「神戸市SDGs債」をこくみん共済 coop〈全労済〉が取得
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こくみん共済 coop〈全労済〉のSDGsに対する取り組み
こくみん共済 coop〈全労済〉(全国労働者共済生活協同組合連合会 代表理事理事長:廣田 政巳)は、2021年9月10日、神戸市が発行する「神戸市SDGs債」を取得しました。
本債券により調達された資金は、同ビジョンの実現に向けた事業等に活用される予定です。当会では、「New-Zetwork(2018年度~2021年度中期経営政策)」において、「持続可能な社会づくり・ セーフティネットづくり」に取り組むことを掲げています。その取り組みの一つとして、資産運用方針にもとづきESG運用(環境・社会・企業統治に配慮している発行体を重視・選別して行う運用) を実施しており、SDGsの達成に貢献する本債券の取得を決定いたしました。
当会は、理念である「みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくり」の実現にむけて、今後もESG運用を含めた持続可能な社会づくり・セーフティネットづくりに取り組んでまいります。
<概要>
- 名称:神戸市令和3年度第6回公募公債(30年)
- 発行体:神戸市
- 発行体格付:AA+(R&I)
- 発行総額:100億円
- 償還期間:30年
<こくみん共済coop>
たすけあいの生協として1957年9月に誕生。「共済」とは「みんなでたすけあうことで、誰かの万一に備える」という仕組みです。少子高齢社会や大規模災害の発生など、私たちを取り巻く環境が大きく変化しているなか、こくみん共済 coop は、「たすけあい」の考え方や仕組みを通じて「みんなでたすけあい、豊かで安心できる社会づくり」にむけ、皆さまと共に歩み続けます。
◆こくみん共済 coop たすけあいの輪のあゆみ:https://www.zenrosai.coop/web/ayumi/
神戸市SDGs債が支えるプロジェクト事例
<神戸医療産業都市の推進>
神戸医療産業都市は、阪神・淡路大震災で「いのちの大切さ」を改めて知った神戸市が「市民福祉の向上」、「神戸経済の活性化」、「国際社会への貢献」を目的として開始したプロジェクトです。さらなる成果の創出をめざし、医療機器開発エコシステムの構築を図ります。
・360を超える研究機関・医療機関・医療関連企業が集積する、国内最大級のバイオメディカルクラスターを形成
・中核支援機関である「神戸医療産業都市推進機構」によるクラスター内の連携・融合促進
・世界最先端の再生医療、免疫疾患を対象とした新たな治療法、国内初の医療機器などの実用化に取り組む・ライフサイエンス分野のベンチャーエコシステム構築に向けた支援事業を展開
<グリーン施策>
地球温暖化に伴う気候変動の影響が顕在化している中、自然と太陽のめぐみを再認識し、再生可能エネルギーや先駆的な環境技術及び水素エネルギーの利活用などに取り組みます。
■水素サプライチェーン構築実証実験(液化水素の輸送・荷揚・貯蔵)
・世界初の液化水素運搬船で液化水素供給システムを構築
・海外の褐炭(未利用資源)から生成した液化水素を荷揚・貯蔵する実証実験の実施に向けた施設整備(神戸空港島北東部)
・技術研究組合CO2フリー水素サプライチェーン推進機構(略称「HySTRA」、川崎重工業・岩谷産業・シェルジャパン・電源開発・丸紅・JXTGエネルギー)と連携した、先駆的な取り組み
■水素エネルギー利用システム開発実証事業(水素発電)
・水素専燃、水素と天然ガス混燃が可能な発電所(1MW級)を整備(2017年12月)
・世界初の水素燃料100%による電気・熱供給を達成(2018年4月)
<供給先>国際展示場・中央市民病院等
・燃焼時のCO2を大幅に削減
■こうべバイオガス(下水消化ガスの活用)
・下水処理過程で発生する消化ガスを高度に精製し、メタン純度を高めた「こうべバイオガス」として有効利用
・都市ガス供給(約3千世帯)、自動車燃料供給(約1万台)、消化ガス発電などに活用
※上記プロジェクトは、事例のご紹介のみを目的としており、今回の神戸市SDGs債の資金の活用を上記プロジェクト、またはその分野に限定するものではありません。
◆詳細は下記URLよりご覧ください。
https://www.city.kobe.lg.jp/documents/8035/20201225.pdf
【プレスリリースの無料投稿窓口】 VOIXのリリース受付フォームです。 ご投稿いただいたリリースは審査後、記事としてニュースメディアVOIX上に掲載されます。(掲載料は完全無料です。) ● 「SDGs宣言」を中小企業が行う方法とは
無料投稿窓口
SDGs私募債は、資金調達をすると同時にSDGsへの取り組みを簡単に実施できる新しく便利な融資商品です。
銀行に法人口座を開設すると利用でき、都市銀行から地方銀行が積極的に取扱っています。
私募債を発行する企業から金融機関が受け取る手数料の一部(発行金額の0.1~0.2%程度)を拠出し、SDGsに関連する団体などに寄付を行うサービスが付加されているため、企業が資金調達を行うことが一番の目的ですが、同時にSDGs達成への取り組み、地域への貢献、企業PRもまとめてできることが特色です。
SDGs私募債の詳しい仕組みや特徴など詳しくは「SDGs私募債とは? メリットやデメリット を詳しく解説」で解説しています。
VOIXでは他にも、資金繰りを楽にする「中小企業におすすめの法人カード」も特集しています。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。