職人、アーティスト、デザイナーの再生作品を展示するDESIGNART2022「再生工芸展」を開催

VOIX編集部 小川望海VOIX編集部 小川望海 公開 SDGs
職人、アーティスト、デザイナーの再生作品を展示するDESIGNART2022「再生工芸展」を開催

不用品や廃材を伝統工芸の力で再生。職人、アーティスト、デザイナーの再生作品を展示。

DESIGNART2022「再生工芸展」

2022年10月21日(日)からはじまるDESIGNART TOKYO 2022にて、オクノテが企画プロデュースを行った「再生工芸展」を東急プラザ渋谷にて開催します。

再生工芸は、オクノテ(代表:清水覚)と、加飾紙の製造・販売を行う有限会社湯島アート(代表:一色清)を発起人としたプロジェクトで、使われなくなったものや本来捨ててしまうものを、「一点もの」を作り出す伝統工芸の力で再生し、もう一度暮らしのなかに蘇らせることを目的としています。昨年のDESIGNART TOKYO 2021に引き続き、今年も「再生工芸展」として再生作品の展示を行います。

染、漆・金継ぎ、江戸切子、いけ花など、さまざま伝統工芸の担い手が賛同

今年は新たに、のれん染め職人、漆作家、金継ぎ作家、江戸切子職人、いけ花アーティストをはじめとしたさまざまなの伝統工芸の担い手にご賛同いただきました。花器やアクセサリー、アート作品にいたるまで、多種多様な作品を展示します。また、伝統工芸の製作工程の中で生まれる不用品や廃材の再生にも試みました。再生作品の一部は会期中オンラインストアにてお買い求めいただけます。

木材の端材を再生した花器(大杉和美・片山琢満・一色清)木材の端材を再生した花器(大杉和美・片山琢満・一色清)

譲り受けた鉢の再生(一色清)譲り受けた鉢の再生(一色清)

鯛のウロコを再生した海中花の帯留(真空0)鯛のウロコを再生した海中花の帯留(真空0)

漆精製の際に出る濾し綿を再生したアートピース(Yohko Toda_Urushi Media x the edit)漆精製の際に出る濾し綿を再生したアートピース(Yohko Toda_Urushi Media x the edit)

高瀬川から採取した陶磁器片を再生した器(佐々木 萌水)高瀬川から採取した陶磁器片を再生した器(佐々木 萌水)

ガラス瓶を再生したバングル(椎名 隆行・藤田 優惟子)ガラス瓶を再生したバングル(椎名 隆行・藤田 優惟子)

展示概要

展示名 再生工芸展
開催期間 2022/10/21〜10/30 11:00~20:00
会場 東急プラザ渋谷3階 ポップアップスペース111
住所 〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 (渋谷フクラス内)
会場URL https://shibuya.tokyu-plaza.com/111/

「再生工芸」に向けた思い

「昨年に引き続き、本年も展示開催になりました。再生とは、活力です。昨今、不安定な情勢が続く中で、前向きに生きる活力を与えることを本年度のコンセプトにしました。また、再生工芸は、単にものを再生することだけではありません。その力が世の中に認められることで、衰退の危機に瀕する伝統工芸そのものも再生する一助になればと考えています。」(オクノテ 清水覚)

出展者プロフィール(順不同/敬称略)

一色 清・亜弥子(湯島アート)

「木版」「金銀箔砂子」「雲母刷毛引き」などの手仕事から始まり、シルクスクリーン印刷なども手掛けています。原点の手仕事を大切にと考え、伝統の図柄・材料・技法・美意識を尊重しつつ新しいデザイン・商品の開発にチャレンジしています。

片山 琢満(片山のれん染工所)

創業80年を迎える片山のれん染工所の四代目。染色職人として従事して5年目。のれんを主に作っているのが最近では新しい染め(草木染め)などにも挑戦し、染め物の新たな魅力を発信できないか、模索している。

大杉 和美(妄想工場)

プロダクトを中心とした各種デザインのほか、企画の初期段階から商品展開まで、企業の強みを活かした提案をベースにしたトータルブランディングも手掛ける。また妄想工場としてオリジナル製品の開発販売も行なっている。

真空0(作家)

大学で日本画、鍛金、彫金を学ぶ。動物病院、京都の老舗銀細工工房、アートイベント会社、銀座の画廊の勤務を経て、2021年に「真空0」を開業。金工を中心に、素材を問わず立体から平面作品まで幅広く制作。

戸田 蓉子(Yohko Toda_Urushi Media x the edit)

仏・パリのギャラリーにてインターン中に漆に興味を持ち帰国後、東京藝術大学名誉教授大西長利氏に漆芸を師事。国際漆展石川金賞他受賞多数。パリと京都市のアート共創プロジェクト選出アーティスト。東京アートフェア、「Collect」(英・ロンドン)に出品など国内外で高く評価される。日本コカ・コーラ社「綾鷹若手職人応援プロジェクト」に選出され映像作品を制作。Urushi Media主宰。

協力:堤淺吉漆店

梶川 由紀(Yohko Toda_Urushi Media x the edit)

何必館・京都現代美術館キュレーター/the edit主宰 パリ、マレ地区にあるヨーロッパ写真館(MEP)の設立に、唯一の日本人キュレーターとして携わる。 帰国後、何必館・京都現代美術館にて写真部門を創設。国内外の展覧会をまとめ、写真集編集、執筆活動を行う。海外と日本のアートの橋渡し役として奮闘。2022年、キュレーターの立ち位置を生かして自身のプロダクトブランドthe editを立ち上げる。

大泉 麗仁(いけばな作家)

いけばな草月流 竹中麗湖氏に師事。草月流本部講師。公共施設・店舗・ステージの他、邸宅や別荘での空間演出としての花/植物アートを制作。フランスの国際コンクール「Concours International D’Art Flora」準グランプリ、 「Flower Art Award 2016」最優秀作品賞他、受賞歴多数。医師 本間生夫氏(昭和大学名誉教授)「安らぎ呼吸プロジェクト」の研究や企業研修、学校等でいけばなワークショップを開催。いけばな教室 麗 -rei-(東京・自由が丘/代官山)主宰。

佐々木 萌水(uruō)

北海道生まれ。京都市立芸術大学修士課程美術研究科工芸専攻漆工を修了。漆の魅力と可能性を広めるために、漆作家として活動している。「uruō」を主宰し、美術作品制作のほか、漆器製作販売、関西を中心に漆教室の講師を務めている。現在は京都市立銅駝美術工芸高校の漆工の非常勤講師も勤める。本展では、京都の街中を流れる高瀬川から採集した陶磁器片を、漆をつかう「金継ぎ」や「呼継ぎ」の手法で繋ぎ合わせた作品を展示。

椎名 隆行(椎名切子)

2014年、IT企業から家業のガラス加工業をB2Cに向けた会社を起業。全国でも10名程度しかいない平切子(面を作る切子技術)と世界レベルの精度を誇るサンドブラスト技術を駆使し、これまでに無かった全く新しいシン江戸切子と呼べるものを開発している。

藤田 優惟子(アートディレクター/デザイナー)

大学卒業後、広告制作会社・代理店に出向したのち、現在はデザイン会社に所属するかたわらフリーランス活動を積極的にスタート。東京手仕事プロジェクトにおいて椎名切子とともに空き瓶を素材とするSDGsなバングル「GLASS-LAB NEW PRODUCT_ “WA”」をコンセプトから立案、全体デザインを手がける。グラフィックにとどまらず、デザインの幅を広げるべく日々挑戦中。

プロデュース・コーディネート

Kaya(IdeaWoman)

(株)アイディア・ウーマン代表。外資系航空会社、法律事務所などを経て通訳ガイドとして活動中に「漆器に命のようなもの」を感じたことがきっかけとなり2018年に開業。本物を知る方々のためのオーダーメイドギフトや日本文化体験ツアーを企画販売。国際色豊かなお客様とアーティストと共にNFTや漆のコンテンポラリーアート(お寿司・錦鯉・アンティークカー)等のプロジェクトが現在進行中。本展にはコーディネーターとして参加。

清水覚(オクノテ)

2019年から、会社員として働きながら外部活動として、企画とデザインを提供する個人活動「オクノテ」を開始。さまざまな業態の企業とタッグを組み、新商品・サービスの開発に取り組む。2020年から東京都中小企業振興公社のデザイン相談員に着任。


<以上>

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VOIX編集部 小川望海

VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。
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