Preqin合同会社が「オルタナティブ投資とESG:機構危機を乗り越えるために」(日本語)を発表
この記事の目次
プライベート市場におけるESG運用資産残高は3.1兆米ドルに上る、Preqin合同会社 のSDGsへの取り組み
オルタナティブ投資の包括的なデータを提供するPreqin合同会社(本社イギリス)によるオルタナティブ資産におけるESGの重要性について考察をまとめたレポート
ESGは、すでにプライベート・キャピタル業界に大きな影響を与えています。
本レポートでは、オルタナティブ投資業界が直面している、環境・社会・ガバナンス(ESG)基準の導入、気候変動が投資に与える影響、投資家による環境問題への取り組み方、投資家がグリーンウォッシュ問題にどのように取り組んでいるか、規制当局がどのように取り組みを強化しているかなど、オルタナティブ投資業界が直面している主要な問題を取り上げています。
プライベート・アセットの投資家や運用会社の間では、ESG原則を取り入れたいという要望が強く、2021年6月に実施したPreqin機関投資家サーベイによると、76%の投資家が、過去12ヶ月間でESGに対する需要が増加したと回答しています。しかし、データ、統一された基準、共通の定義が不足しており、そのため、グリーンウォッシュのリスクやESG投資の質を評価することが、ESGポリシーの導入の課題となっています。
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https://go.preqin.com/esg-in-alternatives-2021-jp
プライベートキャピタルのESGの運用資産残高は増加傾向
プライベートキャピタル業界において、ESG投資は、すでに大きな存在感を見せています。2021年10月時点の推計によると、ESGポリシーを策定する企業が運用するプライベートキャピタルファンドの運用資産残高(AUM)は3.10兆米ドルに上ります。
ESGポリシーを持つファンドマネージャーがプライベートキャピタルファンドによる資金調達の大部分をによるものでした。ESG投資に取り組むファンドマネージャーは2021年に入り、これまでの9ヶ月間で4,030億米ドルの資金調達を完了しています。2020年通年での調達総額5,060億米ドルと比べてもさほど遠くありません。
プライベートデットが先導し、新たなアセットクラス誕生のきざし
本レポートによると、プライベートデットは、どのアセットクラスよりもESGへのコミットメント率が高く、ESG運用資産の比率はAUMの49%に達しました。一方で、インフラファンドにおける同比率は31%と最も低い水準です。
比率では劣ったもののプライベートエクイティは、オルタナティブ資産クラスの中で最もAUMは多く、1.82兆米ドルでした。
炭素排出権取引は、ネットゼロを達成するための重要なカギとなると考えられます。また、炭素排出権はそれ自体がアセットクラスとして発展する可能性が高く、民間の投資家やファンドマネージャーに新たな投資機会を提供するとみています。
大手運用会社がESGをリード
Preqinは、昨年より環境・社会・ガバナンス面にお けるLPやGPの透明性を測定する取り組みを開始しました。
Preqinのトランスペアレンシー指標は、国連責任投資原則(UN PRI)、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)、米国サステナビリティ会計基準審議会(SASB)、機関投資家リミテッド・パートナー・アソシエーション(ILPA)などの著名なESGフレームワークから直接入手した37項目の指標に基づいています。
この指標のグローバルベンチマーク(中央値)は、現在5%となっており、つまり、37項目の対象指標のうち、平均4項目の開示を満たしていることと言えます。
このトランスペアレンシー指標によると、ファンドマネージャーのAUMとESGトランスペアレンシー指標との間には正の相関関係があることが分かります。AUM1,000億ドル以上のファンドマネージャーは、トランスペアレンシー指標の平均値が70%と、ベンチマークの5%を大幅に超えます。さらに、過去10年間の資金調達額トップの大手運用会社5社のESGトランスペアレンシー指標は平均86.5%で、全体の平均23.0%を大き上回っています。
オルタナティブ業界では今後も、顧客の要求と規制の圧力により、ファンドマネージャーがESGを優先するように働きかけ続けることになると予測されます。
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オルタナティブ投資とESGウェビナー開催決定
オルタナティブ投資とESG:
基調講演 |
オルタナティブ投資とESG: パネルディスカッション |
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内容 | 最新のPreqinデータから読み取れるオルタナティブ業界におけるESGトレンドと展望、そしてPreqin ProがESGの実装にどうご活用いただけるかを取り上げます。 | 左記ウェビナーの別セッションとして、外部ゲストをお招きし、パネルディスカッションを開催します。 |
日時 | 2021年11月25日(木)15:00 – 16:00(日本時間) | 2021年12月7日(火)11:00 – 12:10(日本時間) |
言語 | 英語 同時通訳:日本語、中国語、韓国語(電話参加は英語のみ) |
日本語のみ |
詳細 | https://preqin.zoom.us/webinar/register/2816347953464/WN_3HIc1DB0TkSRbLGJ9Apofg | https://preqin.zoom.us/webinar/register/1516370471624/WN_Kkyuy74oQSqsX21G_2lyWw |
上記ウェビナーは、それぞれ内容が異なりますので、両ウェビナーへのご参加をお待ちしております。
※ご参加いただけなかった場合も当日の資料と録画を後日配布いたします。
無料でご登録いただけますので、ご関心ある方は上記リンクからご登録下さい。
Preqin(プレキン)について
Preqinは”Home of Alternatives”をコンセプトに、オルタナティブ投資業界で最も包括的なデータ・分析・インサイトを提供しています。
2003年にロンドンで設立され、2019年には東京オフィスを開設し、現在では、世界中に14拠点オフィスをかまえ、世界中で17万名を超える方々にサービスをご利用いただいています。
綿密なデータ収集方法の開拓から革新的なプラットフォームの開発に至るまで、約20年にわたりオルタナティブ投資への理解を深めることに尽力してきました。
クライアント企業との緊密なパートナーシップを通じて、お客さまが日々最善の意思決定を行えるよう、新たなツールやインテリジェンスの提供に継続的に取り組んでいます。
お問い合わせ
Preqinでは、メディアの方々向けに記事に必要なデータ等を無料でご提供しております。ご入用の際は下記のメールアドレスまでご連絡ください。
Preqin合同会社 マーケティング 冨岡
メール: asiapress@preqin.com
ウェブサイト: https://www.preqin.com/jp
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VOIXのリリース受付フォームです。 ご投稿いただいたリリースは審査後、記事としてニュースメディアVOIX上に掲載されます。(掲載料は完全無料です。)
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採用情報 | 【求人】在宅 Webライター 募集 |
お問合せ | https://voix.jp/contact/ |
SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。