合同会社mushcoのマッシュルームスキンと伝統的工芸品「京うちわ」がコラボした「京うちわ-茸和(Kinowa)」の購入受付を開始

VOIX編集部記者VOIX編集部記者 公開 SDGs
合同会社mushcoのマッシュルームスキンと伝統的工芸品「京うちわ」がコラボした「京うちわ-茸和(Kinowa)」の購入受付を開始

「京うちわ-茸和(Kinowa)」の購入受付を開始

「京うちわ-茸和(Kinowa)」は、国内初のマッシュルームスキン特化型ブランドmushcoが京都の伝統工芸品「京うちわ」とコラボレーションし、開発した商品です。きのこ由来の新素材を使用することで、日本の伝統産業の発展と環境保護を目指しています。
この商品は、公式サイトにて購入予約の受付が開始されており、化粧箱入りで贈り物としても最適です。

このニュースのポイント
  • 「京うちわ-茸和(Kinowa)」はきのこ由来のサステナブル素材を使用
  • 公式サイトで購入予約受付開始
  • 伝統産業と環境保護の両立を目指すプロジェクト

<以下リリース>

【伝統産業を”きのこの力”で未来へ繋ぐ】京都の伝統産業とサステナブル新素材のコラボ商品を新開発!『京うちわ-茸和(Kinowa)-』購入受付がスタート!

日本の伝統と地球環境を未来へ。国内きのこ由来のサステナブルブランドが取り組む「伝統を”きのこの力”で次世代に繋ぐ」プロジェクト第1弾!公式サイトにて商品購入の受付を開始。

国内初(※1)のマッシュルームスキン(マッシュルームレザー)特化型ブランド「mushco(ムシュコ)」(運営:合同会社mushco、代表: 日野 嘉彦)が、京都市の伝統的工芸品「京うちわ」とのコラボ商品『京うちわ-茸和(Kinowa)-』を新開発し、公式サイトにて購入予約の受付を開始しました。

本プロジェクトは、日本の伝統産業に地球環境に配慮した持続可能な素材を活用することで、新しい価値を創造し日本の伝統技術を未来へと継承することを目的としています。

『京うちわ-茸和(Kinowa)-』販売ページ: https://mushco.jp/products/kyoto-fan

■プロジェクト紹介

国内初のマッシュルームスキン(マッシュルームレザー)特化型ブランド「mushco」はこの度、京都の伝統的工芸品である「京うちわ」の製作を行う塩見団扇株式会社(代表: 秋田悦克)と共同できのこ製京うちわ『京うちわ-茸和(Kinowa)-』を新開発し、購入受付を開始しました。本プロジェクトは、国内初のマッシュルームスキン特化型ブランド「mushco」が今後手がけていく「伝統を”きのこの力”で次世代に繋ぐ」プロジェクトの第1弾となります。日本文化の柱である日本の伝統産業と新素材である「マッシュルームスキン」のコラボレーションを通して日本の伝統産業の発展と存続、並びに高付加価値化に繋げていくことを目指します。

■取り組みの社会的背景

<伝統産業の重要性>

近年、ライフスタイルや消費者ニーズが急速に変化し、日本の伝統が失われつつあります。しかし、伝統産業は日本の歴史や文化を継承し、人々の心を豊かにし、感性を育む重要な役割を果たしてきました。

また、それだけでなく伝統的工芸品はその地域の歴史や文化と深く結びついており、地域のアイデンティティを形成する要素となっています。これにより、次世代に文化を継承する役割を果たすだけでなく、地域コミュニティの維持や地域経済にも貢献しています。

AIの普及により単純業務が効率化される未来において、人々に求められるのはイノベーティブな思想です。そのため我が国の伝統産業は未来に向けて持続可能な形で発展し、人の感性や創造性を育む重要な存在であり続けることが求められます

<伝統産業の現状>

日本の伝統的工芸品の生産額は、1980年代のバブル期をピークに大幅に縮小しており、2015年にはピーク時の約1/5にまで減少しました。(※2)平成28年度の生産額は約1,000億円にとどまり、低迷が続いています(※3)また、その収益性の悪化により後継者不足にも悩まされる事業所も数多くいます。

<伝統産業の存続と発展の鍵>

伝統産業の存続と発展には、現代のライフスタイルに適応するための新技術の導入やデザインの刷新が重要です。これにより、若者世代や観光客への認知度を向上させ、伝統産業への関心を高めると共に高付加価値商品への展開も期待できます。

さらに、観光業との連携を強化し、伝統産業の活性化を図ることが求められます。この取り組みにより、収益性の改善が期待でき、後継者育成や雇用環境の改善にも繋がります。

■マッシュルームスキンとは

マッシュルームスキン(キノコスキン、 マッシュルームレザー)とは、キノコの菌糸体から作られるレザーライクな新素材です。

マッシュルームスキンは原料に石油を含まず、化学物質の使用を最小限に抑え製造可能。動物性の天然皮革や合成皮革に比べ製造過程での環境負荷が非常に低く、動物愛護を考慮した素材としてファッション業界やインテリア業界などで昨今注目されています。

本素材の普及を後押しする時流としては、①動物愛護(アニマルウェルフェア)、②脱石油、③日本の林業・木材産業業界への貢献などが挙げられます。

特に③日本の林業・木材産業業界への貢献については、mushcoの採用するマッシュルームスキンでは、素材の元となるキノコを育てるために国産材のおがくずが利用されていることから、素材の普及を通して日本の新しい木材利用用途を創出し、需要増加・価値向上へ繋げ我が国の森林産業の採算性を改善し持続可能な森林(サステナブルフォレスト)へ繋げることが期待できます。

※詳細はこちら(キノコが持つサステナブル・フォレスト(持続可能な森林経営)への可能性)

■商品説明

日本初のきのこ(茸)由来のレザーライクな新素材「マッシュルームスキン(マッシュルームレザー)」と京うちわのコラボ製品です。

プレゼントに嬉しい化粧箱入りのため、大切な方へ、またはお世話になった方への贈り物としても印象的なギフトとしても非常におすすめです。うちわ立は壁掛けにもお使いいただけます。

※インテリアとしての利用をオススメしています。

<商品の特徴>

①伝統と新素材の革新的なコラボ製品

京うちわの伝統技術と新しいエコ素材であるマッシュルームスキンが融合し、日本の文化と地球環境を共に守り、未来へ紡ぐ商品です。

②世界に一つ、自分だけの柄

それぞれ異なる天然の模様が特徴で、一つとして同じ柄がないため、購入者に唯一無二の特別感を提供します。

③きのこ由来のサステナブル素材を使用

動物性皮革や合成皮革に比べ、環境負荷が低く、石油を使用しないマッシュルームスキンは、持続可能な社会の実現に貢献します。

<詳細情報>

商品名:京うちわ-茸和(Kinowa)-

価格:27,000円(税込)

商品内容:マッシュルームスキン製京うちわ1枚、うちわ立1セット

素材:マッシュルームスキン、竹、天然木(栂)

サイズ: 大きさ :30cm×36cm (本体)

■購入方法

mushco公式サイトからの購入をお願いいたします。

『京うちわ-茸和(Kinowa)-』販売ページ: https://mushco.jp/products/kyoto-fan

■目安の納期

注文から発送まで約1〜2か月を予定しております。

■販売個数

生産の都合上、1ヶ月あたりの販売個数は100個までを目安としています。

1ヶ月あたりの注文数が上記数を上回る場合、お届けまでさらに期間を要します。

■mushcoとは

mushco(ムシュコ)は日本初のマッシュルームスキン(マッシュルームレザー)特化型ブランドとして、2023年12月にブランドローンチをしました。

※mushcoの名前の由来はmush(きのこ)+co(共に)

サステナブルな素材であることだけでなく、マッシュルームスキンが持つ1つ1つの柄が凹凸を自然素材ならではの個性として捉え、その良さを活かした商品を開発するとともに、その商品を手にとり使用して頂く方の個性や多様性を尊重する存在でありたいと思っています。環境に優しいマッシュルームスキンという素材を使った商品を開発されサステナブルな社会に繋げるとともに、製品の持ち主が個性や多様性を尊重され、心地よく幸福に感じられることを目指して、「サステナブルとウェルビーイングを両輪で実現する」ことをミッションに掲げています。

■担当者コメント

合同会社mushco 代表取締役CEO 日野嘉彦

この度、京都の伝統的工芸品である京うちわとのコラボの機会に恵まれ、大変光栄に思っています。

日本の伝統産業は日本の文化を継承するだけでなく人々の心の豊かさを育むかけがえのないものであり、今後の効率化が急速に加速する今後の未来において、人々の創造性を育む重要な役割を担うと思っています。我々の取り扱うきのこ由来のサステナブル新素材の力で日本文化の存続・発展に貢献するとともに持続可能な地球環境にも繋げていきます。

■会社概要

社名:合同会社mushco

本社:東京都渋谷区道玄坂1丁目10番8号渋谷道玄坂東急ビル2F−C

代表者:代表取締役社長 日野 嘉彦

連絡先: info@mushco.jp

コーポレートサイト:https://mushco.jp/

※1 2024年3月22日時点、日本ナンバーワン調査総研調べ

日経テレコン、J-PlatPat、PR TIMEにて、「マッシュルームレザー」で調べた結果、特化型ブランドとしての既出は無し。

※2 株式会社日本政策投資銀行 (2018). 「地域伝統ものづくり産業の活性化調査<概要版>」

※3 経済産業省(2022).「経済産業省説明資料」

<以上>


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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
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SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
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