Funds(ファンズ)の貸付投資。メリットや評判について解説します。


Funds(ファンズ)とは?メリットや手数料について解説
Funds(ファンズ)は、2016年に設立されたファンズ株式会社が運営している貸付投資サービスです。仕組みはシンプルで、「個人投資家がFundsを介して企業にお金を貸し付ける」という形のサービスです。
投資をしたら運用期間が終了するのを待つだけという手軽さと、上場企業と未上場企業が選べる選択肢に特徴があります。つまり安定を取ることもリスクを取ることも可能で、投資をする人にあった貸付が行えるわけです。
Fundsのメリット 審査を通った優秀な企業に投資できる
Fundsは社内の公認会計士、元株式アナリストなどが審査をしてクリアした企業だけが参加できます。対象は上場企業や監査法人の監査を経た企業という前提があるので、二重に安心となっています。
Fundsは投資家に対して、クーポン券やイベントなどのFunds優待という特典を用意しているのも魅力です。
Fundsの料金や手数料について
投資家が支払う手数料は無料で投資は1円から1円単位で可能と、非常に気軽に投資が始められます。銀行からの振り込み手数料は別ですが、それ以外の手数料が発生しないのはFundsの良いところです。
実績は優秀。償還率が高く、遅延もない
利益が出た投資については他の案件にも投資できるので、効率的な再投資が可能です。
2019年のサービス開始からの実績は、2022年の12月時点で正常償還率が100%、分配遅延発生件数が0件と優秀な数字です。
ファンド数は250を超えていますし、累計募集金額は275億を上回っていますから、改めてFundsを通して行われた投資の規模の大きさというものが分かります。
貸付投資とは Fundsの仕組みについて
- 投資家がファンドを通して企業に貸付ける
- 貸付した分の利息が利益となる
- ハイリターンを求める投資方法ではない
- ローリスク・ローリターンといえる
- 1円から投資が始められる
- 期間とを決めて結果が出るまで待つだけというシンプルさ
Fundsに代表される「貸付投資」は、投資家がファンドを通して企業に貸付ける形で行える投資方法です。
貸付投資は期間を設定して運用が行われること、投資を始めたら結果が出るまで待つだけというシンプルさにポイントがあります。
またFundsを含めて1円から投資が始められるサービスが多いので、誰にとっても投資のハードルが下がるといえるでしょう。
勿論、リターンは投資をした額に応じますから、投資額が少額だとリターンもそれなりですが、最初に利回りが設定されるのでその点は魅力的です。
投資家の利益は貸付利息。社債とは違う
ファンドを通して企業に貸付けられた資金は、運用期間中に返済が行われて、それが投資家の利益となります。匿名組合契約のファンドを通す投資なので、投資家間で流通することがある社債とは違います。
流動性は高くないので、運用期間中は手放すことなく貸付投資が手放されることは殆どないです。利益は貸付先の企業が利息を返済すれば発生しますから、返済が滞りなく行われる限り、安心して利益を得ることができます。
元本割れリスクは有るがFundsの実績は優秀
ただ運用成果は保証されるものではなく、元本割れすることはあるのでリスクがないわけではないです。(Fundsは2019年のサービス開始からの実績は、2022年の12月時点で正常償還率が100%、分配遅延発生件数が0件と優秀な数字です。)
しかし、相場をチェックして注文を入れる手間がないですから、投資の初心者や安定して資金を増やしたい方に向いてる側面があります。
ハイリターンを求めるタイプの投資ではないものの、安定的にコツコツと増やしたい人にとっては検討に値すると思われます。
関連記事:投資型クラウドファンデイングについて
貸付投資のメリット 投資家にとってもメリットが多い
投資家にとっての貸付投資メリット
- 運用期間が決まっている
- 融資先が上場企業や有力企業
- 1円からの投資が可能
- 専門家の審査を経た優良企業が対象
投資家にとっての貸付投資のメリットは運用期間が決まっていて、融資先が上場企業が多いという安心感があるのがメリットです。
貸付投資のサービスにもよりますが、Fundsでは1円からと少額の投資も可能であることは見逃せないポイントです。
Fundsでは投資の専門家による厳しい目の審査をクリアした企業が投資対象なので、信頼して投資を検討したり投資を決めることができます。
企業にとっての貸付投資メリット
企業にとってはスピーディーに資金調達ができたり、大きな額の資金調達もできる点がメリットとなります。Fundsに企業として登録することで銀行と比べても資金調達が素早く得られるでしょう。
貸付投資のデメリットや注意点
- 元本割れするリスクも有る
- 利回りが高いわけではない
- 途中で解約することは不可能
貸付投資は原則として元本保証がなく、元本割れが発生するリスクがあるのがデメリットです。(Fundsは2019年のサービス開始からの実績は、2022年の12月時点で正常償還率が100%、分配遅延発生件数が0件と優秀な数字です。)
https://www.fsa.go.jp/ordinary/social-lending/social-lending_201905.pdf
リスクを抑えつつ安定した利益が出るように工夫されていますが、それでもリスクが全くなくなるわけではないです。
また、貸付投資は利回りが低めな案件が少なくないので、リスクを取って大きなリターンを求める人には向かないです。
投資をして運用が始まった案件は、途中で解約するということが不可能ですから、貸付投資は生活費を投資に回すべきではないといえます。
Funds
公式サイトへ
クラウドファンディング関連記事
投資型クラウドファンディングやソーシャルレンディングなどの違いや関連記事を紹介します。
話題の株式投資型クラウドファンデイングのイークラウドについて分析し解説しました。利用者のリアルな評判は?
FUNDINNOは日本の株式投資型クラウドファンデイングの大手企業。その特徴やメリット・デメリット・評判を解説します。
貸付投資のFunds(ファンズ)。メリットやデメリットについて開設します。知っておくべき注意点もあります。
投資型クラウドファンディングのオルタナバンク(旧SAMURAI FUND)について評判や基本情報を解説。