柏田木材工業株式会社のサステナブルな取り組み、「オスモUVオイル」の塗装ラインを導入
この記事の目次
乾燥時間がいらない自然塗料、「オスモUVオイル」の塗装ラインを導入
オイル塗装の安全性・風合いはそのままに、生産性を飛躍的に向上させた塗装システムを導入しました。
柏田木材工業株式会社(本社:奈良県五條市、代表:柏田 充)は、オスモアンドエーデル株式会社が提供するUV照射により即座に硬化する自然塗料を用いた塗装ラインを導入いたしました。これに伴い、オスモUVオイルを利用した木質内装材のOEM・特注品の製造対応、及び自社製品の販売を開始させて頂きます。
導入の背景
近年の環境への意識の高まりに伴い、「建築物の木造化・木質化」や「国産材の活用」が行われています。そして、これらの建築物・製品に使用する塗料として、自然塗料が用いられることは珍しくありません。しかし、従来使用されている自然塗料は手作業による塗装が主であることから生産効率が低く、職人によって品質に差が出やすいという課題がありました。
柏田木材は長年培ってきた加工技術とオスモUVオイルを組み合わせることによって、従来品が抱えていた課題を解決し、より低コストかつ高品質で提供することが可能になりました。
オスモUVオイルの特徴
乾燥時間がかからず工期・納期の短縮が可能
オスモUVオイルなら塗装してからUVランプを照射した瞬間に乾燥が完了しているため乾燥時間がほぼかから ず、塗装に要する時間を最小限に抑えられるため、工期・納期の短縮が可能になります。
職人の腕前に仕上がりが左右されない均一な塗装
オスモUVオイルは機械塗装を前提として塗料が開発されておりロールコーターで塗装を行います。そのため、手作業と比較して一定かつ均一に塗装が可能なため仕上りも安定しています。
高い保護能力
多くの自然塗料は主成分が亜麻仁油ですが、オスモUVオイルはひまわり油・大豆油・アザミ油・カルナバワックス・カンデリラワックスを配合することで高い保護能力を実現。ウレタン塗装と同等の保護能力を誇ります。
OEM・特注製造の対応を開始
柏田木材はオスモUVオイル塗装などの塗装対応はもちろん、加工・接着設備も完備。フローリング・壁材には欠かせない実加工、天然木単板の貼り合わせにも対応。既製品・特注品に関わらず、ご要望に合わせた製造対応が可能です。
自社製品について
奈良県産杉フローリング
- 長さ:1950、3950mm
- 幅:120mm
- 厚み:15mm
- 塗装:オスモUVオイル
長野県産唐松フローリング
- 長さ:1900、3800mm
- 幅:105、140mm
- 厚み:15mm
- 塗装:オスモUVオイル
今後の目標
柏田木材は2023年8月にオスモUVオイルを導入。塗装だけでなく、加工・接着・倉庫管理を一貫して対応できる強みを生かし、フローリングや壁材などの内装建材を中心に、様々な製品・物件に採用頂き、2024年中にライン稼働率50%以上、2025年中には80%を目指します。
ますます環境への配慮が求められるようになる市場の中でも頼れるパートナーとしてあり続けるため、サステナブルな製品・サービスを提供して参ります。
会社概要
- 社名:柏田木材工業株式会社
- 本社所在地:奈良県五條市二見5-6-56
- 代表取締役:柏田 充
- 事業内容: 木製品の開発製造
- 設立: 1950年
- HP:https://kashida-m.co.jp
▼オスモUVオイルについてはこちら
<以上>
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
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SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。