合同会社におすすめの法人銀行口座選び。開設すべきはどこ!?


銀行口座を開設すると、ビジネスオーナーが個人的な口座とビジネス口座を混同することがなくなります。さらに、銀行口座は、ビジネスの信頼性を高め、信用力を向上させることができます。
合同会社でも株式会社と同様に会社名義の口座を持つことは可能です。今回の記事ではおすすめの法人口座についても紹介します。
合同会社の法人口座選びは大変?実情を解説します。
近年、会社設立時に合同会社を選ぶ経営者が多い
最近では、合同会社が人気を集めています。これは、会社を設立する上での選択肢が増えたことや、株式会社と比較して手続きが簡単であることなどによるものです。
また、合同会社は株式会社と違い、設立時に最低限必要な資本金が少なくて済むため、起業家にとっては負担が軽減されるというメリットがあります。
合同会社のメリット
- 合同会社は、少人数でビジネスを行う場合に適した法人形態である。
- 合同会社は、株式会社や有限会社と比較して、設立費用が安く済み、定款の作成に制約が少ない。
- 合同会社は、設立後に発生する費用も少なく、事業主の個人資産が保護される点でも魅力的。
- 出資者が限定されるため、事業主が経営に参加することができ、柔軟な経営が可能となる。
- 合同会社は、法律上の制約が少なく、設立後の運営が比較的簡単であるため、起業家たちの間で人気が高まっている。
これらの理由から、合同会社は今後も注目される法人形態であると言えます。
合同会社の法人口座は審査が大変?審査に弱いと言われる理由
合同会社が与信の審査に弱いとされる理由は以下の通りですが、実際にはどうでしょう。
- 会社規模が小さい場合、信用力が低いと見なされることが多いため。
- 設立後間もない会社は、信用力を構築していない場合、与信の審査に通過することが難しいことがあるため。
- 創業期間中は事業の安定性が確立されていない場合、与信を得るために必要な条件を満たしていないことがあるため。
これらはただの噂であり、実際に「合同会社だから」という理由で審査が不利になることはないでしょう。実際に日本の会社設立の25%が合同会社でありますので銀行側も邪険にする理由がありません。上記の理由は株式会社でも同様に審査落ちの原因となるでしょう。
合同会社だから審査が厳しいということはない
合同会社だからといって銀行の審査が厳しいわけではありません。法人口座を開設するには、ビジネスプラン、資本金、取引履歴、役員の信用情報などを提出する必要がありますが、これらの要件を満たせば比較的容易に審査に合格することができます。ただし、要件を満たしていない場合は審査に落ちる可能性があるため、銀行口座を開設する前に必要な書類を準備し、審査に合格するための条件を満たすようにする必要があります。
合同会社におすすめの法人銀行口座
合同会社に「ネット銀行」がおすすめな理由
合同会社においてネット銀行を選ぶメリットとデメリットを解説します。
ネット銀行のメリット
- オンライン上で口座開設が可能
- 最短即日開設など利用開始が早い
- 口座維持手数料が無料
- 手数料が安い
- セキュリティに力を入れている
- デビットカードがお得に利用できる
- 審査用の必須書類が少なく申し込みやすい
関連記事:法人口座を最短即日に開設できる銀行とは?
デメリット
- 数千万円以上の融資などは難しい
- 窓口対応がない
- 外貨送金や投資商品が少ない
GMOあおぞらネット銀行は合同会社におすすめ
GMOあおぞらネット銀行は、合同会社の法人口座選びにおすすめの銀行です。一般的に法人口座開設には、個人口座開設と比べて、複雑な手続きが必要になることがありますが、GMOあおぞらネット銀行では、オンライン上での手続きが可能で、最短即日で口座開設が完了するため、手続きの手間が大幅に軽減されます。
関連記事:法人口座を最短即日に開設できる銀行とは?
・印鑑不要 ・郵送不要 ・印刷物の提出不要
の「最短即日かんたん口座開設」というサービスを開始しており、おそらく法人銀行口座の開設スピードとしては国内最短水準といえるでしょう。
当然、審査が長引くことにより当日中の口座開設ができないというケースはあると思いますが、それにしても申し込みしやすい特徴を持っているので、メガバンクや地方銀行、信用金庫等と比べても口座開設の時間は早いといえるでしょう。
最短即日!「GMOあおぞらネット銀行」が申し込みやすい理由5点
- 起業直後でも申込みOK
- 固定電話の番号が不要
- 提出に必要な書類が少ない
- バーチャルオフィス/レンタルオフィスOK
- “来店不要”ネット完結で口座開設可能
提出に必須となる書類がメガバンク等に比べると少なく、来店不要の「ネット完結」で口座開設が完了するので、口座開設にかかる時間が非常に短いのです。
GMOあおぞらネット銀行も「最短即日かんたん口座開設」というサービスを開始するほど開設スピードに力をいれています。
GMOあおぞらネット銀行が優れている5点
- セキュリティやシステム面の強さ。
- Payeasy(ペイジー)に対応済み。
納税や社会保険の納付がネットで完結できる - 口座開設/維持費が無料
- 振込手数料が業界屈指の安さ
- 年会費無料のデビットカードの還元率が最大1.5%
実際に利用していても大きなデメリットが無く、管理画面や問い合わせへのレスポンスなどサービスクオリティは非常に高いです。
Payeasy(ペイジー)とデビットカード、手数料の安さは時間とコストを省く上での強力なアドバンテージもあるので他のネットバンクより秀でていると感じています。
当サイト経由の申込み限定で
3000円キャッシュバック
当然、明確にあります。まず、外貨送金がメインの目的の方。また、銀行からの数千万円以上の大型融資を目的として口座開設する方には向きません。(逆に1000万円以内の融資ならおすすめ)
それ以外の方には広くおすすめできます。法人ネット銀行の中で選ぶならおすすめです。
合同会社が法人口座の審査に落ちたら…
今や新規設立会社のうち25%、年間36,000社にのぼる合同会社の時代。合同会社であることを理由に審査が落ちるということはまず考えられませんが、どんな会社にも銀行口座開設審査に落ちることはありえます。
参考:https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20220524_02.html 2021年「全国新設法人動向」調査
審査に落ちた場合は、審査に落ちた理由を確認し、必要な対策を講じる必要があります。たとえば、ビジネスプランの改善や取引履歴の充実、信用情報の修正などが考えられます。また、審査に落ちた銀行以外の銀行を探すことも一つの手段です。銀行によって審査基準が異なるため、別の銀行であれば審査に合格する可能性があります。
そもそも合同会社とは
合同会社とは、2016年に新たに制定された法人形態です。株式会社と同じように、法人格を持った企業として事業を行うことができます。ただし、合同会社は、株式会社と比較して設立費用が安く、定款の作成に制約が少ないため、起業家にとっては負担が軽減されるというメリットがあります。また、役員報酬の上限がないため、スタートアップ企業にとっては役員報酬の支払いが抑えられるというメリットもあります。
合同会社の特徴
- 法人格を持つ会社 合同会社は法人格を持つ会社の一種です。法人格を持つことにより、会社としての責任を負うことができ、企業活動を行う上でのメリットがあります。
- 資本金の最低限度がない 合同会社は、株式会社や有限会社と異なり、資本金の最低限度がありません。そのため、少額の資本で設立することができ、起業家や中小企業の起業に適しています。
- パートナーシップ型の経営 合同会社は、パートナーシップ型の経営が可能です。従来の会社とは異なり、役員制度を設けることができず、出資者が直接経営に参加することができます。そのため、出資者同士の信頼関係を築くことが重要です。
- 利益の配分が自由に決められる 合同会社では、利益の配分が自由に決められます。出資比率に応じた配分を行うこともできますし、出資比率とは別に、業績や貢献度に応じて配分を決めることもできます。
- 簡易な手続きで設立が可能 合同会社は、設立が簡単で手続きが簡易なため、設立までの期間が短く済みます。また、法務局での登記手続きも比較的簡単であるため、手続きが苦手な起業家にも向いています。
合同会社におすすめな法人口座まとめ
以上、合同会社の法人口座選びに関するアドバイスでした。
法人口座開設には、ビジネスプラン、資本金、取引履歴、役員の信用情報などが必要ですが、これらの要件を満たせば銀行口座を開設することができます。銀行口座を開設する際には、いくつかの銀行を比較し、最適な銀行を選ぶことが重要です。銀行によって、口座開設条件や手数料が異なります。また、銀行の業務内容やサービスによっても異なるため、自社のビジネスにあった銀行を選ぶことが重要です。
合同会社は小規模な企業にとっては非常に魅力的な法人形態です。税金面でも、合同会社は株式会社と比較して優遇されています。合同会社でも株式会社と同様に銀行口座を開設することで、法人としての信頼性が高まり、ビジネスの信用力を維持することができるのでぜひ検討しましょう。
当記事ではおすすめの法人口座としてGMOあおぞらネット銀行を紹介しましたが、他にもネット銀行には大手4銀行が存在します。こちらの記事も参考にしてください。