「Gomez ESGサイトランキング2021」をブロードバンドセキュリティが発表

VOIX編集部 小川望海VOIX編集部 小川望海 ESG
「Gomez ESGサイトランキング2021」をブロードバンドセキュリティが発表

株式会社ブロードバンドセキュリティのSDGsに対する取り組み

第2回ESGランキング総合1位は「伊藤忠商事」が獲得!

株式会社ブロードバンドセキュリティ(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:滝澤 貴志、以下 当社)は、「ESGサイトランキング2021」をGomezのウェブサイト(https://www.gomez.co.jp/)で発表したことをお知らせします。
世界的なESG投資の拡大やサステナビリティに対する関心の高まりを背景に、国内の上場企業には、企業価値の向上や企業ビジョンへの共感につながる幅広い非財務情報をウェブサイトでも積極的に発信することが求められています。また、国内外で非財務情報に関する基準の統一化の流れが一段と高まっており、日本においては東京証券取引所の市場再編やコーポレートガバナンス・コードの改訂等も実施されるなか、上場企業においては新しい制度や規制の動向も踏まえた積極的で能動的な情報発信がなお一層期待されています。

当社のゴメス・コンサルティング事業では、これまで国内の上場企業が提供する株主・投資家向け広報(以下、「IR」)サイトランキング調査を14回実施し、企業の情報発信について定点観測を続けてきました。こうした調査において、ESG情報への注目の高まりはここ数年における顕著な傾向として挙げられることから、長年IRサイトランキング調査で蓄積したノウハウやデータを活用し、そのウェブサイトの使いやすさや情報の充実度を目的としたESGサイトランキング調査を2020年から開始しました。
ESGサイトは、先行するIRサイトとは異なり、情報発信の内容や手法に企業ごとに大きなばらつきが存在し、まさに黎明期とも言えます。また、IRサイトと比較して、特定のトピックや項目が大きな社会的注目を浴びて、短期間のうちに情報の優先度が上がることも特徴として挙げられます。こうした新しいトピックや項目を、積極的かつ速やかにウェブサイトに取り入れていくことも求められていると言えるでしょう。 当社のESGサイトランキング調査では、調査項目は「ウェブサイトの使いやすさ」「ESG共通」「E(環境)」「S(社会)」「G(ガバナンス)」の5つの切り口から成り、主要ユザーである株主・投資家だけではなく、幅広いステークホルダーの視点を盛り込んで設定されています。これらをGomezのアナリストが評価し、総合的に優れたESGサイトのランキングを決定します。

「Gomez ESGサイトランキング2021」上位10社は、以下のようになりました。

※「Gomez ESGサイトランキング2021」(2021年9月13日発表)

※11位以下の総合ランキング結果はGomezのWEBサイトをご覧ください。
※前回順位は、「Gomez ESGサイトランキング2020」(2020年8月24日発表)に基づきます。

【総評とESGサイトのトレンド】

・102社を2021年「ESGサイト優秀企業」に選定

「Gomez ESGサイトランキング2021」ノミネート企業368社のウェブサイトから、総合得点6.00点以上に贈られる「ESGサイト優秀企業」に今年度は102社が選定されました。

今回で2回目となるESGサイトランキング調査は、5つのカテゴリから構成され、総合得点だけでなく、5つのカテゴリにおいても得点と順位の算出を行っています。調査結果として、まずESGサイトの拡充に取り組む企業の裾野拡大が挙げられます。本ランキング調査において、本選ノミネート企業から最終調査にすすんだ企業数は、前年度118社から本年度は160社に増加し、最終的な調査結果に基づき決定する「ESGサイト優秀企業」が前年度88社から本年度は102社に大幅増という結果となりました。IRサイトにおいて高いレベルで情報発信を行っていた上場企業において、ESG情報についても新しくページやメニューを設けたり、コンテンツを充実したりする傾向が顕著です。

前年度から大幅にスコア・順位を上げて上位にランクインする企業も多く、大きな順位の変動が見られることが特徴的です。発信情報の質・量ともにまだ黎明期の段階にあるESGサイトにおいては、企業の取り組みの結果が相対的に素早く成果として発揮されると言えます。

また、殆どのノミネート企業において、カテゴリ毎のスコア・順位に大きなばらつきがある傾向は、前年度に引き続いています。特定のカテゴリの結果が大きく足を引っ張って、総合スコア・順位を下げているというケースも多く見られます。

気候変動やTCFDに関する情報発信について

前年度に引き続き、気候変動に関する記載を行う企業は全体の9割を超えますが、なかでも本年度はTCFDに関する情報発信が急速に浸透している点が特筆すべきポイントと言えます。TCFDへの賛同をウェブサイトで表明している企業は、前年度の30社(25.2%)から、本年度は85社(53.2%)と大幅増となっています。更に、TCFDのガイドラインに則った情報掲載を行っている企業も、既に54社(33.8%)となっています。まさにプライム市場銘柄への指定を見据えた迅速な対応と言えるでしょう。

・スキルマトリックス、サクセッションプラン等のガバナンス関連項目について

まだまだ全体としては少数ではあるものの、ESGサイトランキングの上位企業においては、改訂コーポレートガバナンス・コードにおいて公表項目として挙げられたスキルマトリック等、ガバナンス関連の新しい情報項目についていち早くウェブサイトで情報発信していることが確認できています。スキルマトリックスについて掲載している企業は16社(10.0%)、サクセッションプランについては10社(6.3%)となっています。また、取締役の業績連動報酬制度においてサステナビリティに対する評価項目も有する旨を掲載している企業は、前年度の7社(5.9%)から本年度は21社(13.1%)と、数自体は少数であるものの明らかに増加傾向にあると言えます。

・サステナビリティに関連するデータの更新について

前年度と比べてスコアや順位が本年度大きく下がったケースにおいて主たる原因の1つとして挙げられるのが、サステナビリティに関連するデータの更新の有無です。公表時期や公表方法が定められた法定開示資料等と比較した場合、ウェブサイトにおける情報発信の魅力は、その迅速性や独自性にあります。一方で、ウェブサイトにおいて古い情報が放置された状態にある場合、ウェブサイト全体や他の掲載情報についても信頼性が揺るぎかねません。

本年度の調査では、気候変動をはじめとする環境関連データ、女性管理職比率、有給休暇取得率や労働災害発生件数等の主要なサステナビリティ関連の多くのデータについて、データ更新が2019年で止まっているケースが大変多く見られました。また、一部のページやコンテンツだけ更新されているものの、更新されないままのページが多く混在しているケースもあり、ユーザーをミスリードする懸念が生じています。

気候変動に関する諸データについては前年度92社(78.0%)から66社(41.3%)、女性管理職比率については85社(72.0%)から80社(50.0%)と本項目の達成条件をクリアする企業が減少しました。当社のESGランキング調査全般において、ESGサイトの拡充や発信情報の増加は明らかですが、残念ながら本年度においてはデータ更新の観点では大きく後退している状況と言えます。2020年初めから続くコロナ禍において、年度計画や業務フローに変更や遅延が生じている等の理由が考えられますが、ウェブサイトという媒体特性も踏まえ、今後は迅速な対応を期待したい結果となっています。

・外部評価について

外部評価についてとりまとめた専用ページをもつ企業は83社(70.3%)から、122社(76.3%)と増加しています。引き続き多くの企業が、受賞歴や指数参入といった第三者からの評価を、各分野において一定の条件達成を客観的に証明するツールとして有効活用していることがうかがえます。また、こうした情報は、ユーザーにおいても、企業を調査・評価する際の基準として有力な情報であるため、まずは専用ページを設け、ロゴと合わせて掲載することを推奨します。

・動画の活用について

ESGサイトにおいて動画を掲載している企業は29社(25.4%)から、55社(34.4%)に増加しています。掲載している場合は、ESGトップページにSDGsやサステナビリティに関する方針や戦略を紹介する動画を掲載しているケースに加え、海外企業でよく活用される社会貢献に関するショートムービーのようなプロジェクト動画を複数並べて紹介するケースも見られます。動画視聴が一般化している昨今において、相対的に訴求力が高い動画発信を積極的に活用していくことを推奨します。

プライバシー対策について

ウェブサイトにアクセスした際に、Cookie(クッキー)使用について同意を求めるポップアップが表示される企業は30社(18.8%)と、セキュリティ対策については対策強化が必要な企業が多い状態となっています。

【トピックス】

ESGサイト カテゴリー別上位5社:ウェブサイトの使いやすさ

ESGサイト カテゴリー別上位5社:ESG共通

ESGサイト カテゴリー別上位6社:E(環境)

ESGサイト カテゴリー別上位5社:S(社会)

ESGサイト カテゴリー別上位5社:G(ガバナンス)

※6位以下の各カテゴリーランキング結果はGomezのWEBサイトをご覧ください。

【調査概要】

【評価方法】

【Gomezについて】

Gomezは、インターネット上で提供されるサービスを中立的な立場から評価・分析し、インターネット利用者の利便性向上とEコマース市場などの拡大に貢献するための情報提供・企業向けのアドバイスを目的とし、消費者・企業双方に対して利益となる情報を掲載しています。
Gomezを運用するゴメス・コンサルティング事業部は、BBSec が2021年7月にモーニングスター株式会社より事業継承しております。

BBSecについて】

BBSecは、ITセキュリティの診断・運用・保守・デジタルフォレンジックを手掛けるトータルセキュリティ・サービスプロバイダーです。「日本のITネットワークを世界一堅牢にする」をコンセプトに、2000年11月の設立以来、高い技術力と豊富な経験、幅広い情報収集力を生かし、大手企業、通信事業者から IT ベンチャーに至るまで、様々な企業のITサービスをセキュリティ面でサポートしています。

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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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