切削工具の情報サイト タクミセンパイが「切削工具SDGsコンテスト2022」を開催
この記事の目次
【切削工具の再研磨でSDGsに貢献】レアメタルであるタングステンの有効活用にもつながる「切削工具SDGsコンテスト2022」開催
切削工具を通じたSDGsに関するコンテストを開催
「切削工具の情報サイト タクミセンパイ」は、切削工具に特化したイベント「切削工具フェス2022」を7月1日(金)~31日(日)にオンラインで開催いたします。
本イベントにて、切削工具を再研磨・改造して何回再利用できるかを競う「切削工具SDGsコンテスト2022」を実施いたします。
切削工具SDGsコンテスト2022
切削加工ユーザーの皆様を対象として、切削工具を通じたSDGsに関するコンテストを開催いたします。
SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」は、再研磨と関連性が高い目標であると考えます。
そして、目標12のターゲット12.5は、 「2030年までに、廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物の発生を大幅に削減する」となっています。
つまり、切削工具を再研磨して再利用することは、ユーザーにとってコストメリットがあるだけでなく、持続可能な社会の実現に貢献できるともいえます。
また、超硬工具*の約90%はレアメタルであるタングステンで構成されており、これらの資源を有効活用することにもつながると考えています。
*超硬工具は切削工具の工具材料別分類の1つで、生産高は全体の約7割を占めている
タングステンは埋蔵・鉱石生産・製錬工程が特定国に偏在し(中国の割合が高い)、日本は全量を輸入に依存していることから、供給リスクが高いという課題があります。
また、タングステンは代替可能性が低く、切削工具の再研磨による有効活用と国内リサイクル率の向上が必要とされています。
SDGsの達成およびレアメタルの有効活用を促進するために、切削工具を再研磨・改造して何回再利用できるかを競うコンテストを開催いたします。
コンテストに参加した企業名を公開させていただきますので、貴社のSDGsの取り組みとして活用いただければと思います。
<コンテスト応募ページ>
切削工具フェス2022について
切削工具について競う・繋がる・得するをコンセプトとして、下記5つのイベントを開催いたします。
- 切削工具改善コンテスト(競う)
- 切削工具SDGsコンテスト(競う)
- 切削加工業界基礎セミナー(繋がる)
- 切削工具フェス連動キャンペーン(得する)
- 切削工具大規模調査(得する)
<イベント開催日時>
2022年7月1日(金)~31日(日)
<イベント特設ページ>
タクミセンパイについて
「切削工具の情報サイト タクミセンパイ」は、切削工具と切削加工業界の情報を発信しています。
切削工具、ツールホルダー、バリ取りツール、オーダーメイド工具製作サービス、再研磨・コーティングサービスのユーザー評価ランキングを公開することで、Missionである「切削工具の比較・検討に便利さと楽しさを提供する」を実現します。 また、Visionである「切削加工に携わる人々の情報格差をなくす」の達成のために、切削加工業界に関連する独自視点の記事を提供しています。
切削工具の情報サイト タクミセンパイ
- 運営:服部成治
- WEBサイト:https://takumi-senpai.com/
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SDGsとは「Sustainable Development Goals」の略で、「地球上の誰一人取り残さない」ことを基本理念として、2015年9月に国連に加盟する全ての国が全会一致で採択した、17のゴールと169のターゲットから構成された国際目標です。
2030年までの達成を目指して、国・自治体・企業や団体などがSDGsの目標およびターゲットとしてゴールを設定した「SDGs宣言」を策定および公表し、様々な取組みを行っています。 中小企業においても、社会的なSDGsへの取り組みに対する関心の高まりから、企業イメージの向上や新たな事業機会の創出につながりを見据え、多くの企業がSDGsへの取り組みを推進しています。
SDGsへの取り組みについて厳密な取り決めはないので、どこから始めどのように進めてよいかわからないと思います。 SDGsに取り組む方法やメリットやデメリット、中小企業での必要性など詳しくは「SDGs宣言の方法やメリット、許可や例文」で解説しています。
SDGsの目標や取り組み内容を決め、SDGs宣言を策定して公表することで対外的にアピールする方法については、「SDGs宣言の公表とアピール方法」で解説しています。
各企業ごとのSDGsへの取り組み状況の診断から進め方、SDGs宣言の策定、PR支援まで細かくサポートしてもらえる「SDGs支援サービス」を行っている金融機関も多いので、法人口座を開設している取引先銀行に相談してみるのも良い方法です。
※VOIXもSDGsの取り組みを行っています。
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広報・PRご担当者様へ
VOIX編集部 小川望海
VOIX編集部のライフ/SDGs担当ディレクターとして活動中。大手広告代理店に在籍していたこたともあり、情報感度には自信あり。