スクレッティング株式会社と株式会社シーフードレガシーが水産養殖業のサステナビリティ向上を推進
この記事の目次
日本の水産養殖サステナビリティ向上をめざして
スクレッティングとシーフードレガシーはパートナーシップを締結いたしました
世界では養殖による生産量が年々増加しており、2020年時点で世界の水産物生産量の49%を占めています*1。また、世界の人口増加に伴い、タンパク源としての養殖水産物の重要性やニーズも高まっていることから、将来の発展が期待される一次産業となっています。しかし、養殖業には、水質汚染、餌のサステナビリティなどの課題も抱えており、その生産には環境や社会への責任が求められます。
今回覚書を締結したスクレッティングは、養殖飼料の製造販売を手掛けるグローバルカンパニーであり、責任ある養殖業を認定するASC認証の取得サポートを進めてまいりました。一方、シーフードレガシーは、国内外の水産企業、NGO、政府による水産物のサステナビリティ推進活動をサポートしてまいりました。
両社はそれぞれ、日本国内の養殖業、水産業のサステナビリティ向上を目指して取り組みを進めてきましたが、今回のパートナーシップ締結により協働体制を敷くことで、今後、以下について連携し、取り組みをより強固なものとしていきます。
- ASC認証、BAP認証など水産エコ認証を取得する養殖業者が増える取り組みを支援します
- 日本を中心に海外市場も含め、ASC認証、BAP認証などの水産エコ認証を取得した国産水産製品の流通促進を協働して行います
- 認証の取得が容易でない小規模生産者を対象にサステナビリティの取り組みを支援し、その流通の支援を海外も含めて協働して取り組みます
- マーケット企業との取り組みを増やし、量販店や外食産業などの末端流通企業との連携を図ることでサステナブル・シーフードの生産と流通双方の促進を行います
スクレッティング株式会社 代表取締役 伊藤 良仁からのコメント
食糧需要は2050年までに2010年比で56%増加すると予想されており、ブルーフードと呼ばれる海水、淡水、汽水で養殖される水産物の需要は2050年までに約2倍になるとされています。土地も淡水も限られている中で、私たちは食糧供給を達成する必要があります。この数十年を見てみると水産養殖は、他の主要な食糧供給部門よりも急速に成長し続けており、2030年には、人が消費する魚介類の60%を供給すると予想されています。この成長には常に課題がつきもので、持続可能な形でこの食糧需給のギャップを埋めていくために、養殖産業が環境負荷を軽減しながら、食糧供給を倍増していくことが私たちの命題となっています。この度、サステナブル・シーフードにおけるオピニオンリーダーであるシーフードレガシー社との協働により、裾野の広がりを加速させ、さらなる付加価値と創造性を兼ね備えたバリューチェーンの構築を実現していきたいと考えています。
株式会社シーフードレガシー 代表取締役社長 花岡和佳男からのコメント
世界人口が2058年に100億人に達し、その後数十年かけてさらに増加し続けることが予想される中、地球の食料システムの変革が急がれています。その中心は、地球表面積の7割を占める海洋を含む地域で、家畜生産よりもカーボンフットプリントを抑えることのできる、水産養殖が占めることになるでしょう。養殖飼料の面からサステナブル・シーフード・ムーブメントの世界潮流を牽引されるスクレッティング社とのMoUの締結により、生物多様性の保全やネイチャーポジティブの観点のサプライチェーンへの浸透支援を通して、日本の水産業の成長産業化と豊かな未来世代のための社会構築への貢献を加速して参ります。
*1 The State of World Fisheries and Aquaculture 2022 (FAO, 2022)
<以上>
【プレスリリースの無料投稿窓口】
VOIXのリリース受付フォームです。 ご投稿いただいたリリースは審査後、記事としてニュースメディアVOIX上に掲載されます。(掲載料は完全無料です。)
無料投稿窓口
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
● 「SDGs宣言」を中小企業が行う方法とは
● 「SDGs私募債」のメリットとデメリットとは
● サステナブルなクレジットカード 特集
● 「エターナルペンシル」のおすすめは
● 「LGBT住宅ローン」のおすすめとは
● 日本での主な「ESG指数」を解説
● イオンカードで映画が1000円になるイオンシネマ特典
● 住信SBIネット銀行とGMOあおぞらネット銀行など法人口座のおすすめを比較
● 年会費無料 法人カード
● 中小企業におすすめの法人カードはビジネスカード
● 史上最強の法人カード、究極の3枚はこれだ!
● 副業におすすめのクレジットカード
● 三井住友ビジネスオーナーズ 評判の2枚持ち攻略法
● 楽天など個人カードも使える”請求書カード払い”は即日OK
● 初心者におすすめクレジットカード 特集
● 年会費無料の最強クレジットカードはどれ?
● おすすめのナンバーレスクレジットカード 特集
● カードレス クレジットカードのおすすめランキング
● 特選、即日発行してすぐ使えるクレジットカードアプリ
● 三井住友カード(NL)ナンバーレスの評判
● イオンカード 入会キャンペーン
● 三井住友カードのお得な作り方 特集
● 三井住友カード(NL)ナンバーレスの評判
● ウエルシアカードのメリットとは
● JCBカードW 入会キャンペーン
● PayPay 入会キャンペーン
● 住信SBIネット銀行の法人口座開設キャンペーンコード
● 審査なし、最新 後払い電子マネーアプリ
● ナンバーレスカードのメリットとデメリットを比較
● プラチナプリファード キャンペーン
● 三井住友ゴールドを初年度無料にするキャンペーン攻略法
● 楽天モバイルのデメリットとは
広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。