静岡銀行、インドステイト銀行に対するシンジケートローンに参加
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株式会社静岡銀行、インドステイト銀行(State Bank of India)に対する 総額 1,000百万米ドルのシンジケートローンに参加
株式会社静岡銀行(頭取 柴田 久)が、インドの日系自動車メーカーの現地生産・販売活動を側面支援するため、インド政府が過半を出資するインド最大の国営商業銀行インドステイト銀行(State Bank of India)に対する 総額 1,000百万米ドルのシンジケートローンに参加した。
インドステイト銀行 シンジケートローンの概要
- 契約締結日:2020年10月27日(火)
- 組成金額:1,000百万米ドル(約 1,050億円)
- 参加金融機関:静岡銀行、国際協力銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、横浜銀行
<以下、リリース>
2020.11.2
インドステイト銀行向けシンジケートローンに参加
~インドの日系自動車メーカーの現地生産・販売活動を側面支援~
静岡銀行(頭取 柴田 久)では、お取引先のインドでの事業展開を支援するため、インドステイト銀行(State Bank of India<以下、SBI>)に対する総額 1,000 百万米ドルのシンジケートローンに参加しましたので、その概要をご案内します。
1.シンジケートローンの概要
(1)契約締結日/10 月 27 日(火)
(2)組成金額/1,000 百万米ドル(約 1,050 億円)
(3)参加金融機関/6 行(静岡銀行、国際協力銀行、三井住友銀行、三菱 UFJ 銀行、みずほ銀行、横浜銀行)
2.シンジケートローン組成の背景・目的
〇SBI は、インド政府が過半を出資する同国最大の国営の商業銀行であり、静岡銀行とは 2013 年に「業務提携」を締結し、お取引先企業の現地での事業展開をサポートしています。
〇今般のシンジケートローンは、日系自動車メーカーのサプライヤーおよびディーラーが製造・販売事業、販売金融事業を展開するための資金として、SBI が同事業者に対し融資する原資となります。
〇インドの自動車市場は、2019 年度の販売台数ベースで世界第 5 位であり、今後も市場拡大が見込まれています。また、日系自動車メーカーの海外展開にとって重要な市場であるとともに、静岡県内の自動車関連企業も多く進出されています。
〇こうしたなか、現在、インドでは、新型コロナウイルス感染症の影響により経済活動は停滞し、自動車販売も不振が続いています。
〇静岡銀行では、本融資を通じて、インドにおける日系自動車メーカーの生産・販売活動全体に円滑な資金供給を行うことで、日本の産業の国際競争力の維持・向上を支援します。
また、今後も、業務提携先や他の金融機関との連携を強化することで、お取引先企業のさまざまな海外関連ニーズに対して適切なソリューションを提供する方針です。