新法人「一般社団法人とちぎ百年の森をつくる会」が始動、カーボンニュートラルとネイチャーポジティブに資する森づくりを推進

VOIX編集部 小川望海VOIX編集部 小川望海 公開 SDGs
新法人「一般社団法人とちぎ百年の森をつくる会」が始動、カーボンニュートラルとネイチャーポジティブに資する森づくりを推進

栃木県にて木材供給と「カーボンニュートラル」・「ネイチャーポジティブ」に資する新たな森づくり体制を構築、新法人を設立しました。

新たに一般社団法人を設立し、地域の林業関係者・銀行・企業が連携し、森林所有者の費用負担を一切なく森林の伐採から再造林まで推進する体制を構築します。

植林・育林専門集団「青葉組」を運営する株式会社 GREEN FORESTERS(代表取締役:中井照大郎、以下「青葉組」) は、今般、一般社団法人とちぎ百年の森をつくる会(以下「とち森会」)を設立しましたので、お知らせいたします。とち森会の設立により、伐採後のカーボンクレジットの創出と生物多様性の保全・回復を前提とした森林管理体制を構築し、木材供給と共にカーボンニュートラルとネイチャーポジティブに資する森づくりを推進して参ります。

日本では、長期的な木材価格の下落と低迷、植林・育林を行う人材不足等により放置林※1 や造林未済地※2 が発生しており、温室効果ガス吸収源や生物多様性保全等、森林が持つ多面的機能への期待が高まっている中、森林の十分な管理・活用が行われていないことが課題となっています。

そうした背景を踏まえ、今般、青葉組は栃木県内の林業事業者である株式会社Forest One(代表取締役:岡田淳)と連携してとち森会を設立、カーボンクレジット等を活用する企業からのスポンサリングにより森林森林所有者の費用負担が一切なく※3、伐採後の森づくりを起点とした森林の伐採・植林・育林体制を確立しました。

さらに、当会の応援団として「パートナー会員」を創設、創設時会員として、一般社団法人more trees(代表理事 隈研吾)、住友大阪セメント株式会社(代表取締役 取締役社長 諸橋央典)、株式会社栃木銀行(取締役頭取 黒本淳之介)が参画いたしました。

今後、森林のさらなる活用の推進と次の100年に必要とされるような多様な生物が息づく森づくりを推進して参ります。

※1 過去に植林した人工林等が管理できていない状態の森林
※2 伐採後に再植林が実施できず森林に戻っていない状態。伐採後の約6割が植林されず一部はヤブ化し社会課題となっている。
※3 30年以上の長期委託契約の締結が前提となります。

体制図

パートナー会員の皆様からの応援コメント

栃木銀行 法人営業部 地域創生室 松林様

株式会社栃木銀行は、地域の森林保全・脱炭素の推進による地域循環型社会の形成を目指しております。当行としても、県内山林は栃木の経済社会を支える重要な地域資源であると認識しており、持続可能な森林資源の循環サイクル構築に向けて、とち森会と連携し、地域の豊かな自然環境の維持、改善に取組んで参ります。

more trees 事務局長 水谷様

私たちは音楽家 故・坂本龍一が創立し、建築家・隈研吾が代表を務める森林保全団体です。とち森会が目指す「次の100年に繋がる森づくり」は、私たちが創設時から掲げている森と人の繋がりに通じます。これから共に盛り上げて参りましょう!

住友大阪セメント 常務執行役員セメント・コンクリート研究所長兼サステナビリティ推進室長 小堺様

当社は栃木県内に工場やバイオマス発電所を有し、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた取組方針『SOCN2050』を社内外に発信し、様々な取組を推進しています。従前より長崎県対馬市でのツシマヤマネコ保護活動や保有鉱山の緑化活動等、生物多様性の保全を継続しており、セメント業界では初めて『生物多様性のための30by30アライアンス』に参加しております。今般、その実効性をさらに高める新たな取組として、実際に林業に携わるとち森会と連携することで、森林課題の解決による地域貢献を進めてまいります。当社中長期経営計画「SOC Vision2035」の達成のための新たな「SOCカーボンビジネス」の創出にもつなげ、今後継続的かつ着実に実行してまいります。

一般社団法人とちぎ百年の森をつくる会

  • 役員:
    代表理事 中井照大郎
    専務理事 岡田淳
    理事 中間康介
  • 所在地:栃木県那須塩原市島方629
  • TEL:0287-33-9887 FAX:050-3173-5785
  • HP:https://www.tochimori.com/
  • 会員:
    造林会員:株式会社GREEN FORESTERS
    伐採会員:株式会社Forest One
  • パートナー会員(2024年2月現在、入会順):
    一般社団法人more trees
    住友大阪セメント株式会社
    株式会社栃木銀行

※会員企業は随時募集しております。趣旨にご賛同頂ける方のご連絡お待ちしております。

株式会社GREEN FORESTERS

  • 代表者: 代表取締役 中井照大郎
  • 所在地: 東京都千代田区平河町 2-5-3-5F(本店)、栃木県那須塩原市島方629(栃木団事務所)
  • 事業内容:植林育林専門集団「青葉組」ブランドによる植林などの造林事業
  • 設立日:2020年7月15日
  • HP:https://greenforesters.jp/

<以上>


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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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