「STEMN-ステムン-」クラウドファンディング開始。株式会社JOURO のSDGsへの取り組み
この記事の目次
「STEMN-ステムン-」クラウドファンディング開始、株式会社山櫻と株式会社JOURO のSDGsへの取り組み
日本初・業界初のゴミを排出しない、廃棄される茎を使用した地球に還る植物用ポット
(プロジェクトURL:https://tanetomi.en-jine.com/projects/stemn-project)
<プロジェクト概要>
期間:2021.9.28(火)~2021.11.26(金)
URL:https://tanetomi.en-jine.com/projects/stemn-project
STEMNとは
お花業界の現場で廃棄される茎を使用した日本初・業界初の循環型の植物用ポットです。
日本全国のお花の現場では、毎日綺麗な花束やアレンジメント、イベントや冠婚葬祭の装飾、その他商品がお客様のもとに届けられています。私たちは完成品にばかり目を奪われがちですが、その過程において必ず「茎」が必要な長さに切られ、そして廃棄されています。
SDGsが叫ばれる昨今、この植物の茎もゴミとしてただ廃棄するのではなく、何か新たな価値を生み出すために活用できるのではないかと考えました。また、アレンジメントの器もお花が枯れてしまった後に残される器は使い道に困り、倉庫の奥に眠っていたり、ゴミとして破棄されることが非常に多いのが現状です。
STEMNはそうしたゴミ問題の軽減も視野に入れた商品です。
不要になったら土に埋めればやがて地球に還るので、ゴミを排出しません。
STEMNの特徴
・パルプモールドの手法を採用
循環型のポットと廃棄される茎の活用を両立するためにパルプモールドの手法を採用いたしました。
パルプモールドは、卵のパックや製品の緩衝材などによく使用される紙材です。
古紙と水の原料を圧縮・乾燥するだけで強い強度を持ちながらも軽く・優しい風合いの器が出来ます。ここに、集積した茎を乾燥・粉砕し混入することで循環型製品が誕生します。
・土に埋めれば地球に還る優しい器
アレンジメントの器としての役割が終わったら園芸用のポットとして二次利用が可能です。
自宅の土にそのままポットごと植えて頂いて構いません。地中にいる微生物が分解し半年から1年程で地球へ還すことが出来ます。地中へ還す際は一度全体を水に浸してふやけた状態にするとより生分解が早くなります。
【新たな地球資源を一切使用しない】ことで、脱プラにも繋がります。
また、今まで出していたゴミ(廃棄していた茎)を減らしていく効果も期待できますので、地球に優しい器です。
STEMNの詳細
原料:新聞古紙
茎粉:5%配合
重量:約50g
直径:約105mm
深さ:約95mm
容量:約500mm
※園芸用の器としての二次利用も想定している為、底側に穴が開いております。
想定利用シーン
・3,000円〜5,000円ほどのアレンジメントの器(生花及びドライ)
・小ぶりの植物の器
・多肉植物を楽しむ際の器
・苗のポット
ほんの一例ですが、使い方はアイデア次第です。
不要になったら土に埋めれば地球に還る器ですので、アレンジメントへその器の持つ意味をのせたご提案をすることも可能になります。
■使用例:生花アレンジメント
■使用例:ドライフラワーを活用したエシカルアレンジメント
プロジェクトURL:https://tanetomi.en-jine.com/projects/stemn-project
プロジェクト起案者からのコメント
花と緑に関連した各種サービスの開発及び提供をしております、株式会社JOURO代表取締役青木です。
私自身、お花の業界にいながら花束やアレンジメントを製作することは一切できません。
えっ?と驚かれることもしばしばございます。しかし、だからこそ花の現場にいる皆さんがなかなか着手できない企画や商品サービス開発を通じて業界に貢献しようと活動しています。本プロジェクトもその一環です。
本プロジェクトは目標達成型で実施しており、目標未達だった場合はプロジェクトが実現できません。
かといって小規模事業者にとって、必要になる多額の費用を事前に準備することはとても困難です。
多額の借入をするのだって下手したら事業活動が停止してしまう可能性もあります。そんな博打みたいなこと、なかなかできません。
かといって諦めることはしたくありません。
ですので、クラウドファンディングという選択をして、本プロジェクトを実施するに至りました。
実現すれば、日本初の循環型ビジネスモデルです。花業界にとっても非常に意味のある循環型モデルになります。そして、このプロジェクトの先にあるのが、私たちが生活している「地球」を守ることです。
応援よろしくお願いします!
株式会社山櫻について
本プロダクトの共同開発者となる株式会社山櫻は、創業当時から続く、名刺・封筒・挨拶状などオフィス用紙製品を中心とした紙製品事業を軸に、Webサービス事業やプリンター事業、セカンドブランドの展開など紙製品以外の分野でも事業領域を拡大している企業です。
『バナナペーパー』の開発など、変わらない「紙」というものに、エシカルという考えを吹き込むことによって、SDGsに基づいた経営戦略として持続可能な社会へ貢献する数多くの製品を生み出しています。
※バナナペーパーとは、今までは廃棄されるだけだったオーガニックバナナの茎から取った「バナナ繊維」を原料として使用し、古紙または森林認証パルプを加えて作られたフェアトレードの紙です。
株式会社JOURO について
株式会社JOUROは、花と緑に関連した各種サービスの開発および提供をしています。
フラワーディレクターとして活動する代表青木は、フローリストや生産者が苦手とする営業企画マーケティングなどの分野に特化して活動することで、お互いの強みを生かす働き方を実現しています。
オンラインサロン『虹ノアトリエ』について
株式会社JOUROの活動母体となっているオンラインサロンです。現在業界関係者約350名が参加するコミュニティに成長しています。各種テーマで毎日発信される記事、毎月開催の勉強会、プロジェクト募集などのコンテンツを用意しています。
【プレスリリースの無料投稿窓口】
VOIXのリリース受付フォームです。 ご投稿いただいたリリースは審査後、記事としてニュースメディアVOIX上に掲載されます。(掲載料は完全無料です。)
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。