「SBTイニシアチブ」の「1.5℃目標」認定取得、ヤマハ のSDGsへの取り組み
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ヤマハグループが温室効果ガス排出量削減目標において、「SBTイニシアチブ」の「1.5℃目標」で認定を取得
ヤマハ株式会社は、中長期的な温室効果ガス排出量削減目標において、国際的な環境団体であるSBTイニシアチブから、「1.5℃目標」での認定を取得
ヤマハグループの温室効果ガス排出量削減目標(注3) [2017年度比]
- Scope1 + Scope2:2030年度までに55%削減(2050年度 実質カーボンニュートラル)
- Scope3:2030年度までに30%削減
当社グループの中長期的な温室効果ガス排出量削減目標は、2019年6月に国際的な環境団体であるSBTイニシアチブから「2.0℃目標(注2)」で認定を受けましたが、このたび、カーボンニュートラル実現に向けた国際社会の動向を踏まえ、Scope1+Scope2の削減目標を前回の32%削減から55%削減へと大幅に引き上げる、より意欲的な「1.5℃目標」で申請し、認定を取得しました。
今後、この削減目標を達成すべく、本年1月に発足した、社長を委員長とする「サステナビリティ委員会」の下部部会である「気候変動部会」にて、気候変動に関する全社的な議論を進めながら、再生可能エネルギーの積極導入、エネルギー高効率設備導入、省電力製品開発、物流合理化等の取り組みを加速させてまいります。
注1: SBTはScience Based Targetsの略。パリ協定目標達成に向け、科学的根拠に基づいた温室効果ガスの排出量削減目標設定を促し、その目標の評価や承認を行うイニシアチブ。環境情報の開示に関する国際NGOであるCDP、国連グローバル・コンパクト、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)の4団体が共同で2015年に設立。
注2: 産業革命以降の気温上昇を1.5(2.0)℃以内に抑えるための科学的根拠に基づく削減目標
注3: Scope1:燃料使用等による自社施設からの直接排出
Scope2:自社が購入したエネルギー(電気、蒸気等)の使用による間接排出
Scope3:Scope1、2以外の自社バリューチェーンからの間接排出(原材料・部品調達、輸送、製品の使用等)
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。