株式会社goennと株式会社ビューティ花壇が資本業務提携

資本・業務提携の趣旨

昨今、Web3、メタバース等による急速なデジタル社会の実現や、コロナ禍での行動制限に伴う参拝方法・様式の変化、また、LGBTQ等の新しい多様性への考え方により、伝統的な葬儀・納骨・参拝事業を取り巻く環境は目まぐるしくアップデートされています。
goennは、経営理念である「故人との繋がりをDXする」をもとに、葬儀後の故人と関係のある方々をつなぐ新たな参拝サービス等についてインターネットを活用して提供しています。また、日本の文化的な儀礼や関連事業者を支援するため、ブランディング、WEBマーケティング、DX推進、各種EC決済導入支援などの事業展開を行っています。

ビューティ花壇は、総合フラワーサービス事業の一環として、葬儀関連の生花業も取り組んでいます。同事業セグメントでは、家族葬や密葬等、葬儀規模が縮小し祭壇や供花といった生花商品の売上単価も下落傾向にあるなど、変化が激しい状況にあり、今後の更なる業容拡大と新規事業の創出等を目指しています。
本資本・業務提携によって、葬儀業界においても、オンライン参拝等がより身近になり、ビューティ花壇の企業理念「花をより身近なものとし、美しく豊かな世界を創造する。」の実現を企図していくものです。

「納骨堂化アプリ・オンライン参拝アプリ」について

納骨堂化アプリでは、納骨堂や寺社に対し、故人と故人に縁がある方をデジタル管理します。それによって最適な参拝のタイミングを、インターネットを介し通知することで参拝実施の促進等が可能になります。参拝にまつわる顧客へのコミュニケーションの利便性を向上させることで、これまでアナログで実施していた業務を改善します。

オンライン参拝アプリでは、納骨堂化アプリで管理しているデータベースを活用し、インターネットを通じた参拝〜物理的に訪問参拝をするなどの様々な参拝の実施を可能にします。参拝に関わる生花業、菓子業などの事業者とのマッチングなど、檀家のみなさまをはじめ顧客が参拝する際の利便性向上をサポートします。

ビューティ花壇　代表取締役社長　舛田　正一氏　のコメント

goenn様が開発された納骨堂化アプリ、オンライン参拝アプリは、それ自体の将来性や成長性に期待感を抱いたことはもとより、当社の中期経営計画に掲げる重点戦略：『事業基盤強化』『新サービス開発・新規事業の拡大』を実行するために必要なツールであると確信し、今回の提携に至りました。また、本提携を契機に、以前より当社の課題であった業務のDX化やブランド力向上、ひいてはステークホルダーエンゲージメント強化や、ESG/SDGs視点での経営推進といった企業価値向上にも大きく貢献するサービスであるととらえております。これらの観点からも、相互の関係性をより強固なものにしながら、あらゆるシナジーの創出に向け邁進して参りたいと考えています。

goenn 代表取締役　𫝆橋　計貴　のコメント

今回のビューティ花壇様との資本・業務提携について、とても嬉しく光栄に思っています。goennは、経営理念「故人との繋がりをDXする」のもと、既存のエンディング事業に関わるステークホルダーの皆さまと協力し、伝統的・文化的な習慣に加えて、インターネット・DXを積極的に活用することで、参拝やお骨の管理などのユーザビリティを向上させる事業を展開しています。また、2023年3月28日に、私たちは熊本県や、熊本県 八代市との立地協定を締結し、同市の認定スタートアップ企業として活動しています。
本提携により、私たちの「納骨堂化アプリ」や「参拝管理アプリ」などのサービスを活かし、共同で新たな事業を創造できることを楽しみにしています。また、この取り組みが、熊本県や、熊本県 八代市の地方創生をはじめとし、業界全体の社会的課題を解決するための変革の機会となることを目指しています。インターネット・DXを通じて、地域社会の発展と共に、より良い未来を築くために努力してまいります。

会社概要

株式会社goenn

• URL：https://goenn.jp/
• 所在地　：宮崎県宮崎市太田3-1-27
• 代表者　：代表取締役　𫝆橋　計貴
• 事業内容：メタバース・オンラインを活用した納骨堂事業等に係るアプリケーション開発、多様な参拝形式のプラットフォーム開発、企画、制作等

株式会社ビューティ花壇

• URL：http://www.beauty-kadan.co.jp/
• 所在地　：熊本県熊本市南区流通団地1-46
• 代表者　：代表取締役社長　舛田　正一
• 事業内容：生花祭壇・供花の企画提案・制作・設営

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