特定非営利活動法人唐津Farm&Foodが「対馬SDGsパートナーズ」に正式登録

NPO法人唐津Farm&Food（所在地：佐賀県唐津市、理事長：濱口のぞみ）は、2024年9月17日、対馬市が推進する「対馬SDGsパートナーズ」に正式に登録されました。これにより、同団体は対馬市との連携を強化し、地域のSDGs達成に向けた取り組みをさらに推進していきます。
https://karatsu-f-f.com/sdgs.html

対馬SDGsパートナーズとは？

「対馬SDGsパートナーズ」は、対馬市が地域全体でSDGsの達成を目指し、企業や団体、市民活動にSDGsを取り入れるために設けられた取り組みです。企業や団体を「対馬SDGsパートナー」、市民活動やサポートを行う人々を「対馬SDGsサポーター」として登録し、各々の活動を”見える化”することで、対馬市におけるSDGsの主流化を図っています。
普段の活動にSDGsを取り入れ、持続可能で安心・安全に暮らせる対馬の未来を築くために、対馬SDGsパートナーズは企業や団体、市民の登録を呼びかけています。

https://www.city.tsushima.nagasaki.jp/gyousei/soshiki/shimadukuri/sdgs/sdgs/4561.html

唐津Farm&Foodのこれまでの取り組み

唐津Farm&Foodは、対馬市との協力を通じて、海洋プラスチック問題の解決に向けた様々な活動を展開してきました。これまでに以下のようなSDGsに関連するイベントを共催し、地域社会のSDGs達成に貢献してきました。
https://karatsu-f-f.com/sdgs.html

1. 博多大丸 クリスマスツリー点灯式 （2022年11月12日）

博多大丸エルガーラで開催されたクリスマスツリー点灯式では、対馬の海洋プラスチック問題に焦点を当てたワークショップを実施し、唐津南高校虹ノ松原プロジェクトチームがプレゼンテーションを行いました。

2. アースデイ ワークショップ （2023年4月21日～23日）

アースデイには株式会社博多大丸の九州探検隊と対馬西部中学校でSDGsワークショップを開催！海ゴミタイルアートプロジェクトでは対馬の海洋プラスチックを使ったタイルで、ヤマショウビンをモチーフにしたアート作品を対馬市民と一緒に作りました。
https://karatsu-f-f.com/tsushima.html

3. クリスマスアップサイクルイベント （2023年11月11日）

大丸福岡天神店で行われたクリスマスイベントでは、廃プラスチックをアップサイクルしてフラワーポットを作成するワークショップを開催。地域の廃プラスチックを「循環」テーマに変える取り組みを進めました。

4. 対馬でのアップサイクルワークショップ （2024年2月16日・17日）

対馬市でアップサイクルワークショップを開催し、ペットボトルキャップからキーホルダーを作成。SDGs劇団がデザインしたツシマヤマネコの金型も披露され、対馬市の生徒たちも大喜びでした！そして対馬青年の家でフラワーポット作りワークショップ & SDGs カフェに参加しました。

5. 対馬学フォーラムでのプレゼンテーション （2024年3月17日）

対馬学フォーラムに参加し、九州探検隊とともに「つくる責任 つかう責任」をテーマにプレゼンを実施。対馬と福岡での活動を共有し、共に未来のための取り組みを進めています。

6. 金沢美術工芸大学とのプロジェクト （2024年8月20日～22日）

金沢美術工芸大学とサラヤ×対馬のプロジェクトに参加し、クジカ浜でのペットボトルキャップ採取やアップサイクル活動を行いました。対馬市と奈良県生駒市の環境教育プログラム開発にも参加しました。

今後の展望

NPO法人唐津Farm&Foodは、今後も対馬市との協力を強化し、SDGsの達成に向けた活動をさらに広げていく予定です。特に、海洋プラスチック問題の解決に向けたアップサイクル活動を北西九州全体で推進し、地域の力を結集して持続可能な未来を築くための取り組みを進めていきます。

対馬は日本国内で最も海洋プラスチックが漂着する地域の一つです。NPO法人唐津Farm&Foodは、この課題に取り組むため、対馬市や他地域との連携を深め、廃プラスチックを資源に変えるアップサイクルプロジェクトを展開していきます。