楽天カードのメリットとデメリットを紹介。ポイント還元率が絶賛される理由とは

楽天カードのメリットとデメリットを紹介。ポイント還元率が絶賛される理由とは

楽天カード(公式)は、2022年度日本版顧客満足度指数調査のクレジットカード業種にて、14年連続で第1位を獲得している大人気、最強の年会費無料クレジットカードと呼ばれるカードです。

ポイントが貯まりやすく使いやすいという点で多くの人に支持されている楽天カードですが、使い方を工夫することでさらにポイント還元率をUPさせることができます。
本記事では2023年12月からのポイントプログラム改正(一部では改悪と言われていますが一概にそうとは言えません。)も踏まえて解説していきます。

また、もちろんメリットだけでなくデメリットも存在しますので、実際に使ってわかるイマイチな点も紹介します。

そこで本記事では、実際に楽天カードを保有し、1年間に最高で18万1,000ポイントを貯めた筆者が、楽天カードのメリット・デメリットとポイント還元率が絶賛される理由、貯めたポイントのお得な使い道について詳しく解説します。
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楽天カード

楽天カード

【年会費永年無料】CMでおなじみの楽天カード。年会費が無料なのにポイント還元率が高いので人気のカードです。特に楽天市場でのネットショッピングはいつでもポイントが3倍で、条件次第ではポイント還元率が最大16.5倍になるという異次元の還元率を誇る大人気カード。
国際ブランド Visa, Mastercard®, American Express, JCB
年会費 永年無料
ETCカード年会費 永年無料
発行スピード 最短翌営業日
ポイント還元率 基本1.0%(最大16.5%)
電子マネー Edy, Apple Pay
申し込み対象 18歳以上
キャンペーン 入会キャンペーン開催中
ポイント還元率が高く人気のカードです。楽天市場でのネットショッピングが多い方には特におすすめです。

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楽天カードの7つのメリット!ポイント還元率絶賛の理由とは

楽天カードのメリットについてまとめました。

楽天カードの7つのメリット
  1.  年会費無料
  2.  基本還元率1.0%、楽天市場では常時3.0%
  3.  SPUでポイント最大16.5倍
  4.  楽天ペイ支払いで最大1.5%還元、納税もできる
  5.  楽天証券の投資信託積立で0.5~1.0%還元
  6.  楽天ポイントの使い道が豊富
  7.  女性には楽天PINKカードもおすすめ

1つずつ解説していきます。

① 年会費無料

楽天カードは年会費永年無料です。

ポイント還元率に定評のある楽天カードですが、保有にかかるコストは0なので、貯まったポイントの分そのままお得になると言えます。

また、将来的に利用頻度が減ったり、思ったよりもポイントが貯まらなかった…という事態になっても、確実に損をすることがないのは大きなメリットです。

② 基本還元率1.0%、楽天市場では常時3.0%

楽天カードの基本還元率は1.0%です。さらに、楽天市場での利用で常時3.0%還元となります。(楽天市場ポイント1.0%+カード基本還元率1.0%+特典分1.0%)

楽天市場での利用においては最高還元率となるので、楽天市場ユーザーはぜひ保有したい1枚です。

③ SPUでポイント最大16.5倍

楽天市場は、SPU(スーパーポイントアッププログラム)というプログラムを採用しており、対象の楽天のサービスを利用するごとに、楽天市場でのポイントが常時最大16.5倍となります。

サービス(倍率) 達成条件
楽天モバイル(最大+4倍) 対象サービス契約+会員ランク特典
楽天モバイルキャリア決済(+2倍) 月に2,000円以上の料金を支払い
Rakuten Turbo/楽天ひかり(+2倍) Rakuten Turboまたは楽天ひかりの契約
楽天カード(+1倍) 楽天カード(種類問わず)を利用して楽天市場でお買い物
楽天プレミアムカード(+2倍) 楽天カード(プレミアム)を利用して楽天市場でお買い物
楽天銀行+楽天カード(最大+0.5倍) ①楽天銀行口座で楽天カード利用代金の引き落とし(+0.3倍)
➁①を達成し、楽天市場でのお買い物前月に楽天銀行で給与・賞与・年金を受け取る(+0.2倍)
①と➁の合計で最大0.5倍
楽天証券投資信託(+0.5倍) 当月合計3万円以上のポイント投資(投資信託)
楽天証券米国株式(+0.5倍) 当月合計3万円以上のポイント投資(米国株式 円貨決済)
楽天ウォレット(+0.5倍) 暗号資産現物取引で月に合計3万円以上購入(ポイント交換含む)
楽天トラベル(+1倍) 対象サービスを月1回5,000円以上予約し、対象期間の利用
楽天ブックス(+0.5倍) 月1回1注文3,000円以上お買い物
楽天Kobo(+0.5倍) 電子書籍を月1回1注文3,000円以上お買い物
Rakuten Pasha(+0.5倍) トクダネで月に300ポイント以上獲得し、「きょうのレシートキャンペーン」にて審査通過レシート10枚以上達成
Rakuten Fashionアプリ(+0.5倍) Rakuten FashionアプリでRakuten Fashion商品を5,000円以上お買い物
楽天ビューティ(+0.5倍) 月1回3,000円以上利用

楽天カード、楽天モバイル、楽天証券…と利用するサービスが増えれば増えるほど、ポイント還元率も上がっていきます。

常時16.5倍は難しくても、楽天カードを利用するだけで最低でも+1倍になります。他のサービスを組み合わせることで、常時5倍~は誰でも可能です。

ポイント還元率をUPさせるコツについては後ほど解説します。

④ 楽天ペイ支払いで最大1.5%還元、納税もできる

楽天ペイは、楽天グループの楽天ペイメント㈱が提供するスマホ決済アプリです。

楽天カードからのチャージで0.5%還元、楽天ペイでの支払いで1.0%還元なので合計1.5%還元となり、楽天カードで直接支払うよりも高還元となります。

楽天ペイはコンビニやレストラン、ドラッグストアなど街中の様々なお店で利用できますが、楽天カードと楽天ペイのどちらも利用できる場合は、楽天カードでチャージした楽天ペイで支払ったほうがお得です。

また、2023年4月17日から、「楽天ペイ(請求書払い)」のサービスがスタートしました。固定資産税、自動車税、住民税などの地方税をスマホ1台で支払うことができます。

納税の場合は支払い時の1.0%還元はありませんが、楽天カードからのチャージで0.5%還元が可能なので、固定資産税などの高額の納税で0.5%の還元が受けられるのはとても大きいですね。

⑤ 楽天証券の投資信託積立で0.5~1.0%還元

2024年からは新NISAも始まり、お金に働いてもらう資産運用を始めたいと考える人も増えています。楽天証券で投資信託を購入する方法は、以下の4つがあります。

楽天証券で投資信託を購入する方法
  1. 楽天カード(積み立てる銘柄に応じて0.5~1.0%還元)
  2. 楽天キャッシュ(楽天カードからのチャージで0.5%還元)
  3. 楽天証券口座(ポイント還元なし)
  4. その他金融機関(ポイント還元なし)

後述しますが、楽天証券はSPUの倍率UPにも使えるので、楽天カードと合わせて開設するのがおすすめです。

⑥楽天ポイントの使い道が豊富

楽天は70を超えるサービスを展開しており、それらを合わせて「楽天経済圏」と呼ばれています。

獲得したポイントをこの楽天経済圏の中で使う仕組みが整っていることも大きなメリットです。

獲得→利用→獲得→利用…の循環が生まれ、無駄なくポイントを使い切ることができます。お得な使い道については後ほど詳しく解説します。

⑦ 女性には楽天PINKカードもおすすめ

楽天カードの中には、女性向けの特典に特化した「楽天PINKカード」があります。

楽天カードの年会費やポイント還元率などの基本的な特徴は変わらず、以下の女性向けの特典が追加されたカードです。

楽天PINKカードの特典
  1. ピンクを基調とした4つのデザインから選べる
  2. 女性のための保険『楽天PINKサポート』に手ごろな掛け金で加入できる(30歳で月額260円)
  3. 楽天市場のお買い物が500円OFFなど、楽天グループ優待サービスが受けられる(月額330円)
  4. 飲食店や映画チケット、習い事や介護・育児サービスなど、ライフスタイル応援サービスが受けられる(月額330円)

乳がん、子宮筋腫などの女性特有の疾病での入院・手術・放射線治療で保険金が支払われるなど、女性限定の特典がたくさんあります。手ごろな掛け金で安心感をプラスできるのは嬉しいですね。

それぞれの特典は有料ですが、利用するサービスによっては月額料金以上に優待が受けられるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

楽天カードの4つのデメリット

ここまで、楽天カードの7つのメリットについて解説しました。

ポイントの貯まりやすさに定評のある楽天カードですが、もちろんデメリットも存在します。

楽天カードの4つのデメリット
  1. 公共料金の還元率が0.2%
  2. ETCカードが有料
  3. 期間限定ポイントの有効期限が短い
  4. 楽天市場以外での還元率は平均的

①公共料金の還元率が0.2%

楽天カードの基本還元率は1.0%ですが、公共料金については500円につき1ポイントと還元率0.2%です。電気、ガス、水道代など、対象となる公共料金はこちらから確認できます。→カード利用獲得ポイントの還元率が異なるご利用先(公式サイト)

公共料金については、楽天カード以外のクレジットカードで支払ったほうが高還元となります。

② ETCカードが有料

楽天カードはETCカードも合わせて作成できますが、年会費が550円かかります。

ただし、楽天会員のランクがダイヤモンド・プラチナの人や楽天ゴールドカード・プレミアムカードの場合は、ETCカードの年会費はかかりません。

ETCカードの年会費
楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードを保有 無料
会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員 無料
上記以外 550円(税込)

ETCカードを利用したい人は、ETCカードも年会費無料のクレジットカードを合わせて利用するなど工夫しましょう。

なお、ETCカードは発行しない選択もできるため、不要な人は発行する必要はありません。

③ 期間限定ポイントの有効期限が短い

楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。このうち、SPUやキャンペーンで付与されるポイントの多くは期間限定ポイントです。

獲得した月の翌月には失効してしまうなど、期限の短いポイントも多いので、後述する楽天ポイントの使い道を上手く利用しながら、せっかく貯めたポイントを無駄にしないよう注意しましょう。

④楽天市場以外での還元率は平均的

楽天カードは、楽天市場での還元率は圧倒的ですが、それ以外の通常の利用では1.0%還元と平均的です。

筆者は、楽天カードは楽天経済圏専用カードとして、楽天経済圏での利用に集約して使っています。このように、楽天経済圏とそれ以外でカードを使い分けるのも一つの方法です。

もちろん、年会費無料で1.0%還元は満足できるスペックなので、楽天カードをメインカードとして1枚で全て決済する場合でも十分なポイント還元を受けられます。この場合は、貯まるポイントを全て楽天ポイントに集約できるというメリットがあります。

楽天経済圏での楽天カード活用法

ここまで、楽天カードのメリット・デメリットについて解説しました。楽天カードは特に、楽天市場での利用においては他の追随を許さない圧倒的な還元率を誇ります。

ここでは、楽天カードの還元率をよりUPさせるお得な活用法について解説します。

楽天カードのお得な活用法
  1. 楽天市場でお買い物をする月を狙ってSPUを上げる
  2. 楽天市場の「買いまわり」イベントを利用する
  3. 楽天市場での買い物は5と0のつく日に
  4. 参加できるキャンペーンは全て参加する
  5. 楽天ふるさと納税を利用する
  6. 楽天市場ヘビーユーザーはゴールド・プレミアムカードも検討

① 楽天市場でお買い物をする月を狙ってSPUを上げる

SPU(スーパーポイントアッププログラム)は、対象の楽天のサービスを利用することで、楽天市場でのポイント倍率が常時最大16.5倍となるプログラムです。

先述のとおり、SPUには様々な対象サービスがありますが、これらのサービスを常に利用して還元率を上げておく必要はありません。

楽天市場でお買い物をする月だけ還元率を最大化しておけば、その他の月は無理に還元率を意識しなくても良いことになります。

例えば、楽天トラベルや楽天ブックスなど、常時契約ではなく「必要な時だけスポットで利用する」形のサービスは、可能な限り楽天市場でお買い物をする月と合わせて利用するのが上手な活用法です。

最小限の利用で還元率を最大化できます。

もちろん、楽天モバイルや楽天銀行・証券など、常時契約するサービスを利用していれば、楽天カードの利用と合わせてポイント5倍(5%還元)以上は割と簡単にクリアすることができます。

②楽天市場の「買いまわり」イベントを利用する

楽天市場には、楽天スーパーセール(およそ3ヵ月に1度)や楽天お買い物マラソン(およそ月に1度)といった、いわゆる「買いまわり」と呼ばれるイベントがあります。

これらのイベントの特徴は、楽天市場で買い物をした店舗数に応じて、ポイント還元率が最大10%まで上がっていくことです。

1店舗では1%ですが、2店舗で2%(通常ポイント1倍+特典ポイント1倍)、3店舗で3%と増えていき、最大10店舗で10%(通常ポイント1倍+特典ポイント9倍)になります。

SPUの対象サービスである楽天ブックスや楽天Koboも1店舗としてカウント対象なので、買いまわりイベント開催中に合わせてお買い物すると、SPUの倍率と買いまわりの店舗数を同時に上げることができます。

買いまわり参加時の注意点
  1. エントリーが必要
  2. 1店舗あたり1,000円(税込)以上の購入がカウント対象
  3. 還元上限は7,000ポイント(開催時期によって変動あり)
  4. 倍率UPで還元されるポイントは期間限定ポイント
  5. 買いまわり店舗の順番は問わない

特に急ぎではない買い物は、買いまわりイベントが開催されるのを待って計画的にまとめ買いするのがおすすめです。

③ 楽天市場での買い物は5と0のつく日に

楽天市場では、「毎月5と0のつく日」に楽天カードで買い物をすると、ポイント還元率が+1倍になります。

つまり、買いまわりイベント期間中の5と0のつく日に楽天カードを利用することで、還元率を最大化できます。

たとえば、SPUで常時5.5倍の状態で、買いまわりイベント期間の5と0のつく日に楽天カードを利用して10店舗でお買い物をすると、ポイントは16.5倍になります。

  • SPUで常時5.5倍(基本ポイント還元を除く)
  • 10店舗でお買い物(+10倍)
  • 5と0の日に楽天カードでお買い物(+1倍)

ポイント還元合計16.5倍(%)

イベントの開催期間は約1週間前後であることが多く、期間中に5と0のつく日は必ず1~2日はあるので、可能な限りこの日を狙って楽天カードでお買い物するようにしましょう。

開催日ごとに毎回キャンペーンのエントリーが必要なので注意してくださいね。

④参加できるキャンペーンは全て参加する

楽天市場では様々なキャンペーンが不定期で開催されています。

下記はその一例です。

キャンペーン名 内容 開催日
SPU(スーパーポイントアッププログラム) 楽天のサービスを利用するごとにポイント最大16.5倍 常時
楽天スーパーセール 買いまわり店舗数に応じて
ポイント最大10倍
年4回(1週間程度)
お買い物マラソン 買いまわり店舗数に応じて
ポイント最大10倍
ほぼ月に1回(1週間程度)
5と0のつく日にエントリー
+楽天カード利用
楽天カード利用で
ポイント+2倍
毎月5、10、15、20、25、30日
楽天イーグルス&ヴェッセル神戸勝利 1チーム勝利ごとに
ポイント+1倍
常時(勝利の翌日)
39ショップで購入 対象ショップでの
購入で+1%
不定期

これらのキャンペーンは併用可能なので、同時に開催されていればポイントが最大30倍近くになります。楽天市場のトップページには、開催中の様々なキャンペーンが載っています。

エントリーできるものは、対象になるかは置いておいてとりあえず全てエントリーしましょう。お買い物をしているうちに条件を満たして、ポイントが付与されていることもあります。

期間中であっても購入後のエントリーでは適用されないキャンペーンも多いため、開催中のキャンペーンはないかどうか、必ず購入前に確認しましょう。

⑤ 楽天ふるさと納税を利用する

楽天が運営する楽天ふるさと納税も、買いまわり店舗数のカウント対象です。

寄付する自治体ごとに1店舗にカウントできるので、たとえば宮崎県都城市と福岡県飯塚市にそれぞれ1,000円以上寄付をした場合、2店舗となります。

ふるさと納税は、金額が数万円など高額になることもありますが、その分ポイント還元も大きくなります。

買いまわりイベント中の5と0のつく日と楽天カードを組み合わせることで、自己負担額の2,000円を簡単に上回る還元を受けることができます。

節税の強い味方です。

⑥ 楽天市場ヘビーユーザーはゴールド・プレミアムカードも検討

楽天カードは年会費無料ですが、楽天市場ヘビーユーザーの人は、年会費が有料の楽天ゴールドカード・楽天プレミアムカードも選択肢に入ります。

項目 楽天ゴールドカード 楽天プレミアムカード
年会費 2,200円(税込) 11,000(税込)
ETCカード 無料 無料
空港ラウンジ 国内空港ラウンジが年間2回無料 国内空港ラウンジが無料
プライオリティパスが無料
特別還元 誕生日月は楽天市場・楽天ブックスでポイント最大4倍 SPUが+4倍加算
毎週火曜日・木曜日のプレミアムカードデーや誕生日月の1ヵ月間は、楽天市場でポイント最大6倍
投資信託積立 0.75~1.0%還元 1.0%還元

それぞれ年会費が2,200円・11,000円かかりますが、通常の楽天カードにはない多くの特典がついています。

誕生日月にポイントが最大4倍・6倍になるなど会員限定のポイント優遇もあるので、楽天市場での利用額が多い人は、年会費を上回るポイント還元を受けられることもあります。

まずは通常の楽天カードを作成し、利用状況を見ながら楽天ゴールドカード・プレミアムカードへの申し込みを検討しましょう。

貯まった楽天ポイントの使い道

このように、圧倒的なポイント還元率を誇る楽天カードですが、貯まるポイントには期間限定ポイントも多く、失効を防ぐためにも計画的に使い道を考える必要があります。

使い道の1例として、以下のように使い分けるのがおすすめです。

楽天ポイントの使い道
①通常ポイント ・楽天カードの請求額
・楽天証券で投資に利用
② 期間限定ポイント ・楽天のサービスの支払い
・楽天市場での18日のお買い物
・楽天ペイで税金の支払い
・街中の加盟店での支払い

① 楽天サービスの支払いに充当

楽天市場でのお買い物はもちろん、楽天モバイルの請求など楽天グループ内の各種支払いに楽天ポイントを充当することができます。

期間限定ポイントも使えるので、有効期限が迫っているポイントがある場合には積極的に利用しましょう。

ただし、5と0のつく日のキャンペーンは、楽天カードでの支払いが条件となるため、この日だけは必ず楽天カードを利用し、それ以外の日で楽天ポイントを使うことをおすすめします。

たとえば、毎月18日は「18(いちば)の日」ということで楽天市場でご愛顧感謝デーが開催され、全ショップでポイント最大4倍となります。

通常、ポイントで支払った分はポイント還元の対象外となることが多いですが、18日だけはポイント支払いでも全額が還元対象となります。楽天市場でポイントを利用するなら18日が一番おすすめです。

②楽天カードの請求に充当

楽天カードの請求額にも楽天ポイントを充当できます。

期間限定ポイントが使えないのがデメリットですが、一旦楽天カードで支払った上でのポイント充当なので、5と0のつく日のキャンペーンも適用され、ポイントが満額還元されるのが最大のメリットです。

結果的に、ポイント利用分に対してもポイントが還元されたことになります。有効期限のない通常ポイントの使い道として、最もおすすめの方法です。

③楽天証券で投資に利用

楽天証券では、楽天ポイントで投資をすることもできます。

こちらも期間限定ポイントは使えませんが、運用状況が好調であれば1ポイントが1円以上の価値になることも大いにあります。

もちろんその逆もありますが、自分のお金を減らさずに投資ができるのは大きなメリットなので、通常ポイントで投資信託を購入するのはとてもおすすめの使い道です。

筆者も、つみたてNISAは楽天証券で開設しており、通常ポイントは全て投資信託購入に充当しています。SPUも+0.5倍となるため、SPUの倍率UPにも役立ちます。

④楽天ペイで税金支払いに充当

楽天ペイ(請求書払い)では、固定資産税や自動車税、住民税などの地方税を支払うことができます。

楽天ペイに楽天カードからチャージして支払う仕組みですが、合わせて楽天ポイントも支払に充当できます。期間限定ポイントも使えるので、直近で税金を支払う予定がある人にはとてもおすすめです。

筆者も2023年、請求書払いがリリースされてすぐに自動車税を楽天ペイで支払いましたが、自宅でスマホ1台でとてもスムーズに手続きできました。設定手順や使用方法は、楽天ペイ公式サイトにて確認できます。

ただし、楽天ペイに限らず、スマホ決済は領収証書が発行されないため、絶対に領収証書が必要な場合は他の支払方法を利用しましょう。

⑤ 街の加盟店で利用

マクドナルドやミスタードーナツ、ファミリーマートやガスト、ENEOSなど、街中にはたくさんの楽天ポイント加盟店があります。期間限定ポイントも使えるので、これらの支払いに都度利用すると失効を防ぐことができます。

筆者は主にENEOSでのガソリン給油に利用していますが、数千ポイントを一気に利用できるのでおすすめです。

また、楽天ペイは楽天ポイントでの支払いも設定できます。セブンイレブンなど楽天ポイントの加盟店ではない店舗でも、楽天ペイが使える店舗であれば、楽天ペイで支払うことによって楽天ポイントを利用することができます。

まとめ:楽天カードは還元率絶賛も納得!楽天市場ユーザーには必須の1枚

今回は、楽天カードのメリット・デメリットとお得な利用方法、ポイントの使い道について解説しました。

  • 楽天カードは年会費無料で、楽天市場で常時3.0%還元
  • SPUや各種キャンペーンを併用することでさらに還元率がUP
  • 公共料金の還元率低下・ETCカード有料などのデメリットはあるが、他のカードと使い分けることで対応可能
  • 常時還元率を上げておく必要はなく、楽天市場でお買い物をする月の還元率を最大化することが重要
  • 楽天経済圏の中でポイントを利用でき、通常ポイント・期間限定ポイントで使い道を分けるのが得策
  • 期間限定ポイントの有効期限に注意する

楽天カードは年会費無料な上、特に楽天市場では圧倒的な還元率を誇ります。

楽天市場ユーザーの人には必須の1枚と言えるでしょう。

SPUや各種キャンペーンを上手く利用しながら、効率的に楽天ポイントを貯めてお得に暮らす仕組みを作っていきましょう。

楽天カード

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【年会費永年無料】CMでおなじみの楽天カード。年会費が無料なのにポイント還元率が高いので人気のカードです。特に楽天市場でのネットショッピングはいつでもポイントが3倍で、条件次第ではポイント還元率が最大16.5倍になるという異次元の還元率を誇る大人気カード。
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楽天カードの発行枚数が3,000万枚を突破

2005年7月から楽天カードを発行している楽天カード株式会社は中期計画「トリプル3」を定めており、その指標の1つである「クレジットカード発行枚数3,000万枚」について2023年12月に突破したことが公表されました。

楽天カード株式会社の中期計画「トリプル3」とは

楽天カード株式会社の「トリプル3」は、2021年10月に発表された中期計画となり以下3点が目標として設定されています。

  1. クレジットカード発行枚数3,000万枚
  2. ショッピング取扱高30兆円
  3. 取扱高シェア30%

①発行枚数3,000万枚については2023年12月に突破、②ショッピング取扱高30兆円においても2022年10月から2023年9月までの12カ月で20兆円を超え、前年同期比で19%を上回る成長を続けています。

また、楽天カード発行枚数3,000万枚突破記念として「カード発行枚数3,000万枚突破の大感謝祭!3,000名様に10,000ポイントが当たる!」キャンペーンが2023年12月18日~2024年1月31日の期間に開催されます。

※文中の製品やサービスなどの名称およびロゴは、各社の商標または登録商標です。
法人カード専門家 山本

監修者:山本克彦金融アナリスト 1976年東京都出身。某大手金融会社を独立後、15年以上に渡り金融アナリストとして活動。ライターとしては大手ニュースサイトに連載経験あり。 自身も複数会社を経営し、通算で法人カードを15枚以上作成経験あり。 座右の銘は「死ぬまでに1円でも多く得したい。」

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