オンデマンド乗合交通の実証を開始、タクシー配車とオンデマンド配車を一つの端末で運用

VOIX編集部 小川望海VOIX編集部 小川望海 公開 SDGs
オンデマンド乗合交通の実証を開始、タクシー配車とオンデマンド配車を一つの端末で運用

株式会社デンソーテン、山都自動車株式会社、順風路株式会社、株式会社デンソーソリューションのSDGsへの取り組み。オンデマンド乗合交通の実証を開始

タクシー配車とオンデマンド配車を一つの端末で運用が可能に

株式会社デンソーテン(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:加藤 之啓、以下「デンソーテン」)、山都自動車株式会社(本社:岐阜県高山市、代表取締役社長:佐古 徹、以下「山都自動車」)、順風路株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:吉富 広三、以下「順風路」)、株式会社デンソーソリューション(本社:愛知県刈谷市、会長・CEO 新竹 敦、以下「デンソーソリューション」)は、一般乗用タクシー配車とオンデマンド配車を一つの車載器で切り替えて運用する実証実験を10月28日から岐阜県高山市で実施予定です。本実証により、地域公共交通の利便性向上と、事業者の効率的な車両運行の両立を目指します。

オンデマンド乗合交通の実証実験イメージオンデマンド乗合交通の実証実験イメージ

タクシーとオンデマンド乗合交通の車両共有化で、効率的な運用を目指す

従来、山都自動車が行っていたオンデマンド交通サービス※は、一般乗用タクシーとのシステムが別々だったため、業務が煩雑になってしまい、限られた車両、ドライバー、オペレーションの効率的な運用が課題でした。今回、デンソーテンが新たに試作したタブレット型車載器向けアプリと、順風路のオンデマンド交通システム「コンビニクル」を活用して、別々だったシステムを連携することで、オンデマンド運行/一般乗用タクシー運行業務を一つの端末で切り替えて運用する実証を行います。オンデマンド運行実施後に、同一車両をそのまま速やかに一般乗用タクシー運行に切り替えることができます。また、本サービスを導入することで、同一システム内で複数事業者に配車を行うなど、地域内の柔軟で効率的なオンデマンド交通サービスの実現につながります。

デンソーテンは、1950年代にタクシー用無線機を開発して以来60年以上にわたり蓄積したタクシーシステムのノウハウを活かし、利用者、自治体、事業者の移動に関する困りごと解決に向けた取り組みを進めています。将来的には、より利用者の方の利便性を向上させるために、マルチモーダルアプリ(MaaSアプリ)との連携等も視野に入れ、MaaSの推進にも貢献していきます。

【実証実験の流れ】
1. 利用者からオンデマンド配車依頼を受ける (電話)
2. オペレータがシステムでオンデマンドの配車を設定 / 対応車両にメッセージを配信
3. オンデマンド運行の準備:車両外装変更、車載器のモード切替 (タクシー → オンデマンド)
4. オンデマンド運行を実施
5. オンデマンド運行終了後、事業所へ帰所し、タクシー運行準備:車両外装変更、車載器のモード切替 (オンデマンド → タクシー)
6. 通常営業通り、タクシー運行 (オンデマンド運行 → タクシー運行 → オンデマンド運行の一通りの動作を確認)

【4者の役割】
デンソーテン:タクシー配車システム、車載器、車載器向け試作アプリケーションの提供
山都自動車:タクシー、オンデマンド交通のオペレータ業務、車両の運行
順風路:オンデマンド交通システムの提供
デンソーソリューション:運用サポート、商品化実現後に全国展開を計画

【実証実験概要】
実証期間:2021年10月28日(木)~11月26日(金)
運行時間:予約があった場合、時刻表に基づきその時間内で運行
運行車両:山都自動車タクシー車両
利用対象:どなたでも利用可能
運行エリア:岐阜県高山市一之宮線
料 金 :1乗車一律100円

※オンデマンド交通サービスは、予約があった時に運行する乗合交通サービスで、予約に応じて運行経路を設定し運行します。

デンソーテンでは今後も、グループが2030年に目指す姿『VISION2030』における、人と地球に優しい製品でクルマの魅力を高める「クルマの価値向上」や、移動の課題を解決し人々の生活を豊かにすることに貢献する「生活の価値向上」への取り組みを具体化し、お客さま・社会に貢献していきます。

今回の取り組みを通じて、以下のSDGsの達成を目指します。

 

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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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