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有限会社サンペイがベジタブルタンニンレザーのバック「epe（エペ）」の販売開始

VOIX編集部公開2022-07-04 注目のリリース

この記事の目次

本革バッグを通じてエシカルなマインドを共有。環境に優しいベジタブルタンニンレザーを使用したバッグ「epe」7月1日販売開始

サスティナブルな素材を使用したD2Cバッグブランドの立ち上げ

バッグの企画・販売を手掛ける・有限会社サンペイ（本社：千葉県茂原市、代表：三幣倫史）は、2022年7月1日（金）より、環境に優しいベジタブルタンニンレザーを使用したバッグ「epe（エペ）」を当社ECサイトにて販売開始いたします。
化学薬品を使わず、自然由来の植物性タンニンでなめしたベジタブルタンニンレザーを使用した、サスティナブルな本革バッグブランド。今回は第1弾として、ビジネスからプライベートまで幅広いシーンに対応した「スタンダードトート」と「スクエアリュック」の2アイテムを用意しています。

URL：https://epe-shop.jp

本革バッグブランド「epe」の特徴

epeのバッグはすべて本革を使用しており、本格的なレザーバッグをECサイトにてお手頃な価格でお届けします。
epeは、「Life with ethical mind」をブランドのテーマとしており、直訳すると「エシカルな心と共にある暮らし」という意味になります。epeをご使用になる皆様にエシカルな日々を送ってほしいというブランドの想いを込めています。

(1) 環境に優しいベジタブルタンニンレザーの採用

epeのバッグの特徴は、素材そのものにあります。本革製品を作る際は、なめし(動物の皮を革製品に使用できるように加工すること)という工程が必要になりますが、現在は海外にて多くのなめし作業が行われています。

このなめし作業については、現在、「クロムなめし」と呼ばれる化学薬品を使用する方法が世界で最も多く用いられていますが、クロムの排水により、河川を汚染していることが世界的な問題にもなっています。

そこで、epeのバッグでは、「植物タンニンなめし（ベジタブルタンニンなめし）」を採用しています。化学薬品を使用せず自然由来の植物性タンニンを使うことで、有害物質が発生することのない、環境に配慮した本革バッグを作りました。

また、植物性タンニンの変化によるエイジング（経年変化）が楽しめるのもベジタブルタンニンレザーの特徴です。使い込むほど色味や艶が出てくるため、世界に１つだけのバッグを育てることができます。

(2) デザイン性と機能性の両立

バッグを選ぶとき、こんなことで困ったことはないでしょうか？
「デザインは良いけど、機能が少ない」
「機能性は良いけど、デザインがちょっとな・・・」
バッグのデザインをスマートでシンプルなものにしようとすると、どうしても機能性が疎かになってしまいます。epeでは、外装をシンプルでスタイリッシュなデザインにし、内装に機能を集約させることで、デザイン性と機能性の両方を追求しています。

(3) D2Cによる高いコストパフォーマンスの実現

epeで使われるベジタブルタンニンレザーは、30以上の工程を経て完成されるため、非常にコストがかかります。また、バッグの流通に関して、一般的には様々な中間の業者が入ることにより価格が高騰することがあります。このため、epeでは製造工場と直接取引し、さらにECサイトによりダイレクトに販売することで、高いコストパフォーマンスを実現しました。

スタンダードトートとスクエアリュックの2アイテムを展開。多様なシーンにマッチする本革バッグ

スタンダードトート

洗練されたシンプルなデザインのトートバッグで、ビジネスからプライベートまで幅広いシーンを想定し、製作しています。14インチ程度まで対応したPCポケットやボトルホルダーなど、機能美を追求した内装もポイントです。

サイズ：横幅(上部)46cm (下部)36cm、高さ31cm、マチ幅14cm
価格：24,200円（税込）
カラー：ブラック、ネイビー、キャメル

スクエアリュック

ビジネスシーンでもリュックの使用が増えている現代に合わせ、スーツスタイルでもスマートな印象を与えるスクエアデザインを採用。スタンダードトート同様、PCポケットやボトルホルダーなどを装備した内装に加え、電車での前持ちにも対応した外側ポケットも便利です。

サイズ：横幅28cm、高さ40cm、マチ幅11cm
価格：25,300円（税込）
カラー：ブラック、ネイビー、キャメル

バッグを「仕入れる」から「作る」へ。専門店ならではの気づきを機に商品を開発
開発担当代表取締役三幣倫史コメント

当社は、バッグ専門の小売店として、60年近くバッグの仕入・販売を手掛けてきました。そんな中、お客様の声を直接聞くことができる小売店のメリットを活かし、現場のニーズをリアルに反映したバッグの開発に着手しました。
また、メーカーや卸売業者などを通じて商品を提供することで、どうしても価格が高くなりがちな現状を踏まえ、自社で商品を企画・製造し、ECサイトを通じて消費者に直接販売するD2C（Direct to Consumer）のブランドを作り上げました。

今後の展望　―バッグを通じてエシカルなマインドを―

(1) エシカルなマインドの共有

近年のSDGsやサスティナブルの考え方から、環境に優しいベジタブルタンニンレザーの注目が高まっています。epeは、このベジタブルタンニンレザーのバッグを通じて、エシカルなマインドを共有し、同じ環境課題への意識を持つ方々とつながっていきたいと考えています。

(2) 本革バッグブランドとしての社会的認知の拡大

epeでは植物タンニンなめしの高度な技術を持つ工場と直接契約し、さらにECサイトを通じてダイレクトに販売することで、適正な価格で本革バッグを提供し続けます。将来的には、「本革バッグ=epe」となるよう社会的認知の向上に努めていきます。

(3) 地域社会への貢献

epeは、千葉県茂原市という房総半島に位置する地域で生まれたブランドです。山や海に近い自然豊かな町ですが、近年は人口も減少し、事業所の数も少なくなっている状況にあります。当社は現在従業員数5名の小さな会社ですが、epeの認知度を高めていくことで、地元での雇用を創出し、地域貢献につなげていくことを目標としています。