紹介させていただきました。
また、今回初めて「自転車発電と風車で対決してみよう」と題して、自転車での発電が体験できるコーナーを設け、参加者の方に発電や風車についてより身近に感じてもらう取り組みも行いました。
当社では、2023年度下期においても、岐阜県での小水力発電所の建設や、あらたなCO2削減のプロジェクトなどを計画しています。今後も、着実にCO2削減に貢献し、社会課題の解決に邁進していきます。
ワタミの再生可能エネルギー発電事業
当社は、2012年「夢風車 風民」(秋田県にかほ市)の建設から再生可能エネルギー発電事業に参入しました。2013年には自社工場の屋根置き太陽発電(現在、全国6か所で発電。埼玉県比企郡滑川町、埼玉県日高市、神奈川県相模原市、兵庫県丹波市、兵庫県尼崎市、山口市岩国市)を開始。2021年からは木質バイオマス発電(大分県臼杵市)、2022年にはソーラーシェアリング(岩手県陸前高田市)が発電を開始し、CO2削減に寄与しています。
再エネを100%使用した施設の普及
現在、ワタミグループ内においては、ワタミグループ本社、「三代目鳥メロ」笹塚店、「bb.qオリーブチキンカフェ」大鳥居店、「新総合居酒屋 和民のこだわりのれん街」大井町東口店、「ワタミ手づくり厨房」中京センターに、「実質再エネ100%使用の電気」が供給されています。
また、社外においても、学校法人郁文館夢学園様(東京都文京区)など約400拠点に「実質再エネ100%使用の電気」を供給しています。今後も、パートナーシップによって他社様施設も含め「再エネ100%使用の施設」を増やしていき、持続可能な社会実現に貢献していきます。
「RE100」宣言ワタミグループでは2019年に外食(レストラン・居酒屋)企業として日本で初めて「RE100」を宣言しました。
- 2040年までに事業活動で消費する電力の100%を再生可能エネルギーにすること。
- 中間目標として、2035年までに事業活動の消費電力のうち50%を再生可能エネルギーにすることを目標に、
外食や宅食といった事業における使用電力の再生可能エネルギーへの切り替えおよび使用電力の省エネルギー化に取り組むことで「RE100」の達成を目指します。
※「RE100」について
「RE100」は再生可能エネルギー100%を目標に掲げる企業が加盟する国際イニシアチブです。再生可能エネルギーの使用は、企業にとってエネルギーコストの抑制だけでなく、CO2の排出削減目標達成などにも寄与が見込めます。メンバー加盟企業はITから自動車製造まで、幅広い業種を含みます。「RE100」は、「The Climate Group(クライメイト・グループ)」が「CDP」とのパートナーシップの下で主催する、「We Mean Business」連合の一部です。
ワタミ株式会社
【所在地】東京都大田区羽田 1-1-3
【代表者名】代表取締役会長兼社長 渡邉美樹
【設立】1986 年 5 月
【事業内容】国内外食事業、海外外食事業、宅食事業、農業、環境事業、人材サービス事業
【ホームページ URL】https://www.watami.co.jp
ワタミエナジー株式会社
【所在地】 東京都大田区羽田 1-1-3
【代表者】 代表取締役 清水邦晃
【設立】 1998 年 7 月
【事業内容】 電力事業、地域電力支援
【ホームページ URL】 https://watami-energy
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。