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大洋産業株式会社が鋳造体験工房「Caster Home（キャスターホーム）」をオープン

VOIX編集部公開2023-06-14 注目のリリース

大洋産業株式会社が鋳造体験工房「Caster Home（キャスターホーム）」をオープン

この記事の目次

鋳物の街「桑名」で産業観光スタート！鋳造体験工房Caster Home（キャスターホーム）オープン

桑名市長による本格的な鋳造体験を行う竣工式典を6月27日（火）に開催

株式会社影山鉄工所のグループ会社「大洋産業株式会社」による開催
プレイベントで予約開始30分で満席となった注目のものづくり体験
鋳物の街「桑名」を盛り上げる産業観光を目指す
インスタグラム　： https://www.instagram.com/caster_home/
WEBサイト　　： https://www.caster-home.com/

ものづくり企業グループ「影山グループ」の大洋産業株式会社では、2023年6月27日に鋳造体験工房「Caster Home（キャスターホーム）」をオープンします。

施設概要

名称　　　：鋳造体験工房Caster Home（キャスターホーム）
所在地　　：三重県桑名市安永1811番地
体験　　　：錫（スズ）を使用した鋳造による小物製作
金額　　　：3,000円（税込）〜
時間　　　：約2時間
オープン日：不定期開催（詳細はWEBサイト、またはSNSにて）

竣工式典概要

日時　：6月27日（火） 8:30〜9:40
場所　：三重県桑名市安永1811番地　鋳造体験工房Caster Home敷地内
内容　：テープカット、くす玉割り、桑名市長による鋳造体験
制作　：今回限定の特別アイテム
ゲスト：桑名市市長伊藤徳宇様　桑名市公認キャラクターゆめはまちゃん　他

※式典の取材を希望のメディア様は、駐車場に限りがございますので、ご一報ください。

産業観光を通じて「くわな鋳物」の文化を守る

　初代桑名藩主である本多忠勝の鉄砲製造をルーツに400年の歴史を持つ「くわな鋳物」ですが、現在その生産の担い手が減少しています。

60年以上桑名市で水道資材を鋳物で作り続けてきた大洋産業として、その文化を絶やしたくないという想いがあり、鋳造を気軽に体験出来る場所としてキャスターホームを作りました。

キャスターホームを通じて桑名に足を運んで鋳造を体験し「くわな鋳物」を知ってもらうことで、地域の文化を盛り上げるお手伝いをしたいと思っております。

鋳造体験工房Caster Home（キャスターホーム）とは？

　体験工房や社内で次世代を担う若手社員を中心としたプロジェクトが組まれ、2年以上の歳月をかけての完成となりました。

「鋳物を学べる場所」「鋳物に関わる人がいるところ」「鋳物を身近に感じていただけるように」という理由からチームメンバーによってCaster Home（CASTER…鋳造者　HOME…家）と体験工房を名付けました。

3Kと呼ばれることもある鋳物業界のイメージを払拭したいとの想いから体験工房を「ヴィンテージ＆ラグジュアリー」をテーマにしたおしゃれな空間に仕上げました。

スタイリッシュな空間で鋳物製作を楽しんでいただいた後には、チョークアートの前で記念撮影も楽しめます。

砂で鋳型を作り、そこに溶かしたスズを流し込んで作る本格的な鋳物製作が体験できる体験工房です。

30分で満席となったイベントを体験した方の声

　建物完成前に何度かイベントを開催させていただきましたが、予想を超える反応で予約開始30分で満席となり、県外からも来場していただきました。

実際に体験した方は「良かった」「とても良かった」の割合が100％で、満足度の高いものになりました。

以下は実際にいただいた感想の一部です。

想像よりも難しく、楽しい内容でした。スタッフさんもとても親切で良かったです。
市内にある産業を知り、体験することが出来てとても楽しかったです。
とても楽しく、夢中になりました。
こういう体験は他ではできないので、また機会があれば参加してみたいです。

今後はSDGsにつなげる活動も

　オープン後は月に2、3回程度ワークショップを開催していく予定となっております。また、今後は実際に製造現場で働く職人による小学生向けのワークショップを検討しております。また、地域の小中学校の職業体験の受け入れなどを行うことで、SDGsの目標の一つである「質の高い教育をみんなに」の仕事に関係する技術を伝える活動も視野に入れています。