ユニファースト株式会社が自社開発の”着られるエコバッグ”を着用し、「海ごみゼロウィーク」清掃活動を実施
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“海洋プラゴミ”からつくった自社開発の『着られるエコバッグ』着用 5回目となる「海ごみゼロウィーク」清掃活動を実施 地域貢献や環境問題の啓発に寄与 浅草橋の本社周辺にて 6月16日
(※『着られるエコバッグ』とは、エコバッグの底がファスナーになっていて、閉じればバッグに、開ければビブスやユニフォームとして着られる仕組みになっている環境にやさしい2WAY仕様。当社が開発し、実用新案取得済み。)
“海洋プラゴミ”からつくった『着られるエコバッグ』着用し、清掃活動を実施 地域貢献や環境問題の啓発に寄与
「海ごみゼロウィーク」とは、環境省と日本財団の共同事業で、海洋ごみ問題の啓発をおこなう期間です。春と秋の年2回で、全国一斉に清掃キャンペーンを開催します。当社は2021年、2022年の春・秋に引き続き5回目となる地域清掃活動を、6月16日(金)に実施しました。青空が広がり、30℃を超えた暑さの中、延べ32名の社員が清掃をおこない、70Lごみ袋約6袋分相当のごみを回収しました。
この清掃活動では、参加時に青いアイテム(青Tシャツや青いタオル等)の着用を推奨していることから、当社では環境にやさしい自社開発製品『着られるエコバッグ』の“海ごみゼロウィーク”デザインを製作し、これまでの清掃活動で着用していました。今回は一部の社員から、「よりサステナブルな素材をつかった着られるエコバッグを清掃活動で着用したい」との要望があり、“海洋プラゴミ”削減に貢献できるリサイクル繊維である「REPREVE® Our Ocean」を使用した新デザインを従来のデザインに加えました。あえて商品名を大きくプリントすることで、“海洋プラゴミ”削減に貢献していることを前面に打ち出しています。着用する人が自身のサステナブルな行動を周囲に広くアピールでき、環境問題・海洋ごみ問題の周知啓発の促進にもつながると考えています。社員は自分の好みでどちらのデザインを選ぶことができ、清掃活動もより楽しくなりました。
コロナ感染状況の収束とともに、浅草橋の街には再び観光客が集まり賑わってきました。一見綺麗に見える浅草橋周辺でしたが、足元を注意してみれば、タバコの吸い殻や紙ごみ、落ち葉、空き缶などがあちらこちらにありました。暴風雨直後の路上には捨てられたビニール傘が目立ちました。今回拾ったごみの量は70Lごみ袋約6袋分で、折れた傘は8本もありました。
2021年の春に実施した初回の清掃活動では、半ば義務感から参加した社員が多かった印象でしたが、実施回数を重ねるにつれ、「ゴミ拾い中に街の方から感謝の言葉をもらい、素直に嬉しく感じた」という社員が多くなり、いまでは前向きに参加する社員がほとんどだと感じています。今回はコロナ感染対策も緩和され、ほとんどの社員がマスクを付けずに清掃活動に参加し、ゴミ拾いを行いながら仲間同士の楽しい会話に花を咲かせました。
参加した社員からは、「ゴミ拾いを通じて街も心もキレイになった気がする」「地域清掃活動に参加して、地域の人々とのつながりを感じることができた」「当社が環境に配慮した商品を提供するだけではく、自らも行動を起こすことが重要だ」「浅草橋の企業として周辺の美化活動を行うことは非常に良い取り組みだと感じた」など、前向きな感想が多く寄せられました。このように清掃活動を継続して実施することで、社員の環境意識向上につながるだけでなく、社員の一体感も強まる有意義な時間になりました。
応援グッズの新定番『着られるエコバッグ』と“海洋プラゴミ”からつくったリサイクル繊維のコラボでスポーツビジネス産業展に出展
当社が開発した『着られるエコバッグ』はレジ袋削減につながるエコバッグと、応援用ビブスも兼ねており、スポーツとSDGsへの貢献を両立したオリジナル製品です。2019年8月に実用新案を取得し、同年の10月より受注を開始しました。コロナ禍でスポーツ関連業界全体が不振に陥ったにもかかわらず、2020年は5,500個の注文をいただき、2021年は大幅に販売数を伸ばし、前年比約9倍の49,000個を受注、2022年は過去最高の51,000個を突破しました。今年に入って5月末までの売上数もすでに25,000個を達成しております。
もともとはスポーツ観戦用として開発した商品ですが、仲間意識や一体感を得られる上に環境にやさしい製品とのことで大手企業の社員ボランティア活動にも採用されました。当社は”つくる”を通して社会に貢献するという経営理念に沿って、「海ごみゼロウィーク」に合わせて社員の清掃ボランティア活動のユニフォームとして、2021年には『着られるエコバッグ』の“海ごみゼロウィーク”デザインを制作しております。さらに今年は “海洋プラゴミ”を使用した『着られるエコバッグ』を作り、レパートリーを増やしました。『着られるエコバッグ』を着用して、会社近辺のゴミ拾いに参加した経験を営業商談の場に取り入れ、顧客の共感を得ることで商品受注につながった事例もでてきました。
この度は“海洋プラゴミ”からつくった『着られるエコバッグ』を、2023年6月28日(水)~30日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第6回スポーツビジネス産業展」に出展し、環境配慮商品の提案を一層強化します。
当社は今後も、環境保全や地域貢献へ取り組むと同時に、社会に対しては製造業の責任において環境課題解決に貢献するモノづくりを行い、事業活動を通じた社会貢献の一翼を担っていきます。
ユニファースト株式会社について
”つくりたい”を形にする会社、”つくる”を通して社会に貢献する会社
1981年設立。「”つくりたい”を形にする。”つくる”を通して社会に貢献する。」を経営理念に掲げ、独自の企画力や生産体制により高品質なモノづくりを提供。バッグ、ポーチ、ぬいぐるみの分野では業界のパイオニア的な存在に。2019年からは、モノづくりの知識を存分に活かした自社バッグブランド「svalen」を発売。同年からは環境に配慮したモノづくりにも注力し、SDGsに関心を持つ企業向けの商品開発体制を強化した。日本、中国、ベトナムを生産拠点に、国内各業界のグッズOEMを手掛けている。
- 会社名:ユニファースト株式会社
- 代表者:代表取締役社長 橋本 敦
- 所在地:東京都台東区浅草橋3-4-3 ユニファーストビル
- TEL:03-3865-5031
- 設立日:1981年2月13日
- 資本金:9,800万円
- URL:https://www.unifast.co.jp/
- 事業内容:各種バッグ、各種ポーチ、販売促進グッズ、ぬいぐるみ、ユニフォーム、エコロジー 商品企画、製造及び輸入
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。