出光グリーンパワーが保育・介護施設に再生可能エネルギー100%の電気「プレミアムゼロプラン」供給を開始
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再生可能エネルギー100%の電気「プレミアムゼロプラン」供給を開始、出光興産株式会社 のSDGsへの取り組み
年間約6,300トンのCO2削減と再エネ転換の事業目標に貢献
今回、ライクグループが導入する「プレミアムゼロプラン」は、再生可能エネルギー(FIT電気※1含む)100%の電源構成に、トラッキング付非化石証書※2を組み合わせることで、供給する電力のCO2排出量をゼロとするプランです。当プランにより、ライクグループで使用する年間約1,335万kWhの電気が再生可能エネルギー由来となり、約6,300トン※3のCO2削減に貢献します。なお、今回ライクグループに供給する「プレミアムゼロプラン」は、再生可能エネルギー100%の電力使用を目標とするRE100※4加盟企業も利用できるプランとなります。
ライクグループは保育・人材・介護事業を展開しています。待機児童の解消・女性活躍の推進・労働力人口の増加・介護離職の解消・介護需要への対応といった社会課題の解決に事業を通じて取り組むためには、持続的な未来を創造することが前提であるとし、2050年までに事業活動で消費する電力の100%を再生可能エネルギーに転換することを目標に掲げています。
ライクグループが運営する施設のうち、自社で購入する電力を選択できる施設は約150カ所です。今回、そのうちの82ヵ所の電力を「プレミアムゼロプラン」を通じた再生可能エネルギー100%の電力へ切り替えます。これにより、ライクグループが掲げる「事業活動で消費する電力の40%を再生可能エネルギーに転換する」という2030年までの中間目標を、大幅に前倒して達成することが可能となる見込みです。
当社は、引き続きライクグループの再生可能エネルギー電力への転換をサポートするとともに、低炭素社会の実現に向けた経営をより一層支援するため、当社グループのソーラーフロンティア株式会社を通じた自家消費型太陽光発電システムの提供も今後進めていく予定です。
今後も当社は、太陽光・バイオマス・地熱・風力といった多種多様な再生可能エネルギー電源を保有する強みを生かした再生可能エネルギー由来の電力供給や、自家消費型太陽光発電システム、関連サービスの提供などを通じて環境課題に積極的に取り組むお客様をサポートし、持続可能な社会の実現に貢献していきます。
※1 固定価格買取制度(FIT)によって電気事業者に買い取られた再生可能エネルギー。FIT電気のCO 2排出量は、火力発電なども含めた全国平均の電気のCO 2排出量として扱われます。
※2 環境価値の由来となった再生可能エネルギー電源の発電方法や所在地などの属性情報を明らかにした非化石証書。この非化石証書を活用した電気を小売電気事業者が販売した場合、その電気は再生可能エネルギー由来として扱われ、RE100を宣言する企業・団体の取組にも活用できます。
※3 「プレミアムゼロプラン」を導入するライクグループ施設の年間電力使用量並びに環境省・経済産業省公表の2019年度排出係数を基に概算。
※4 事業運営に必要な電気を100%再生可能エネルギーで賄うことを目標とする国際イニシアチブを指します。
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。