「むさしのサステナビリティ・リンク・ローン」を武蔵野銀行が取扱開始

武蔵野銀行が「むさしのサステナビリティ・リンク・ローン」を取扱開始

株式会社武蔵野銀行（頭取 長堀 和正）が、企業のSDGsの取組みやESG経営をサポートする「むさしのサステナビリティ・リンク・ローン」の取扱いを開始した。

「むさしのサステナビリティ・リンク・ローン」とは

「むさしのサステナビリティ・リンク・ローン」は、SPTs達成状況に応じ融資利率が変動する融資商品。

企業がSDGsやESGに関連する事業挑戦目標であるサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット（SPTs）を設定し、その達成状況に応じて融資利率が変動する仕組みにより、融資利率の変動を目標達成への動機付けに繋げ、持続可能な企業行動を促進し、企業価値の向上とサステナビリティへの貢献を目指すサービスとなる。

SPTsの設定は埼玉県と連携し、「地球温暖化対策計画制度」における排出量（削減）目標を活用するなど、地元企業にとって活用しやすい制度設計としており、目標の妥当性を確保するため、外部評価機関の第三者意見（セカンドオピニオン）を取得する。

さらに、｢埼玉県SDGsパートナー｣への登録・活用について、サポートするなど企業のSDGsへの取り組みも支援する。

「埼玉県SDGsパートナー」とは

「埼玉県SDGsパートナー」は、SDGsの取組みを実施・公表する企業について登録する埼玉県の制度。

登録企業は埼玉県ホームページで公表されるほか、策定した目標に向けた積極的な取組みを後押しする。

<公式ページ>

【SDGs私募債について】


SDGs私募債は、資金調達をすると同時にSDGsへの取り組みを簡単に実施できる新しく便利な融資商品です。
銀行に法人口座を開設すると利用でき、都市銀行から地方銀行が積極的に取扱っています。

私募債を発行する企業から金融機関が受け取る手数料の一部（発行金額の0.1～0.2％程度）を拠出し、SDGsに関連する団体などに寄付を行うサービスが付加されているため、企業が資金調達を行うことが一番の目的ですが、同時にSDGs達成への取り組み、地域への貢献、企業PRもまとめてできることが特色です。

SDGs私募債の詳しい仕組みや特徴など詳しくは「SDGs私募債とは？ メリットやデメリット を詳しく解説」で解説しています。
VOIXでは他にも、資金繰りを楽にする「中小企業におすすめの法人カード」も特集しています。

※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。