千葉銀行が「経営企画部SDGs推進室」を10月1日より新設

株式会社千葉銀行が「経営企画部SDGs推進室」を新設、サステナブル・ファイナンスの推進などSDGsへの取組みを強化

株式会社千葉銀行（頭取 米本 努）が、10月1日より「経営企画部SDGs推進室」を新設する。

千葉銀行がSDGsの達成と脱炭素社会実現への取組みをグループ一体で推進

2030年のSDGsの達成 および 政府が掲げる2050年の脱炭素社会実現に向けた取組みをグループ一体で推進するため、全体を統括する部署として「経営企画部SDGs推進室」を新設、主要関連部に兼務者を配置し、すべての本部部署とグループ会社にSDGs推進担当者を新たに任命するという。

取引先へのコンサルティングや自治体との連携などをつうじて「サステナブル・ファイナンスの推進」「グループ全体のＣＯ２排出量削減」「炭素関連資産の削減」の取組みを加速させる。

千葉銀行のSDGsや脱炭素の関連目標

千葉銀行は、SDGsや脱炭素の関連目標として、2030年度までに環境課題や社会課題の解決 および 取引先のESGやSDGsへの取組みを支援するファイナンスとして環境系ファイナンス 1 兆円を含む「サステナブル・ファイナンス2 兆円の実行」、2036年度までに「石炭火力発電融資残高ゼロ」を目指している。

千葉銀行におけるSDGsの推進および脱炭素に関連する主な取組み

• 2017年 11月： 「ESG推進委員会」を設置
• 2019年 2月： 経営企画部内にサステナビリティ担当者を配置
• 2019年 5月 ：「ちばぎんグループSDGs宣言」・「TSUBASA SDGs宣言」の公表
• 2019年 7月： 「ちばぎんグループサステナビリティ方針」の公表
• 2019年 12月： 石炭火力発電等にかかる融資ポリシーの公表、「TCFD」提言への賛同表明
• 2020年 11月： 「ちばぎんグループ人権方針」・「ちばぎんグループ環境方針」の公表
• 2021年 7月： サステナブル・ファイナンスの実行額目標の開示
• 2021年 10月： 経営企画部内にSDGs推進室を設置（今回）

<公式ページ>

【SDGs について】  
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。　中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。　SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。

※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。