OPA運営の3施設で衣料品回収が開始され、サステナブル社会に貢献

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OPA運営の3施設で衣料品回収が開始され、サステナブル社会に貢献

ファッション業界の廃棄衣料問題解決へ向けた取り組みがスタート

株式会社OPAとスタートアップ企業BIOTECHWORKS-H2が協力し、ファッションロス問題に取り組む新たなプロジェクトが始動。横浜・三宮・新百合ヶ丘で衣料品回収が行われ、廃棄衣料を再生可能エネルギーである水素に変換する計画が進行中です。

  • 衣料品回収開始: 横浜ビブレ、新百合丘オーパ、三宮オーパで9月17日から回収開始。
  • 水素エネルギーへの変換: 回収した衣料品は2026年以降、再生可能エネルギーである水素に変換。
  • サーキュラーエコノミー実現へ: 廃棄繊維を利用して環境負荷を軽減。
  • 全国展開予定: 今後、全国の商業施設や公共機関でも回収BOXの設置が進む予定。

9月17日から、株式会社OPAが運営する3つのファッションビルで、廃棄衣料の回収がスタートします。これは、スタートアップ企業BIOTECHWORKS-H2とのパートナーシップによる取り組みの一環であり、ファッションロス問題を解決するために、回収した衣料品を水素エネルギーに変換する計画です。このプロジェクトはサステナブル社会の実現を目指し、全国展開も予定されています。

 

<以下リリース>

商業施設とスタートアップが手を組んで、ファッション業界の廃棄衣料問題解決に挑む 循環型社会の実現を目指すパートナーシップ締結~OPA運営の3施設で9月17日より新たな衣料品回収を開始~

東京とシリコンバレーを拠点とする革新的なグローバルスタートアップ企業“BIOTECHWORKS-H2”(以下、当社)は、 オーパ・ビブレ・フォーラスの屋号でファッションビルを運営する株式会社OPA(以下、OPA)とパートナシップを締結し、社会問題である「ファッションロス削減」への意識を高める取り組みを推進する一環として、この度、OPAが運営するファッションビル3施設にて、衣料品回収を開始することとなりました。まずは9月17日(火)より、横浜・新百合ヶ丘の2施設で、さらに9月21日(土)からは三宮でも開始となります。

横浜ビブレ・三宮オーパ・新百合丘オーパにて回収開始

当社では2023年7月より、サーキュラーエコノミー実現にむけ「REBORN by BIOTECHWORKS H-2(ごみZEROプロジェクト)」に取り組んでいます。ゴミから水素へ”をテーマに、廃棄物のほとんどを再生可能エネルギーである水素エネルギーに変換するもので、2025年のプラント建設開始を見込んでいます。

この取り組みに賛同したOPAとこの度パートナーシップを締結し、ファッションビル3施設(横浜ビブレ、三宮オーパ、新百合丘オーパ)にて衣料品回収BOXを設置することとなりました。

各所で回収された衣料品は一時的に倉庫へ集められたのち、繊維製品からは総量の5~6%の水素化が可能な当社開発のプラントへ送られ、2026年以降に再生可能エネルギーへと変換されます。(※当社概念実証済)

今回の3施設での回収BOX設置開始を皮切りに、今後は全国各地の商業施設や公共機関などへの設置が予定されています。

尚、OPAでは回収した衣料品を産学連携にて利活用の後、BIOTECHWORKS-H2での水素エネルギー化を目指しています。

サステナブルファッションの認知は国民の半数以上に! 循環型社会の実現に向けて“廃棄”にも注目!

2022年度に環境省が行ったサステナブルファッションへの意識調査によると、国民の半数以上はサステナブルファッションを認知している※という結果が出ています。実際に衣料品回収や古着(リユース・リサイクル)も増えてきており、サステナブルファッションへの関心の高まりも感じられるようになりました。しかしながら、ファッション業界の大量生産・大量消費、大量廃棄が進む現代社会において、衣料品の製造にかかる資源やエネルギー使用増加、ライフサイクルの短命化などから環境負荷が非常に大きく、国際的な課題となっているのが現状です。

そうした背景から、サステナブル生地素材の開発と販売を営む当社の親会社である有限会社やまぎんは、地球温暖化の大きな要因となっている、化石燃料を燃やす際にでる大量のCO₂に着目し、特殊技術によって分別をせず廃棄繊維を水素化させることに成功しました。そして、『BIOTECHWORKS-H2』を設立し、廃棄物のほとんどを再生可能エネルギーである水素エネルギーに変換し、サーキュラーエコノミー実現を推し進めるプロジェクトを2023年7月よりスタートさせました。

 “廃棄物を燃焼させずにガス化する”という独自のプラント技術により、有機廃棄物の99%以上を再生可能エネルギー化することが可能です。鉄などエネルギー化ができない廃棄物(スラグ)も捨てずに鉄は鉄くずとして、その他はアスファルトや建築資材などに有効活⽤します。プラントで発生した混合ガスは水素とCO2に分けられ、水素は燃料電池や水素コージェネレーション等で再生可能エネルギーとして発電に使用されます。

今回は、廃棄繊維を水素に変える取り組みの大きな一歩として、当社はOPAと手を組んで衣料品回収をスタートすることとなりました。

※「関心や取り組んだことがある」「知っているが関心はない」の合計

ポジティブにファッションを楽しむ環境の提供を目指す OPA×当社の取り組み

「ファッションロス削減」への意識向上に向けた共同プロジェクト

OPAと当社は、アパレル業界が直面する社会課題である「ファッションロス削減」への意識を高めていく取り組みの一環として、“ポジティブにファッションを楽しむ環境” を提供することを目的に、両社が既存の事業領域の枠組みに捉われず、様々な取り組みに挑戦していきます。

サステナブル素材「ZERO-TEX®」を活用したインフォメーション制服を採用!

OPAが運営する施設において、有限会社やまぎんが開発したサステナブル素材「ZERO-TEX®」を活用したインフォメーション制服を2023年4月より採用し、OPAで働くスタッフ一人ひとりの個性や体調、気候に合わせて、複数パターンから組み合わせを自由に楽しめ多様な着用スタイルを展開することで、ファッションを楽しみながらSDGsを達成することを目指す取り組みを行っています。

OPAにて新たな衣料品回収スタート!-グリーンウォッシュフリーな「ファッション循環」を目指す‐

今回は新たな試みとして、当社とOPAの更なる共同取り組みの追い風となるよう、パートナシップ締結式を行うとともに、横浜ビブレにて衣料品回収を開始します。現地に設置された回収BOXへ衣料品を入れると、その場で計測を行い、将来的に生成される水素量とCO2削減量の予測値を算出します。地球儀部分のスクリーンにはその衣料品がどのように水素として生まれ変わるか、手放されてからエネルギー生成までの流れが投影されます。お客さまは、このアクションを通じて気軽にサステナブル活動に参加することができ、各々の環境に対する意識を向上させます。私たちのサービスはこれまで廃棄されていたものから水素を生成するプラントとすべてを管理するデジタルプラットフォームの提供によってサーキュラーエコノミーとトレーサビリティを実現します。

『BIOTECH WORKS–H2』衣料品回収BOX設置場所 概要

▼設置場所/設置期間

・横浜ビブレ 1F インフォメーション前 (住所:神奈川県横浜市西区南幸2-15-13)

/9月17日(火)~9月29日(日)

・三宮オーパ 1F エレベーター前(住所: 兵庫県神戸市中央区三宮町1-5-26)

/9月21日(土)~9月29日(日)

・新百合丘オーパ 1Fインフォメーション前(住所:神奈川県川崎市麻生区上麻生1-1-1)

/9月17日(火)~9月29日(日)

※詳細は各店舗ホームページをご確認ください。

▼OPA公式サイト:https://www.opa.gr.jp

▼横浜ビブレ:https://www.vivre-shop.jp/yokohama

▼三宮オーパ:https://www.opa-club.com/sannomiya1
▼新百合ヶ丘オーパ:https://www.opa-club.com/shinyurigaoka

当社は、2025年開催の『大阪・関西万博』ヘルスケアパビリオン出展の候補企業です!

先日、公益財団法人大阪産業局による「第2回HeCNOS AWARD(ヘクノス・アワード)」受賞をうけ、2025年開催の日本国際博覧会(大阪・関西万博)大阪パビリオン出展へ向けて動き出しています。当社では「REBORN by BIOTECHWORKS H-2(ごみZEROプロジェクト)」として、「廃棄物から水素へ、水素から再生可能エネルギーへ」というミッションのもと、透明性の高いサーキュラーエコノミーの実現を目指しています。 繊維だけではなく、ほぼすべての有機性廃棄物を燃やさずにプラントでガス化し水素を生成、その水素をさらに再生可能エネルギーとして活用するカーボンニュートラルな世界を実現させます。 大阪・関西万博では、世界各国から来場する人々へ、グリーンウォッシュを避け化石燃料に頼らない、“世界一クリーンな街・大阪”の未来の姿をお見せしたいと考えています。

会社概要

【株式会社BIOTECHWORKS-H2】

所在地:東京都渋谷区神宮前6-18-3 神宮前エスビル6階

代表者:⻄川明秀

設⽴:2023年7月5日

URL:https://www.biotechworks.co.jp

人や生命の源である有機物を私たちのハイテクノロジーによって、再生可能エネルギーである水素に変換し、有機物本来の姿であるサーキュラーエコノミーを無理なく永続的に⾏うプロジェクト。

「廃棄物=ごみ」からは脱却を。今までの廃棄物のあり方を根本的に覆します。

<以上>


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【SDGs について】   SDGs について
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。

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