大川家具が国産木材を活用したイベント・店舗什器シリーズ「TOMORI(トモリ)」を「WOODコレクション(モクコレ)2024」にて初展示
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国産木材を活用したイベント・店舗什器シリーズ「TOMORI」を大川家具が発表。「WOODコレクション(モクコレ)2024」で初展示。
早生広葉樹「センダン」のリヤカー型什器や、国産のスギ・ヒノキの大径木を有効活用した「インテリアCLT」を使用したイベント・店舗什器、ワークショップキットなど全30アイテムを展開。
協同組合 福岡・大川家具工業会(福岡県大川市大字酒見221-3、代表理事:河口健)の地域材開発部会は、国産木材を活用したイベント・店舗什器シリーズ「TOMORI(トモリ)」を、2024年1月11日~12日に東京ビッグサイトで開催される「WOODコレクション(モクコレ)2024」で初展示いたします。
「TOMORI」は移動できるリヤカー型什器WATAIシリーズに簡易タイプのテントやワゴンなど新商品を加え、屋外イベントや店舗などで活用できる組み立て式の店舗什器、イベントなどでのコンテンツとなる国産木材を活用したワークショップキットなど全30アイテムを展開します。
植樹活動を通じて
福岡・大川家具工業会では2018年から家具産地として持続可能なサイクルの構築を目指し、各地域の森林組合、自治体、企業などと協力して、早生広葉樹センダンの植樹活動を実施しています。その活動の中で、森林が抱える人材不足や国産木材の需要低迷など、様々な課題に直面していることを実感し、これらの課題を解決するためには、より多くの人々が関心を持つことが重要だと認識しました。
そのため、家具産地大川の強みである「家具づくり」を活かし、森林の課題や国産木材の活用、植樹の必要性などを楽しく学びながら体験できるマーケットイベントと植樹活動を同時に行うことで、より多くの人々に参加してもらうことが可能になると考えました。そこで、まずは私たちがそのイベントを行うためにイベント・店舗什器の開発に取り組むことにしました。
TOMORI商品ラインナップ
マーケット&店舗什器
ディスプレイテーブル、サインなどマーケットイベントやショップなどのディスプレイ什器に欠かせないアイテムを揃えています。すべて国産杉を使ったインテリアCLTを使用しています。
WATAIシリーズ
2021年のリリース以来好評いただいているリヤカー型什器シリーズ「WATAI」に新作が登場しました。コンパクトなものや、簡易的なテントタイプなどの機能を備えた移動できる什器シリーズです。
ワークショップキット
地域の森の木をつかったワークショップキットで、体験しながらイベントを楽しめるツールとして活用いただけます。どなたでも簡単にできるものから、本格的なスツールを作るキットなど、さまざまなアイテムをご用意しています。
インテリアCLTについて
TOMORI のイベント・店舗什器の家具には、国産のスギ材を積層した製材品「インテリアCLT」を使用しています。インテリアCLT は、日本の林業・木材産業の大きな課題となっている国産のスギ・ヒノキの大径木を有効活用できる新しい製材品です。
CLTとはCross Laminated Timber(JASでは直交集成板)の略称で、ひき板(ラミナ)を並べた後、繊維方向が直交するように積層接着した木質系材料です。厚みのある大きな板材なので、建築の構造材や土木用材として活用されてきました。
インテリアCLTは、CLTと同様の方法で、家具材・造作材・建具材として扱いやすい板厚である24mmや30mmという厚さに積層したものです。
今後について
イベント・店舗什器シリーズ「TOMORI」はすべて受注生産で2024年2月より受注を開始いたします。
商品詳細・価格については2024年1月26日に福岡・大川家具工業会が運営する地域の森活性化プロジェクト「ふるさと家具」WEBサイトの特設ページにて公開予定です。商品に関するお問い合わせは下記「ふるさと家具」WEBサイトよりお問い合わせください。
〈出展情報〉WOODコレクション(モクコレ)2024
東京ビッグサイト 西1・2ホール(東京都江東区有明3丁目 11-1)
- 2024年1月11日(木) 10:00~17:30
- 2024年1月12日(金) 10:00~16:30
- https://www.mokucolle.com/jp
協同組合 福岡・大川家具工業会について
昭和38年(1963年)に設立された、約110社以上の家具製造関連企業で組織する協同組合です。
大川家具は今から約490年前、室町時代に船大工の技術を活かして作られた指物(家具)が始まりとされています。そして指物から箱物へとその技術を繋ぎ、日本一の生産高を誇る家具産業の集積地に成長しました。
地域材開発部会では、2007年から国産木材の活用に取り組んでおり、2018年からは早世広葉樹センダンの植樹活動と、スギ・ヒノキなどの国産木材を活用するプロジェクト「ふるさと家具」をスタートさせ、地域の森の木が100年後も生き続けるために家具やものづくりを通して、どのように貢献できるのかを考え日々挑戦しています。
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。