使用済みクリヤーホルダーをリサイクル「カウネットLoopla(ループラ)」がサービス開始
この記事の目次
プラスチック資源リサイクルを目指した「カウネットLoopla(ループラ)」のサービスを開始
事業所の使用済みクリヤーホルダー回収・再資源化に取り組む
「カウネットLoopla(ループラ)」を開始した背景と目的
カウネットでは、テクノロジーとクリエイティビティで、全ての働く人に価値ある体験を生み出す取り組みを推進しております。循環型社会の実現に向けては、サプライチェーン全体で、省資源・廃棄物削減の推進、サーキュラーを考えた商品やサービスの提供を加速しており、地球環境への責任を果たし、お客様や社会から継続してご支持いただけるサステナブル経営を目指しております。
2022年4月に施行された「プラスチック資源循環促進法」により、プラスチック製品の削減が求められる中、オフィスで使用頻度が高く、1度使用されて捨てられることが多いクリヤーホルダーの再資源化に注目が集まっています。カウネットは事業所向け通販においてクリヤーホルダーを多く販売してきたことから、「販売事業者としての責任」を果たすべくクリヤーホルダーの再資源化に挑戦することで、プラスチック製品の廃棄を削減し、持続的な循環型社会の形成に貢献したいと考え、本サービスを企画しました。本サービスの目的は以下二点です。
- 回収した製品を再生することにより、廃プラスチックの用途の多様化に貢献する
- オフィス等の事業所におけるリサイクル活動を支援することで、ワーカーの環境意識を高め、持続可能な社会の実現に向けた資源循環のムーブメントを醸成する
リサイクルサービス 「カウネットLoopla(ループラ)」の概要
本サービスは事業者様(自治体・個人含む)から使用済みクリヤーホルダーを回収し、ご提供いただいた使用済みクリヤーホルダーをプラスチック製品の原料として再資源化を行います。使用済みクリヤーホルダーは事業者様から有償で譲渡していただき、譲渡対価はお支払いに代えて当社指定の環境団体へ寄付させていただきます。また、リサイクルによって製品化した商品の販売については2024年2月に開始予定です。
- サービス開始日:2023年9月20日(水)
- サービス対象:カウネットのサービスに登録している事業者様
- サービス対象エリア:東京23区・札幌市・名古屋市・大阪市・福岡市
※順次対象エリアを拡大予定です - サービス利用料:なし
- クリヤーホルダー回収方法:配送員が事業所まで引き取り
- サービスのお申し込み方法:サービス紹介ページから参加登録をした上で、ご注文商品のお届け時に配送員に声掛け頂く、またはメール、電話で回収依頼も可能
※サービスの詳細は以下のページをご覧ください。
▼「カウネットLoopla(ループラ)」サービス紹介ページ
「カウネットLoopla(ループラ)」実証実験参加企業の声
本サービスを開始する前に2023年5月から8月にかけて実証実験を実施しました。
以下実証実験に参加したトランスコスモス株式会社(代表取締役共同社長:牟田正明、神谷健志)からのコメントです。
トランスコスモスは、2023年度より「CO2排出量の削減」を
全社のゴールに設定し、環境活動への取り組みを強化しています。
地球環境保全のためには、無駄をなくし、限られた資源を再活用すること
も大切な一歩だと考えており、今回「カウネットLoopla」へ参加させて頂くことが
環境への意識を高めるためのきっかけづくりになると考えています。
今後、どれくらいのCO2削減によって作られた製品なのかが見えるように
なれば、よりサステナブルを意識した製品選びにもつながると感じており、
この取り組みの更なる拡大と発展に期待しています。
<関連URL>
「カウネットLoopla(ループラ)」回収実証実験について
カウネット「オフィスの紙資源」リサイクルサービス Loopa(ルーパ)
<以上>
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。