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京都銀行系の「京銀未来ファンド」川島織物セルコンのMBOを支援

VOIX編集チーム更新2022-09-14 公開2020-11-27 クレジットカードニュース

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この記事の目次

株式会社京都銀行と京銀リース・キャピタル株式会社の「京銀未来ファンド２号」が、株式会社川島織物セルコンのMBOを支援

株式会社京都銀行（頭取土井伸宏）と京銀リース・キャピタル株式会社（代表取締役奥野浩）が共同で設立した「京銀未来ファンド２号」が、株式会社LIXIL（本社所在地東京都江東区）の100％子会社である株式会社川島織物セルコン（本社所在地京都市左京区）の発行する転換社債型新株予約権付社債（CB）を、本件支援を目的とした特別目的会社「京都企業成長支援ファンド（SPC）」にて引き受け、対象会社経営陣による、株式会社LIXILからのマネジメント・バイアウト（MBO）を支援する。

京銀未来ファンド２号概要

名称：京銀輝く未来応援ファンド２号投資事業有限責任組合（略称：京銀未来ファンド２号）
投資対象：京都銀行の営業エリア内に本社を置く以下の企業
・独自技術や新規性のあるビジネスモデルを有し、将来成長が期待できる創業企業やベンチャー企業、中小企業等
・後継者不在など事業承継ニーズを有する中小企業等
出資者：
無限責任組合員（GP）：京銀リース・キャピタル株式会社
有限責任組合員（LP）：株式会社京都銀行
ファンド総額：２０億円（２０２０年１月に１０億円から増額）
京都銀行出資額：１９億８０百万円
設立：２０１９年２月２５日
存続期間：１０年（ただし、合意により２年間の延長可能）

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＜以下、リリース＞

「京銀未来ファンド」初の取り組み
ファンドを活用し取引先の MBO を支援します！

京都銀行（頭取土井伸宏）は、株式会社川島織物セルコン（本社所在地京都市左京区、以下、対象会社）が発行する転換社債型新株予約権付社債（以下、CB）を、本件支援を目的とした特別目的会社「京都企業成長支援ファンド（以下、SPC）」にて引き受け、対象会社経営陣による、株式会社 LIXIL（本社所在地東京都江東区、以下、LIXIL）からのマネジメント・バイアウト（以下、MBO※）を支援します。
※MBO…M&A 手法の一つで、会社の経営陣が金融支援を受け、自ら自社の株式等を買い取り、経営権を取得すること。

記

１. 本件概要

当行が２０１９年２月にグループ会社の京銀リース・キャピタル株式会社（代表取締役奥野浩）と共同で設立した「京銀未来ファンド２号」と、外部提携先の独立系プライベート・エクイティ・ファンド（以下、PE ファンド）による運営ファンドが、SPC に対して資金拠出を行い、SPC が対象会社の発行する CB を引き受けます。
対象会社は、上記調達資金と当行の貸付金を原資として、LIXIL から自己株式を取得するとともに、対象会社経営陣による増資引き受けをもって、発行済み株式総数の全てを保有することとなる予定です。
なお、本件は「京銀未来ファンド２号」における第１５号投資案件となり、「京銀未来ファンド（１号および２号ファンド）」で初めての MBO の実現に向けた取り組みとなります。