フィード・ワン株式会社が「TCFDレポート」を公表
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【フィード・ワン】TCFD提言に基づく情報を開示
2030年度におけるCO2削減ロードマップを策定、飼料業界の脱炭素化に取り組む
▼「TCFDレポート」はこちらから
フィード・ワングループは、穀物や魚粉を主原料とした畜産用・水産用配合飼料の製造・販売から、畜産物・水産物の生産・販売まで「食のバリューチェーン」を担う事業を営んでおり、自然の恵みの上に成り立っています。そのため、気候変動がフィード・ワングループ事業に及ぼす影響は大きく、取り組むべき重要な社会課題であると捉えています。
そこでフィード・ワングループは、2022年4月に TCFD提言へ賛同し、気候変動における情報開示を行うことを表明いたしました。パリ協定の目指す脱炭素社会の実現に向け、TCFD提言に基づくフレームワークを活用した情報開示を今後も積極的に進めていくとともに、持続可能な社会への貢献と企業の持続的な成長を目指し、重点課題である「事業を通じた環境問題解決」のテーマの一つとして、気候変動対応に引き続き取り組んでまいります。
今回の情報開示の概要(主な更新部分)
「戦略」
参照シナリオに「1.5℃シナリオ(IEA World Energy Outlook 2022「NZE」)」を取り入れ、「1.5℃/2℃未満シナリオ」と「4℃シナリオ」の2パターンで改めて事業におけるシナリオ分析を実施いたしました。
「指標と目標」
2022年度のScope1およびScope2排出量とともに、Scope3の一部のカテゴリーについても算定を行い、2030年度におけるCO2削減ロードマップも新たに策定いたしました。また、Scope1およびScope2排出量において基準年である2020年度から算定基準を見直し、既に公表していた排出量データを「GHGプロトコル※」により準拠する形で改めて情報開示を実施いたしました。
※GHGプロトコル:温室効果ガスの排出量を算定し、報告する際の国際的な規準
TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)とは
G20 の要請を受け、主要国の中央銀行や金融規制当局などが参加する国際機関である金融安定理事会(FSB)により 2015 年に設立されました。気候変動がもたらすリスクと機会が企業経営に与える財務的影響を評価し、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」について適切に開示することを推奨しています。
- TCFD公式サイト(英語):https://www.fsb-tcfd.org/
- TCFDコンソーシアム公式サイト:https://tcfd-consortium.jp/
フィード・ワン株式会社 会社概要
- 会社名:フィード・ワン株式会社
- 代表者:庄司 英洋
- 所在地:神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町二丁目23番地2
- 設立:2014年10月
- 資本金:100億円
- 事業内容:配合飼料の製造・販売、畜水産物の仕入・販売・生産・加工等
上記に付帯関連するその他事業(農場の経営指導、家畜診療施設の運営等) - フィード・ワンHP:https://www.feed-one.co.jp/
- サステナビリティサイト:https://www.feed-one.co.jp/csr/
<以上>
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。