株式会社ゼットンが横浜市と連携、ナッジを活用した食品ロス削減の実証実験を実施

VOIX編集部 小川望海VOIX編集部 小川望海 SDGs
株式会社ゼットンが横浜市と連携、ナッジを活用した食品ロス削減の実証実験を実施

ゼットンは、横浜市と連携し、ナッジを活用した食品ロス削減の実証実験を実施

株式会社ゼットン(代表取締役社長:鈴木伸典、以下「当社」)は、横浜市と連携し、ナッジを活用した飲食店での食品ロス削減行動促進についての実証実験を2021年9月20日~12月12日に行いました。
当社は、本実証実験で得られた成果を生かし、引き続き食品ロス削減に取り組んでまいります。
また、本取り組みを通じて、今後も横浜市様と協力し飲食産業の食品ロスの取り組みに貢献していければと思います。

実証実験参加の経緯

日本では食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」は年間570万トン(2019年度)、このうち外食産業からも多くの食品ロスが発生。「食品ロスの削減の推進に関する法律」が施行されて以降、外食産業では様々な取り組みが行われています。
当社でも社会を取り巻く環境問題に積極的に向き合い、地域社会への発展に貢献するべく「Sustainability Strategy 」を策定、持続可能な経営に向けて各施策の検討・遂行をしてまいりました。当社運営店舗内における食品残渣の現状を把握し対策を検討することで今後の飲食店での食品ロスに繋げていければと考え横浜市資源循環局と公民連携協定を締結し実証実験に協力。

現状調査とナッジ介入の食品ロス削減結果

今回の調査ではまず、どのようなものが食品ロスとして発生しているかを把握し、何を削減のターゲットとするべきなのかを知るために現状調査を行った。その結果、ライスの残渣が多かったこと、子供や女性の残渣量が多いことを把握。現状調査を踏まえ、主にライスに焦点を当てた削減対策を検討し、ナッジを活用した食品ロス削減行動促進の実証実験を5つ行い、特に効果が見られたナッジは①ライス量選択の必須化+メニュー表に量を表示することによる量の可視化②完食した子供を対象とした表彰及びお菓子のつかみ取りイベントの実施という結果となりました。

①ライス量選択の必須化+メニュー表に量を表示することによる量の可視化

ナッジ①

ナッジ①

  • プレートやロコモコのライスの量の選択を呼びかけるPOPの設置やメニュー表に量を表示するシールを張ったことにより一皿における残渣率・ライス残渣率ともに減少傾向となった。
  • 女性のみのグループにおける残渣率は減少効果が見られた。

②完食した子供を対象とした表彰及びお菓子のつかみ取りイベントの実施

ナッジ②

ナッジ②

  • 完食を促す仕組みにして完食時に表彰状を読み上げ、お菓子のつかみ取りに挑戦してもらうというインセンティブを付けることにより残渣率が減少した。

当社は、今回の実験で効果的だったものを継続して行い、今後も食に携わる企業として積極的に食品ロスに取り組んでいければと思います。

実証実験の詳細は、下記よりご覧いただけます。

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/gomi-recycle/sakugen/foodloss-nudge.html

ナッジとは?

ナッジ(nudge:そっと後押しする)とは、行動科学の知見(行動インサイト)の活用により、「人々が自分自身にとってより良い選択を自発的に取れるように手助けする政策手法」のこと。ちょっとした仕掛けにより人の行動変容を促す手法。禁止・命令するのでは なく、人が自然に自発的に望ましい行動を選択するように誘導することを目的とした働きかけであり、 環境分野、健康、省エネなどさまざまな分野で活用されているものです。

調査概要

<調査方法>

①お客様に提供したものに残渣があった場合、メニュー名と残渣の種類を記録し分類ごとに計量
②客席残渣と厨房残渣(不可食部)、未提供廃棄食材(可食部)を合わせて計量及び写真撮影

<現状調査の計測期間>

2021年9月20日~10月10日

<ナッジ介入期間>

2021年11月15日~12月12日

<介入ナッジパターン>

①ライス量選択の必須化+メニュー表に量を表示することによる可視化
②完食した子供を対象とした表彰及びお菓子のつかみ取りイベントの実施
③食べきりをテーマに食の大切さを伝えるための漫画イラストと内容に関連したピックの活用
④パン提供時のオペレーションの変更
⑤店舗からのメッセージを記載したマスクケースの活用

<実施店舗>

コレットマーレみなとみらいアロハテーブル
  • 住所:神奈川県横浜市中区桜木町1丁目1−7 コレットマーレ みなとみらい 1F
  • TEL:045-664-7110
  • 営業時間:11:00~23:00
山手十番館 レストラン&カフェ

  • 住所:神奈川県横浜市中区山手町247
  • TEL:045-621-4466
  • 営業時間:
    1Fカフェ 11:30~16:00(LO15:00)
    2Fランチ 11:30~15:00(LO14:00)/ディナー 17:00~21:00(LO 20:00)

※政府、自治体の要請・指示により営業時間変更の可能性があります

株式会社ゼットンの持続可能な経営に向けた取り組み

株式会社ゼットンの持続可能な経営に向けた取り組み株式会社ゼットンは、社会を取り巻く環境問題に積極的に取り組み、地域社会への発展に貢献するべく、2019年4月に「Sustainability Strategy」を発表いたしました。
持続可能な資源利用社会実現への貢献として食ロスなど食品廃棄削減にも取り組んでいます。

詳細URL:https://www.zetton.co.jp/company/IR/docs/ir_20200428_sustainability-strategy.pdff 


  <以上>

【SDGs について】

SDGs について
SDGsとは簡単にいうと「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。

2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などが SDGs目標としてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。

SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。

SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。

各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先の銀行に相談してみるのも良い方法です。

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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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