一般社団法人 栄養まるごと推進委員会が「#栄養まるごとプロジェクト」の実証実験を開始
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埼玉県深谷市で食品ロスや生ごみ問題の解決に向けた「#栄養まるごとプロジェクト」の実証実験を開始
一般社団法人 栄養まるごと推進委員会(所在地:東京都港区、理事長:濱 裕宣)は、深谷市(市長:小島 進)および学校法人青淵学園 東都大学(本部:埼玉県深谷市 学長:吉岡 俊正)と、深谷市にて食品ロス問題・生ごみ問題の解決に向けた「#栄養まるごとプロジェクト」の実証実験を開始いたします。
背景
日本の食品ロス量は1年間で523万トン(うち一般家庭系約244万トン、事業系約279万トン)※1 にものぼり、その廃棄されたごみの処理には多額なコストがかかるため、自治体における人的・財政的負担は少なくありません。また水分を多く含む生ごみは燃えにくく、焼却処理に大量の化石燃料を使うため二酸化炭素(CO2)排出などの環境負荷も大きく、ごみ問題の主な原因とも考えられています。これら生ごみの発生要因は、手つかずの食品(直接廃棄)や食べ残しに次いで、野菜の皮を厚くむき過ぎるなど、本来は食べられる部分が捨てられている”過剰除去”が多くを占めている状況です。
「#栄養まるごとプロジェクト」では、野菜や果物を皮ごと食べる大切さや皮の活用法を広めていくことで、この”過剰除去”を減らし、食品ロスおよびCO2の削減に向けた様々な取り組みを行っております。
※1) 令和3年度推計(農林水産省・環境省)
全国有数の「野菜のまち」である深谷市は、同市の強みである野菜や農業を活用した産業のブランディングを推進している農業先進都市であり、2019年からは全国の企業を対象に、深谷市の農家が抱える農業課題を解決する技術・アイデアや、「食品加工・製造」「流通・輸送」「販売・消費」等の食にまつわる課題を解決する技術・アイデアを表彰し、支援する活動『DEEP VALLEY Agritech Award(https://www.city.fukaya.saitama.jp/topics/14854.html)』も市の予算で毎年実施されています。この活動の一環として野菜あらいのお水「ベジセーフ(※)」は2021年に深谷市内の小中学校の学校給食に試験導入され、野菜を皮ごと使用したメニュー「栄養まるごと給食」の提供を行って参りました。
※「ベジセーフ」とは、野菜を皮ごと美味しく安心して食べられるようにという想いから生まれた食材あらいの商品です。成分はカリウムと純水だけを使用しているため、人にも地球にも優しい食材用の洗い水です。
そして今回、深谷市と深谷市に本部を置く東都大学にもお力添え頂き、学校給食のみならず深谷市の家庭でも皮ごと調理をしてもらう為の実証実験を行います。
実証試験の概要
今回の実証試験は、3/14-16と4/20の2回にわたり実施いたします。食材を皮ごと使った調理「皮ごと調理」の体験やその意義および調理方法をお伝えすることで、生ごみ量の変化や食品ロス問題に対する意識や動向の変化を調査いたします。
【イベント①】ベジセーフ無料サンプル配布
深谷市民100名に向け、食材を皮ごと食べるためのツール「ベジセーフ(※)」を無料配布し、ご家庭で野菜を皮ごと食べる生活を実践いただきます。実施前後に「皮ごと調理」や食品ロス問題に対する意識の変化を調査します。
- 配布日程:3月14日〜16日 10〜15時
- 配布場所:深谷市役所1階西側ホール特設ブース
- 参加費 :無料(先着順事前予約不要)
- 配布数 :先着100名
※「ベジセーフ」は、野菜を皮ごと美味しく安心して食べられるようにという想いから生まれた食材あらいの商品です。成分はカリウムと純水だけを使用しているため、人にも地球にも優しい食材用の洗い水です。
【イベント②】栄養まるごと調理イベント
東都大学生と深谷市民を対象に、野菜を皮ごと使った調理イベントを実施いたします。普段の調理の際には捨てていた皮の量を数値化し廃棄量を目の当たりにしていただく検証実験も実施。家庭で美味しく作れる皮ごと料理を作りながら、栄養と環境の観点から「皮ごと調理」の重要さを体験いただけるイベントです。
- 日程 :4月20日 10〜13時 (予定)
- 場所 :東都大学 2号館4階 第2臨床栄養学実習室
- 参加費 :無料
- 講師 :東京慈恵医大 栄養部 濱 裕宣 先生
*参加者は近日中に募集開始いたします。
「#栄養まるごとプロジェクト」とは
#栄養まるごとプロジェクトは、「野菜を皮ごと食べる文化をつくる」を目的に2021年3月に発足したプロジェクトです。普段捨てている野菜や果物の皮には、”ファイトケミカル”という栄養成分が豊富に含まれており、皮ごと食べることによって慢性的な栄養不足問題及び食品ロス問題の解決を目指しています。2023年3月16日にはプロジェクトのさらなる発展を目的に一般社団法人 栄養まるごと推進委員会を設立、プロジェクト運営は本委員会に一任されています。
なお、本プロジェクトは、環境省が発表した”脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動”「デコ活」を官民連携で効果的に実施する「デコ活応援団」にも参画し、野菜を皮ごと食べる文化を創る事で、生ゴミを減らし、この国のCO2削減に゙貢献して参ります。
- オフィシャルサイト:https://marugoto.life/
- LINE公式アカウント:https://vegesafesupport.ecai.jp/optin/6?ecaiad=z8IenQ5h
*LINEでは、野菜を皮ごと食べるレシピや料理のプロも絶賛の下ごしらえ方法など、食に関する有意義な情報をお届けしています♪
一般社団法人 栄養まるごと推進委員会 概要
- 社団名 :一般社団法人 栄養まるごと推進委員会
- 代表者 :理事長 / 濱 裕宣
- 所在地 :東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
- URL :secretariat@marugoto.life
<以上>
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。