「SDGsボトムアップ・アクションプラン2021」、SDGs市民社会ネットワークのSDGsへの取り組み
この記事の目次
「SDGsボトムアップ・アクションプラン2021」を発表、SDGs市民社会ネットワーク「SDGsジャパン」 のSDGsへの取り組み
「誰一人取り残さない」社会の実現には、多分野にわたるSDGsを軸にした施策が必要。140の市民社会グループらが提言
BAP2021は、日本政府が2018年以降毎年発表している「SDGsアクションプラン」に対し、SDGsジャパンに参加する140あまりの市民社会団体による、私たちのめざす「誰一人取り残さない」社会の達成に向けた政策提言を取りまとめたものです。
<BAP2021(PDF)ダウンロード>
以下のアンケートにご回答後、BAP2021をダウンロードすることができます。
https://forms.gle/ZjvVrPHvLK3qWY7x8
4つの重点事項への市民社会からの提言のキーワード
政府が示す「日本のSDGsモデル」の4つの重点事項に対してボトムアップの視点で、市民社会の優先課題に注目した分野別の政策提案をまとめています。
重点事項1【感染症対策と次なる危機への備え】
- 国籍や性別、障害、LGBTIQ等に関わらず、誰もが保健・医療へのアクセスが保障される、「誰も取り残さないユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)」の実現
- 生活困窮者・移民労働者など弱い立場に置かれた人や団体がさらに困窮化することをを防止するための対策は不可欠
- コロナ下での社会の持続性(安定的雇用の確保・COVID-19対策への多国間・二国間支援・市民社会の支援など)
重点事項2【よりよい復興に向けて、ビジネスとイノベーションを通じた成長戦略】
- 雇用の促進と格差是正の推進
- 社会参加の機会をすべての人に保障
- 人権デューデリジェンス(企業が事業活動に伴う人権侵害リスクを把握し予防や軽減策を講じること)と行動計画(NAP)の着実な実施
重点事項3【SDGsを原動力とした地方創生、経済と環境の好循環の創出】
- 地域の住民やコミュニティ、市民社会組織、起業、自治体と連携したボトムアップ型の地域活性化を推進
- 外国人労働者や難民など多様なルーツをもつ人々との共生社会の形成
- 社会的責任に配慮した公共調達を実現
重点事項4【一人ひとりの可能性の発揮と絆の強化を通じた行動の加速】
- 貧困・格差の解消
- ジェンダー・SOGI(性的指向/性自認)・障害等に基づくあらゆる人々に対する差別の撤廃・エンパワーメント
- 国際教育支援をはじめとする「誰一人取り残さない」ための国際協力の推進
SDGs達成に向けた約180の提言を発信
「誰一人取り残さない」社会の実現に向け、多様な分野でSDGsを軸にした政策/施策が必要です。BAP2021では教育支援や保健、ジェンダーなど多様な分野での提言を行っています。
- 外国籍の子どもたちに義務教育と日本語教育を含む総合的支援を
- コロナ禍からの復興におけるジェンダー主流化の推進、ジェンダー視点に立った対応の強化
- 「東京栄養サミット2021」に向けたリーダーシップとコミットメント
- 地方自治体におけるローカル指標の策定推進
- SDGsの実現に直結した企業ガバナンス改革のルール作りに主導権を
- ハード面の「防災」に加え、被害を最小化させるソフト面の「減災」「適応」への取り組みを
- 子どもに対するあらゆる暴力の撤廃と子どもの保護に着目した国際協力を
10月1日にはSDGsジャパンでは、BAP2021執筆者らが登壇し、同提言書のポイントを開設するウェビナーを開催します。ぜひご参加ください。
ウェビナー | 「SDGs達成期限まで残り9年。今、最も重要なことー 市民社会の視点から」 |
主催 | (一社)SDGs市民社会ネットワーク |
日時 | 2021年10月1日(金)16:00~18:00 |
参加費 | 無料 |
申込先 | https://zoom.us/webinar/register/WN_yqDEAn0lT2yvTrQbB1AZKw |
問合せ先 | SDGsジャパン事務局(担当:久保田、西村)Email: teigen@sdgs-japan.net |
プログラム | (予定)
(1)開会 (2)基調報告 (3)BAP2021の紹介 (4)執筆に参加した各団体から提言の重点の発表と、質疑 (5)閉会挨拶 |
詳細 | https://www.sdgs-japan.net/single-post/10-1-webinar |
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。