スバキリ商店株式会社がSDGsのためのクラウドファンディングプロデュースを実施
この記事の目次
クラウドファンディングは、マーケティング(市場調査)。クラウドファンディングは、SDGs(食品ロス削減)。
金銭支援だけじゃない。廃棄を減らし、食の社会問題を解決する場をプロデュース!
以下の2回は、スバキリ商店がプロデュースを行った同じ企業のクラウドファンディングです。食品ロスを削減し、新たな商品を開発し市場調査を行っています。
このままだと破棄されてしまう「細うどん・そうめん」を超お手頃価格でお届けしたい(2022年2月終了:4,019,980円)
乾麺の傑作!「贅沢なおうどん」を一足早くご自宅にお届けしたい(2023年12月31日まで実施中)
クラウドファンディングは、マーケティングであり、SDGs
クラウドファンディンは、群衆(crowd)と資金調達(funding)を合わせた造語で、一般的に自身や自社が達成したい目的のために資金を集めることと捉えられています。しかし、クラウドファンディングは、発売前の商品にどれほどのニーズがあるかを調べるマーケティングのひとつである市場調査に最適な場です。これは、有形商材を扱う企業が抱える在庫の問題と直結します。在庫を抱えることがなくなれば、倉庫代を削減することができます。市場調査にかかる費用は、規模よりますが数十万から数百万以上かかることもあると言われています。
また、想定した販売に至らず在庫として廃棄される可能性がある商品を抱えた企業は、クラウドファンディングを行うことで、廃棄せず商品を希望する支援者に購入いただく場にすることも可能です。
クラウドファンディングは資金調達だけでなく、企業にあった利用方法を幅広く考えることが可能なプラットフォームです。農林水産省及び環境省の「令和2年度推計」によると、食品関連事業者の事業系食品廃棄物等は、1,624万トン。その内食べられるのに捨てられているのは522万トン(1人当たり毎日おにぎり1個(114g)分)という数字が出ています。
クラウドファンディングは、繰り返すことでファンが増える。
ひとつの会社が行った2回のクラウドファンディング。1回目のクラファンで廃棄される可能性があった食材を希望する人の手に渡しました。2回目のクラファンでは、1回目の資金を活かし、新たな商品開発を行っています。
このままだと破棄されてしまう「細うどん・そうめん」を超お手頃価格でお届けしたい(2022年2月終了:4,019,980円)(サイトから抜粋)
今回、「季節はずれ」で廃棄されてしまう「細うどん」「そうめん」「ひやむぎ」などの乾麺を、お値打ち価格でみなさんに提供するために、クラウドファンディングに挑戦します!
乾麺の傑作!「贅沢なおうどん」を一足早くご自宅にお届けしたい(2023年12月31日まで実施中)(サイトから抜粋)
2022年冬に実施したクラウドファンディングでは、たいへん多くの方にご支援いただきました。そのおかげで、廃棄することもなく、たくさんの方に当社の乾麺を召し上がっていただくことができました。本当にありがとうございました! さて、この度当社は、「乾麺うどんの傑作」と言っても過言ではない製品を完成させました。讃岐うどん本来の味、食感を追求すること3年、遂に、そのおいしさをぎゅっと凝縮させた、新しい乾麺の発売にこぎ着けたのです。その名も「贅沢なおうどん」。
「最後のゴール」とは思っていません。今後もよりみなさまによろこんでいただける、愛していただける「とっておきの讃岐うどん」開発を目指して、乾麺の開発を続けていく所存です。
スバキリ商店は、今後も“廃棄を減らし、新たな開発にチャレンジする企業を応援する”クラウドファンディング案件を積極的にプロデュースして参ります。
スバキリ商店株式会社について
日本全国に住む、デザイナー・動画制作者・ライター・プロデューサーなど各分野のプロ約60名のチームを「スバキリ一味」と名付け、クラウドファンディングを行うプロジェクトオーナーに寄り添い、丸受けでプロジェクトのプロデュース・ページ制作・公開後のフォローまで行う。2023年8月までの3年半で手掛けたプロジェクトは1000件を越え、集めた支援額は5億円以上。現在、年間350本以上のプロデュースを行う。また、地域創生や町おこしを意識した地域企業とのクラウドファンディングでのコラボレーション支援も勢力的に行っている。
代表取締役:小西 光治プロフィール
1976年生まれ。京都外国語大学卒。クラウドファンディングの仕掛け人
テクニカルアナリストとしての顔も持つ。過去に、素晴らしい切り絵作家(スバキリ)としても活動。その際の名前が現在の社名になっている。スバキリ一味団長。2022年6月、日刊ゲンダイで「クラファン成功請負人」として紹介。2023年7月、NHK『所さん!事件ですよ』にクラウドファンディングの専門家として出演。
会社概要
- 社名:スバキリ商店株式会社
- 設立日:2021年12月10日
- 資本金:100万円
- 事業内容:クラウドファンディングのプロデュース、各種デザイン、動画制作
- 代表取締役:小西 光治(こにし・こうじ)
- 所在地:〒547-0043 大阪府大阪市平野区平野東1-8-6
- Webサイト:https://subakiri.net/
問い合わせ先
- スバキリ商店株式会社 担当:小西 光治(こにし・こうじ)
- Mail:subakiri@subakiri.net
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。