ベガルタ仙台 のSDGsへの取り組み、「ベガルタ仙台SDGs基本指針」を策定

VOIX編集部 小川望海VOIX編集部 小川望海 公開 SDGs
ベガルタ仙台 のSDGsへの取り組み、「ベガルタ仙台SDGs基本指針」を策定

ベガルタ仙台 のSDGsへの取り組み、SDGs基本指針と5つの重点目標「ベガルタ仙台SDGs基本指針」を策定

”SDGsの達成に向けて取り組むことで、地域のみなさまから「次世代にも残したい大切なものはベガルタ仙台」と言っていただけるクラブを目指してまいります”

このたびベガルタ仙台では、SDGs基本指針と5つの重点目標、スローガンを策定しましたので、お知らせいたします。
SDGsの達成に向けて取り組むことで、地域のみなさまから「次世代にも残したい大切なものはベガルタ仙台」と言っていただけるクラブを目指してまいります。

ベガルタ仙台SDGs基本指針

いま、私たちの暮らす社会では、環境・政治・経済など様々な分野で多くの危機的な問題が顕在化してきています。たとえば、世界に類を見ない高齢化の進展と労働人口の減少、自然災害の頻発化・大規模化、そして感染症のパンデミックなどの問題が、社会の持続可能性を脅かす大きな要因となっています。
当クラブを含む企業のビジネス環境の持続可能性も不確実さを増しており、だからこそ、企業は規模の大小や業種に関わらず、それぞれが本業のプロセスでSDGs(持続可能な開発目標)の達成に役割を果たせるようにビジネスを進化させることが必要であり、それはクラブの「生存戦略」としても不可欠です。「スポーツは、よろこび、悲しみ、嘆き、感動、感激、満足、期待、不安、怒り、反省、後悔、なぐさめ、連帯感、孤独感など人生で経験するすべての感情を経験できるという意味で人生の縮図だ」という朝比奈一男氏(運動生理学者)の言葉があります。(※)
スポーツが愛され、リスペクトされるのは、選手・スタッフの厳しい練習の積み重ねと真剣な試合などを通して、こうした「人生の縮図」としての感情経験を提供できるからであり、私たちスポーツクラブには、スポーツの持つ、人々を集める力、巻き込む力を使って、SDGsの認知度向上を図るとともに、達成に貢献する「スポーツSDGs」の推進が求められています。

そこで、当クラブはJクラブの根本である社会連携活動「シャレン!」によって地域課題の解決に取り組むとともに、東日本大震災を経験した被災地のクラブとして、防災活動を含めた安心安全なまちづくりに貢献することなどにより、SDGsの達成に向けて取り組んでまいります。
また、「市民クラブ」として、市民・県民、各自治体、企業そして学校・各団体など地域のすべてのステークホルダーのみなさまのハブとなり、パートナーシップで地域課題の解決に取り組み、地域とともに未来を創る活動に全力をあげてまいります。
その結果として、地域のみなさまから「次世代にも残したい大切なものはベガルタ仙台」と言っていただけるクラブを目指してまいります。
※朝比奈一男「体育の科学『現代スポーツの諸問題 ドーピング』」1971より引用

私たちが重点的に取り組む5つのSDGs項目

SDGs17項目のうち、「当クラブにおける事業・アセットの強み」と「地域のニーズの大きさ」などを考慮し、以下の5つを重点目標として取り組んでまいります。

◇目標3 すべての人に健康と福祉を
あらゆる年齢のすべての人の健康的な生活を確保し、福祉を推進する
<クラブ目標>
あらゆる年齢のすべての人々が参加できる生涯スポーツへの貢献

◇目標4 質の高い教育をみんなに
すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
<クラブ目標>
スポーツを通じた、どこでも通用する人材の育成

◇目標11 質の高い教育をみんなに
すべての人に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する
<クラブ目標>
スポーツを通じた、どこでも通用する人材の育成

◇目標12 つくる責任 つかう責任
持続可能な消費と生産のパターンを確保する
<クラブ目標>
持続可能な消費と生産のパターンを確保するスタジアムなどでの再生可能資材の活用、ごみゼロなど持続可能なライフスタイル

◇目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
持続可能な開発に向けて実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する
<クラブ目標>
市民、行政、企業、NPOなどの地域の担い手をつなぎ、SDGsの取り組みを推進

ベガルタ仙台SDGsスローガン2021

ベガルタ仙台 みんなのSDGs ~Go for Everyone’s Sustainability~

ベガルタ仙台は、地域のファン・サポーター、ボランティアのみなさまと共にある「市民クラブ」であり、これに自治体や企業のみなさまも巻き込むことで、地域一丸でSDGsの達成に取り組み、地域課題の解決、安心安全なまちづくりに貢献します。

次世代によりよい社会を残していくため、SDGsの達成を目指します ✓
クラブがファン・サポーター、自治体・企業などとのハブとなり取り組みを推進します ✓
みなさまから「次世代にも残したい大切なクラブ」と言っていただけるよう取り組みます ✓

<参考>

社員クレド2021(例)

クラブのフロント社員は、個々に以下のようなマイクレドカードを持ち、日々の業務の中でSDGsの取り組みを推進してまいります。

  1. 私は、スタジアムでの観戦を通じて、スポーツの多様な価値観(する、観る、支える、語る)に基づき、すべての人々に心身の健康的な生活を確保し、福祉の促進に取り組みます。
  2. 私は、スポーツの力を信じて前へ進める、「どこでも通用する人づくり」を合言葉に、アカデミー事業などに取り組みます。
  3. 私は、スポーツを通じて地域の「お役に立てる」ことはないか、常に一人ひとり考え行動します。
  4. 私は、「エコステーション」を核に、ゴミの分別と減量を図り“SDGsスタジアム”を目指します。
  5. 私は、震災復興の思いを発信するとともに、災害リスクに配慮した負けない「防災環境都市づくり」に寄与します。
  6. 私は、自治体・学校・企業・各種団体などと連携し、地域課題の解決を通じて、SDGsの目標達成に取り組みます。
  7. 【社員一人ひとりのSDGs】私は「                       」をします。
※文中の製品やサービスなどの名称およびロゴは、各社の商標または登録商標です。

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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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