バンカブル、「STOCK YELL(ストックエール)」を新たに提供開始|EC市場向けの仕入れ費用4分割・後払いサービス

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バンカブル、「STOCK YELL(ストックエール)」を新たに提供開始|EC市場向けの仕入れ費用4分割・後払いサービス

株式会社バンカブル(東京都千代田区、代表取締役社長:髙瀬 大輔)は、EC市場向けに仕入費の4分割・後払いできる新サービス「STOCK YELL(ストックエール)」の提供を2023年7月31日より開始すると発表しました。

  • この記事のポイント
  • 株式会社バンカブルが、EC市場向けに仕入れ費用の分割・後払いサービス「STOCK YELL」を2023年7月31日より開始すると発表
  • 「STOCK YELL」は仕入費やOEM委託費の分割・後払いを可能にする
  • 「STOCK YELL」は「AD YELL」の審査ロジックを応用し、企業の事業成長ポテンシャルに基づいて、在庫仕入れへの投資額を算出
  • このサービスにより、仕入れ費用の一括支払いによるキャッシュフロー負担を軽減し、事業成長を促進することを目指す

同社はこれまで、広告費の分割・後払いサービス「AD YELL(アドエール)」を通じて、ECを中心とした事業者様を支援してきました。「AD YELL」利用前後での売上の成長率は約62%という結果を達成し、「こんなサービスを待っていた」という声も寄せられています。

しかし、一方で、競争が激化するEC市場や顧客ニーズの多様化といった厳しい事業環境に立ち向かう事業者が多く存在し、その中には「キャッシュアウトの先行により、新たな投資ができない」という課題を抱えている事業者も多いとのこと。そうした事業者の課題解決を目的とし、バンカブルは新たな仕入費の分割・後払いサービス「STOCK YELL」を開始します。

バンカブルの試算によれば、EC市場における中小規模の企業が占める仕入費の規模は約1兆5,000億円と推定されており、「AD YELL」が対象とする約1兆円と合わせて、約2兆5,000億円の市場に対して、新たな支援を提供します。

「STOCK YELL」の提供により、バンカブルは広告費のみならず、仕入費に対する支援も拡大。ビジョンに掲げる「誰もがチャレンジ出来る世界を。」を実現する一歩として、一社でも多くの事業者を支援することを目指しています。

「STOCK YELL(ストックエール)」の開発背景

昨今、企業規模に関係なく、多くの企業がEC市場への参入を果たしています。しかし、Web広告のCPAの上昇や、「無店舗小売業」の倒産件数が3年ぶりに増加するなど、事業環境は厳しいものとなっています。

バンカブルはこの厳しい状況に対応し、2022年5月に「AD YELL」の提供を開始。2023年6月末時点で、利用事業者数は122社、取引広告費総額(GMV)は約160億円を突破しています。これらの成果は、先行投資によるキャッシュフローの負担が事業者にとって重要な課題であることを示しています。

バンカブルはこの課題を解決するため、「STOCK YELL」を開発しました。この新サービスは、仕入費やOEM委託費の分割・後払いを可能にします。

「AD YELL」で開発した審査ロジックを応用し、企業の事業成長ポテンシャルを見出した上で、在庫仕入れにどれだけ投資できるかを算出する予測モデルを確立。キャッシュフロー負担をさらに軽減し、事業者の事業成長をさらに促進するための新たな手段を提供します。

「STOCK YELL(ストックエール)」とは

バンカブルが新たに提供を開始する「STOCK YELL(ストックエール)」は、商品の仕入れにかかる費用を4回に分割・後払いにできるサービスです。

事業の成長を追求する上で必要不可欠な商品の在庫の仕入費は、単体では金融機関からの融資が受けにくい項目とされています。この新サービスは、消費財・コスメ・家具などのプライベートブランドやOEMを手掛けるEC事業者を中心に、仕入費の支払いを軽減することを目指しています。

「STOCK YELL」により、これまで一括で支払わなければならなかった仕入費を分割し、後払いが可能となります。これにより、大きな金額のキャッシュアウトのタイミングを分散化し、事業者の負担を軽減することができます。

「STOCK YELL」サービスページ:https://vankable.co.jp/lp/stockyell

バンカブル代表取締役社長の髙瀬 大輔さんに質問しました。

「STOCK YELL」がリリースされて2週間以上が経過したタイミングでバンカブル代表取締役社長の髙瀬 大輔さんに取材いたしました。どのような企業が利用をしているかなどをお伺いしています。
取材日:2023年8月 16日

Q.「AD YELL」「STOCK YELL」の分割後払いというサービスはどのような着眼点から想起されたのでしょうか?

A.現状、国内の銀行の預貸率が高いとは言えないなかで、お金が企業に十分に行き届いているとは言い難い実態があります。一方で、資金が必要な企業もいらっしゃる。素晴らしい商品、サービスを手掛けているにも関わらず、資金面が理由で商品やサービスをお客様に届けられない。そんなギャップを自分たちの力で埋めていきたいという考えが根底にあります。

一般的に成長フェーズの企業は、広告費や在庫の仕入費を先出しして後から売上が発生するような仕組みが多く、キャッシュフローが圧迫される状況が続き、運転資金が厳しいという声が聞こえていました。

そのため、成長フェーズの企業のキャッシュフローの圧迫をどう分散するのかと言う視点で「分割・後払い」にたどり着きました。キャッシュフローの圧迫における財務状態の良化、かつ先行投資を可能にするというのが分割・後払いという答えです。


Q.「STOCK YELL」リリースから2週間以上が経ちましたが、どのような企業が利用していますか?想定と乖離した部分はありますか?

A.現時点では仮説どおりのシチュエーションや規模感、業種の方にがご利用いただく結果となっています。

例えば車や建機などのリース会社のリースがつくような業種は「STOCK YELL」を利用する想定ではありません。

一方で、「消費財」、「単価安め」、「ロット多め」というようなEコマースの企業はリース会社が対応しづらいため、資金繰りに困っている実情があります。例えば、シャンプーの在庫を大量に抱えるEコマースの店舗などが挙げられます。

「STOCK YELL」は、このような課題を解決する手段としてご利用いただいております。


Q.「STOCK YELL」は「AD YELL」の売上予測ロジックを応用しているということを見ましたが、ECにおける審査では企業の事業成長ポテンシャルをどのように評価しているのですか?

A.基本的には「AD YELL」で活用した広告の売上予測ロジックと同じ考え方ができると考えています。審査において事業成長ポテンシャル見る際にも、特定の在庫の個数をどれだけの期間、回転率でいくらで仕入れているのか、また同じようにどれだけ売れていくかという変数などをチェックします。

「AD YELL」での運用実績により売上予測ロジックの精度には自信が持てており、それを転用している形です。

 

丁寧に回答いただきありがとうございました。「STOCK YELL」は成長フェーズのEコマース事業者にとって心強い味方になりそうですね!

※上記回答内容は取材日当時の内容です。現時点での回答とは相違がある可能性がありますのでご了承ください。

以下リリースより

STOCK YELL 注意事項

■サポート手数料について
・仕入金額100に対し3.0(税込)
■ 専用個別クレジット(立替払委託)について
・分割回数:4回または一括
・支払期間:4か月(仕入月の月末に立替払、その翌月より各27日口座振替)
・主な分割返済の例 100万円を4分割でご利用の場合は以下の通りです
※分割払手数料:0円 ※支払総額:1,000,000円(1,000,000円+0円) ※分割支払金:1,000,000円÷4=250,000円
(なお、分割支払金とあわせ、サポート手数料30,000円(税込)について、7,500円(税込)ずつ4回に分けてお支払頂きます)
・こちらは個別クレジットの標準な条件例です、その他詳細については弊社ドメイン(https://vankable.co.jp/)配下の規約およびサービスサイトをご参照ください

株式会社バンカブルについて

バンカブルは、「新たな金融のカタチを創り出す」をミッションに掲げ、「お金」を事業の成長エンジンにできる仕組みを構築する企業です。
「お金」にまつわる世界で、人生をかけて素晴らしい商品/サービスを提供している方々を応援し、誰もが公平に挑戦できる社会の実現を目指します。
従来の金融の仕組みやルールにとらわれず、柔軟かつスピーディーに適切な「お金」を提供できる新たな金融サービスを創出してまいります。

■会社概要
設立年月 :2021年1月18日
資本金  :3,379,999,998円(資本準備金含む)
代表者名 :代表取締役社長 髙瀬 大輔
本社所在地:東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル
事業内容 :金融関連サービス事業
URL   :https://vankable.co.jp

※文中の製品やサービスなどの名称およびロゴは、各社の商標または登録商標です。
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