GMOあおぞらビジネスクレジットカードのメリットは年会費無料、デメリットやビジネスデビットとの違いとは?

GMOあおぞらビジネスクレジットカードのメリットは年会費無料、デメリットやビジネスデビットとの違いとは?

GMOあおぞら銀行の法人カード「GMOあおぞらビジネスクレジットカード」とは

GMOあおぞらビジネスクレジットカードは、ライフカード株式会社(公式)とGMOあおぞらネット銀行株式会社(公式)が主に中小企業の経営者におすすめの法人カードとして2024年2月20日より提供を開始した、Visa加盟店で利用できる年会費無料の法人カードです。

GMOあおぞらビジネスクレジットカードとは

ライフカードは中小企業向けにライフカードビジネスライトプラスという法人カードを提供しており、このカードがベースになっていると思われます。

GMOあおぞらビジネスデビットとの違い

GMOあおぞらビジネスクレジットカードはビジネスデビットとは違いETCカードが無料で作れたり、1回払いの後払いはもちろん2回払、ボーナス払、リボ払、分割払いまで支払い方法が用意されており、さながら個人用クレジットカードのように利用することができます。

GMOあおぞらネット銀行の即日開設できる法人口座を利用するとキャッシュカードにデビット機能を付帯した1%の高い還元率が評判のGMOあおぞらネット銀行ビジネスデビットカードが利用できるサービスを既に提供しています。

カード利用時の代金が即時に銀行の預金口座から引き落とされるため、手元資金が把握しやすいなどの理由で人気があるデビットカードとしては特徴的なGMOあおぞらビジネスデビット後払いオプションにより、即時払いが基本のデビットカードでありながら後払いができるという異例のサービスも提供しています。

関連▶GMOあおぞらデビットカードのの使えない場所とは

GMOあおぞらビジネスクレジットカードのメリット

GMOあおぞらビジネスクレジットカードのメリット

GMOあおぞらビジネスクレジットカードは最新の小規模法人用のクレジットカードだけあって、個人カードとは違い事業費決済にも使えるなど、中小企業にとって多くのメリットがある内容となってます。

作りやすい

GMOあおぞらビジネスクレジットカードは作りやすいという点が大きなメリットとなります。 法人カードを作るときに大きな障害となるのがカードの審査と申し込み手続きの煩雑さです。

特に法人カードは登記簿謄本など必要書類が必要な場合があり、申し未手続きが終わっても審査に落ちたときの選択肢が限られたり会社の信用状況に自信を持てなくなるなどの悪影響を色々と考えてしまい個人カードほど気楽に申し込むことができず、どうしても慎重になってしまいます。

GMOあおぞらビジネスクレジットカードは、GMOあおぞらネット銀行の法人口座を開設済みの法人の代表者であれば必要書類の提出は不要で、創業したばかりでもWebサイトからお申し込みができます。 カードが届けられる際の受取時に本人確認書類の提示は必要となります。

関連▶設立1年未満の中小企業が作りやすい法人カード

発行が早い

GMOあおぞらビジネスクレジットカードは最短3営業日で発行ができる点もメリットと言えるでしょう。 法人カードは審査など手続きに時間がかかることが多く発行までに数週間かかることも多いのですが、GMOビジネスカードは最短3営業日で発行ができます。 ただし、最近は即日発行できる法人カードもあるので最速ではありません。

関連▶発行日数と審査期間が早い法人カード 特集

年会費が永年無料、ETCカードも無料

GMOあおぞらビジネスクレジットカードの年会費は永年無料、ETCカードも発行料無料&年会費永年無料です。 初年度無料の法人カードは多いですが年会費永年無料の法人カードはまだ希少でメリットと言えるでしょう。

分割払いや2回払い、ボーナス払いができる

GMOあおぞらビジネスクレジットカードの支払い方法は、1回払だけでなく2回払に加えボーナス払い、リボ払い、分割払いのように個人カードと同等の支払い方法が提供されている点もメリットとなるでしょう。

1回払いでも締め日と支払日は、5日締め27日支払いと支払いサイトが最長53日になるクレジットカードの後払いメリットももちろんあります。

会計ソフトとのデータ連携が可能

GMOあおぞらビジネスクレジットカードは主な会計ソフトとのデータ連携ができるというメリットもあります。 カードを利用した明細情報データを会計ソフトに簡単に取り込めるため、決算処理などがスムーズにできます。

関連▶弥生会計と連携できるクレジットカード

タッチ決済、スマホ決済ができる

GMOあおぞらビジネスクレジットカードはタッチ決済ができます。 さらにApple PayやGoogle Payを活用したスマホ決済もできる法人カードはそれほど多くないのでメリットと言えるでしょう。

GMOあおぞらビジネスクレジットカードのデメリット

GMOあおぞらビジネスクレジットカードのデメリット

GMOあおぞらビジネスクレジットカードにももちろんデメリットと思われる点が少しだけあります。 大きな欠点とは言えないのですが気になる点をピックアップしました。

ポイント還元率が低い

GMOあおぞらビジネスクレジットカードを利用すると1,000円につき1.0ptのサンクスポイントが貯まります。 ポイント還元率は0.5%と法人カードとしては一般的ですが、最近は1.0%以上のアップサイダーカードや法人と個人カードの2枚持ちで1.5%還元になる三井住友ビジネスオーナーズなど還元率が高い法人カードが増えているので、最新の法人カードとしてもう少し還元率が高くしてほしいのでデメリットとしました。

関連▶三井住友ビジネスオーナーズと個人カードの2枚持ちの評判

限度額が低め

GMOあおぞらビジネスクレジットカードの利用限度額は10万円~500万円です。 こちらも中小企業向けのビジネスカードとしては一般的なのでデメリットとするには厳しすぎるかもしれませんが、5000万円以上の限度額があるマネーフォワードビジネスカードや最高10億円の限度額となるアップサイダー法人カードがあるので、GMOあおぞらネット銀行への期待を込めて辛めの評価としました。

引き落とし口座がGMOあおぞらネット銀行のみ

GMOあおぞらビジネスクレジットカードはネットバンクの法人口座開設者用のビジネスカードなので、カード決済代金の引き落とし口座として設定できるのはGMOあおぞらネット銀行の法人口座のみです。

個人事業主は対象外

GMOあおぞらビジネスクレジットカードは法人用なので個人事業主の方は作れません。

GMOあおぞらビジネスクレジットカードの概要

GMOあおぞらビジネスクレジットカードの券面画像

GMOあおぞらビジネスクレジットカードの表面デザインは今風の番号がないナンバーレスクレジットカード仕様となっていますが、裏面には企業名と使用者名を含めたカード情報が記載されているので完全ナンバーレスクレジットカードではありません。

そのほかカードの概要やスペックをまとめておきます。

カード名 GMOあおぞらビジネスクレジットカード
対象者 法人代表者
発行料 新規発行:無料
再発行:1,100円
年会費 本会員:永年無料
従業員カード:永年無料(最大3枚)
ETCカード:永年無料
カードブランド Visa
限度額 10万円~500万円
支払い方法 1回払い
2回払い
ボーナス払い
リボ払い
分割払い
締め日・支払日 毎月5日締め、27日引き落とし
キャッシング 可能(従業員カードは不可)
審査書類 なし(カードの受取時に本人確認書類が必要)
ポイント 利用1,000円につき1.0ptのサンクスポイント付与、還元率0.5%
決済サービス Visaのタッチ決済
Apple Pay
Google Pay
その他 カード会員保障制度
弁護士無料相談サービス
「タイムズカー」会員カード発行手数料無料
海外アシスタンスサービス「LIFE DESK」
ベネフィット・ステーション

法人向け後払いサービス「請求書カード払い」の利用企業が急増中!

利用企業急増中! 法人向けの後払いサービスを紹介

”手形”や”掛け払い”ではなく”法人クレジットカード”でもない、新しい形態の法人向けの後払いサービスとして、特にビジネスローンやファクタリングに代わる手軽な資金繰り対策に「請求書カード払い」と呼ばれるサービスの人気が小規模事業者の間で急上昇中です。
VOIXでは中小スタートアップ法人に人気の「支払いドットコム」や個人事業主とフリーランスにも評判の「DGFT請求書カード払い」など請求書を銀行振り込みからカード払いに審査不要で簡単に切り替えできるサービスについて、他の後払い方式との違いや複数の類似サービスを比較し特集しています。

※文中の製品やサービスなどの名称およびロゴは、各社の商標または登録商標です。
タグ:
法人カード専門家 山本

監修者:山本克彦金融アナリスト 1976年東京都出身。某大手金融会社を独立後、15年以上に渡り金融アナリストとして活動。ライターとしては大手ニュースサイトに連載経験あり。 自身も複数会社を経営し、通算で法人カードを15枚以上作成経験あり。 座右の銘は「死ぬまでに1円でも多く得したい。」

ページトップへ