ビジネスdプリペイドとは
ビジネスdプリペイドは、経費の使いすぎリスクを防止するためプリペイド方式を採用したNTTドコモグループの法人事業ブランド「ドコモビジネス」より新たに提供される年会費無料のVisa法人カードです。 最新の法人カードとしてメリットとデメリットを評判や口コミも参考にまとめて解説します。
dカード 法人プリカはリアル&デジタルカード
Visaブランドを採用しているため、世界200の国と地域のVisa加盟店で利用でき、Visaのタッチ決済も搭載しているリアルカードに加え、「ビジネスdプリペイド」のアプリから即時発行してすぐ使えるデジタルカードも用意されており、デジタルカードはアプリ完結で物理カードが郵送されないカードレスカードとして利用できます。
クラウドキャストの法人カード発行サービスを採用
ビジネスdプリペイドは、法人向けプリペイドカード「Staple(ステイプル)カード」を提供するクラウドキャスト株式会社が、Xard(エクサード)をプラットフォーム基盤として提供する次世代法人Visaカードを最短90日でリリースできる新サービス「Card as a Service (CaaS)」を活用して実現しています。
ビジネスdプリペイドのメリット
ビジネスdプリペイドは”次世代の法人プリペイドカード”として特徴的なメリットが多いのでまとめて紹介します。
年会費は永年無料
ビジネスdプリペイドの年会費は永年無料です。 最近は種類が増えたとはいえ年会費が永年無料の法人カードはまだ種類が少ないので貴重な存在です。 特に、多くの枚数を従業員に配布する際に維持費がかからないのはとても大きなメリットです。
チャージ金額に上限なし
ビジネスdプリペイドはチャージ金額に制限がありません。 一回当たりの決済金額上限も500万円なので、事業用の決済に利用するには充分だと言えます。
世界のVisa加盟店で使える
ビジネスdプリペイドはVisaブランドを採用した法人カードなので、世界200の国と地域やオンラインのVisa加盟店で利用できます。 キャッシュレス決済に対応しているサービスならほぼ全てで使えると言ってもよいメリットがあります。
Visaのタッチ決済に対応
ビジネスdプリペイドのリアルカードは、Visaのタッチ決済に対応しており特に店舗での利用の際はとても利便性に優れているというメリットがあります。 一部プリペイドカードの利用制限を行っている加盟店があります。
デジタルカードを即時発行できる
「ビジネスdプリペイド」はアプリからバーチャルなデジタルカードを即時発行することができます。 デジタルカードはアプリ完結で物理カードが郵送されないカードレスカードとして利用できます。
使いすぎリスクなし、審査なしのプリペイド方式
ビジネスdプリペイドは事前にチャージして利用する法人向けVisaビジネスプリペイドカードです。
プリペイド方式なので原則与信審査がなく、経費の使いすぎリスクも防止できるため従業員に安心して配布することができ、想定外の利用額にもならないため予算管理がしやすいというメリットがあります。
立て替え精算不要
ビジネスdプリペイドは従業員が支払いに利用しても従業員の立替払いや経理担当の返金業務が不要となり、経費処理業務が大幅に効率化できるメリットがあります。
支払い履歴をデータ
ビジネスdプリペイドは支払い明細をデータ化できるので、従業員の経費申請のミスや経費処理のミスを削減できるメリットがあります。
利用状況をリアルタイム確認
ビジネスdプリペイドは利用状況をリアルタイムで確認でき、カードのリモートロックもできるので不正防止などセキュリティ的にも安心できるメリットがあります。
ビジネスdプリペイドのデメリット
ビジネスdプリペイドは”次世代法人カード”として特徴的なメリットが多いのでまとめて紹介します。
発行手数料が有料
ビジネスdプリペイドは年会費こそ永年無料でデジタルカードは発行手数料も無料ですが、リアルカードについては1枚あたり880円の発行手数料がかかるのがデメリットとなります。
発行枚数が少ない
ビジネスdプリペイドは「ビジネスdアプリ」1アカウント当たりリアルカードは2枚まで、デジタルカードも15枚までと、若干少ないことがデメリットと言えます。 ただし、多くの中小事業者の法人カードとしては大きなデメリットにはならないでしょう。
後払いができない
ビジネスdプリペイドは事前にチャージするプリペイドカードなので、後払いができず、法人クレジットカードの特徴である資金繰り改善には向きません。
ポイント還元がない
ビジネスdプリペイドはポイント還元がありません。 ほとんどの法人クレジットカードや法人デビットカードはポイントがたまるので、ビジネスdプリペイドのデメリットと言えるでしょう。
請求書カード払いには不向き
ビジネスdプリペイドは後払いができないので、最近中小企業で利用が進んでいる請求書カード払いサービスには不向きです。
旅行傷害保険がない
ビジネスdプリペイドは旅行傷害保険が付帯されません。 多くの法人クレジットカードは旅行傷害保険が付くので、デメリットと言えるでしょう。
ショッピング保険がない
ビジネスdプリペイドはショッピング保険が付帯されません。 多くの法人クレジットカードはショッピング保険が付くので、こちらもデメリットと言えるでしょう。
ETCカードがない
ビジネスdプリペイドはETCカードが発行できません。 業務で社用車を多用される事業者にとってはデメリットとなるでしょう。
ビジネスdプリペイドの作り方
ビジネスdプリペイドは「ビジネスdアプリ」のアカウントを作り、アプリから発行手続きをして作ります。
「ビジネスdアプリ」のダウンロードはこちら
- iOS:App Store
- Android:Google Play
ビジネスdプリペイドの概要
カード名 | ビジネスdプリペイド |
---|---|
決済方式 | プリペイド方式 |
カードブランド | Visa |
発行手数料 | リアルカード:880円/枚 バーチャルカード:無料 |
年会費 | 永年無料 |
発行可能枚数 (1アカウント) |
リアルカード:2枚 バーチャルカード:15枚 |
チャージ方法 | オンライン手続き |
チャージ限度額 | 無制限 |
一回当たりの利用限度額 | 5,000,000円 |
その他機能 | ・Visaのタッチ決済 ・3Dセキュア認証 ・海外サービス手数料3% |
ビジネスdプリペイドは法人カード発行サービス「Card as a Service」により構築
ビジネスdプリペイドは法人カード「Staple (ステイプル)カード」を提供するクラウドキャスト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:星川 高志)が提供する は、次世代法人Visaカードを最短90日でリリースできる自社ブランドの法人カードを発行できる支援サービス「Card as a Service (CaaS)」を活用して構築されています。
「Card as a Service」によりNTTドコモは、独自のデザインとアプリケーションおよびビジネスモデルを採用した自社ブランドの法人カードを低コスト短期間で発行することを実現しています。
「Card as a Service」とは
クラウドキャスト社の「Card as a Service (CaaS)」は、VisaやMastercardなどの国際ブランドの加盟店で利用できる法人カードを新たに自社ブランドのサービスとして提供するときに必要となる複雑なテクノロジーやオペレーションの仕組みをホワイトレーベルとしてパッケージ化し、ワンストップで提供するものです。
「Card as a Service」を利用することにより、カードデザイン、製造、発行、法令対応、顧客サポートまでをパッケージとして活用することで、簡単かつ迅速に自社ブランドの法人カードサービスがリリースできるようになっています。
「Card as a Service」はインフキュリオンとクレディセゾンとの協業により実現
また「Card as a Service」は、国際ブランドのクレジットカードビジネスにおいて豊富な実績と高い信頼がある株式会社インフキュリオン、株式会社クレディセゾン等とクラウドキャスト株式会社とのパートナーシップにより実現しています。
特に株式会社インフキュリオンにおいては自社オリジナルのJCBとVisaブランドのカードを簡単に低コストで発行できる次世代カード発行プラットフォーム「Xard(エクサード)」を提供しており、「Card as a Service」のサービス実現にはXardのカード発行、取引処理、残高管理などのプロセシング機能が活用されています。
Xardは、カード発行における各機能をAPIとして提供しており、導入企業はUI/UXやデザイン、リアルタイム通知などの各種機能を自由にカスタマイズして、スピーディで柔軟にカード機能を自社サービスに自由に組み込むことができるようになっています。
クラウドキャスト社 会社概要
- 会社名:クラウドキャスト株式会社
- 代表者:代表取締役 星川 高志
- 本社:東京都千代田区大手町1−6−1 大手町ビル4階 FINOLAB
- 加盟団体: 一般社団法人Fintech協会、一般社団法人キャッシュレス推進協議会
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