大鎌電気株式会社が”ネット・ゼロ・エネルギー・ビル”のショールームを公開開始
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大鎌電気株式会社、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)を実現したショールーム兼研修棟が函館市に完成!!
函館市を中心とする道南エリアで電気設備工事業を展開する大鎌電気株式会社。近年注力している省エネルギー事業の導入メリットを可視化するショールームが完成しました。SDGsに取り組む皆様はぜひご覧ください。
今エネルギーに関わる事業者ができること
はじめまして。1945年創業、函館市を中心とする北海道の道南エリアで、公共施設や病院、学校、工場、商業施設から個人宅まで、幅広いお客様に電気設備工事を提供している大鎌電気株式会社と申します。
近年は電力エネルギーを取り巻く環境が時代と共に変化する中で、太陽光発電など省エネルギー事業にも積極的に取り組んでおり、エネルギーに関わる企業の勤めとして、持続可能な社会の実現にも力を入れています。
その結晶として、函館市内にこの度、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル / 快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のこと)を実現するショールーム兼研修棟を完成させました。
皆様に企業ができるSDGsや省エネの取り組みを体感していただける施設に仕上がっています。
つきましては、下記日程でお披露目会を開催致します。
どなたでもご参加可能ですので、ぜひお気軽に足をお運びください。
ショールーム兼研修棟新築完成お披露目式典
- 日 時:令和5年5月16日(火)
- 第一部 11:00〜12:00 / 完成式典&ツアー
- 第二部 15:00〜18:00 / ツアー
- 場 所:大鎌電気株式会社 ショールーム兼研修棟
- 住 所:〒041-0804
- 北海道函館市赤川町576-2
※ プレスリリースをご覧になった旨を当日会場でお申し出ください
ZEBとは?建物の見どころをご紹介します
太陽光発電などで自ら電気を作り出し、省エネによって電力消費を抑える。
建物のエネルギー収支をゼロにするためには、この双方の取り組みが必須です。
写真はショールームの目の前に広がる森です。
一言で「ネット・ゼロ・エネルギー・ビル」と云っても、この北海道の豊かな自然と厳しい寒さという環境で、これを実現するのは簡単なことではありません。しかし、だからこそ、私たちはショールームを作りたいと考えました。
函館にある企業がZEBを実現する。
SDGsや省エネは取り組みや工夫次第で実現できる、と示すには最高の事例です。
本ショールームには、エアコンがありません。
代わりに「F-CON(エフコン)」と呼ばれる、次世代型冷暖房システムを導入しています。熱が高いところから低いところへ移動する「ふく射」の原理を利用して、室外機で作った冷温水を室内に設置したF-CONパネルに循環させることで、室内温度をコントロールしています。
無音・無風で身体に優しい全館空調で、室外機を減らしてフロンガス使用量を削減するなど、SDGsの観点からも今注目を集めるこのF-CONの快適性を、本ショールームではご体感いただけます。
写真にある白い壁のような仕切りが、F-CONパネルです。
圧迫感に繋がったり、空間としての一体感を損なうことが無いよう、ショールーム全体の設計・デザインにもこだわりました。冬でも無音・無風でポカポカと温かい、光の降り注ぐ空間を実現しました。
エントランスには太陽光やF-CONをはじめ、業務用空調・冷凍機器の自動制御システム、電力使用量の監視など、ZEB実現やSDGs推進に役立つ私たちの取り組みをパネルで掲示してご紹介しています。
研修室の前には創業まもなく80年を迎える大鎌電気株式会社の歴史、そしてISO9001 / ISO14001の取得やSDGs宣言、働き方改革やDX化など持続可能な社会の実現を目指す私たちの取り組みをヒストリーウォール形式で展示しています。
中小企業こそ省エネやSDGs推進に注力すべき、と考える私たちがその取り組みをご評価いただいて実現した道南初のESG投資実施企業としての実績も、合わせてご紹介しています。
最大3部屋に仕切って利用できる研修室は、省エネ・SDGs推進の拠点として活用するのはもちろん、地域経済全体のボトムアップに貢献できるような様々な研修・教育の場として、地域に開放していきたいと考えています。
自社主催としても、マネジメントを学ぶMQ戦略ゲーム研修や、利益最大化の制約条件(ボトルネック)を見つけて改善するTOC研修など、外部の方が参加できる様々な教育機会を提供して参ります。
また、電気設備に関わる事業者として、以前より関心を寄せていたアーシングの概念にも、今回チャレンジしました。
アーシングとは、靴や靴下を脱いで、裸足で地面と繋がることを指します。電化製品にアースが必要なように、私たちの身体に溜まった電気を地面に逃すという考え方です。
オフィスやショールームで裸足になる、というのは現実的ではありませんが、アーシングマットを設置したり、靴を脱いでくつろげるスペースを用意したり、人と電気との関わりについて日々模索を続けていきたいとの思いから導入しました。
お披露目会当日
5月16日(火)当日は、これらの設備や省エネの取り組み、ZEBの仕組みなどを実際にご覧いただけます。
もちろん、この日のご都合が悪い方も、お問い合わせいただければ、取材や一般企業の方の見学も歓迎です。北海道で実現する省エネやネット・ゼロ・エネルギーの取り組み、そして持続可能な社会の実現へのチャレンジをぜひご覧いただき、皆様の省エネへの理解を充電する機会になればと願っています。
<以上>
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。