大和PI パートナーズと大和企業投資のファンドが、ミャンマーで初のプライベートエクイティ投資
VOIX編集チーム
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大和PI パートナーズと大和企業投資のDaiwa Myanmar Growth Fund、Commercial Plastics Holding Pte. Ltd.へ出資
大和PI パートナーズ株式会社と大和企業投資株式会社が運営するDaiwa Myanmar Growth Fundが、初のプライベート・エクイティ投資となる ミャンマーにおいて再生プラスチック製品を製造する Commercial Plastics Holding Pte. Ltd.への出資を実施した。
Delta CapitalMyanmarが運営するMyanmar Opportunities Fundとの共同出資で、出資総額は12.6百万米ドルとなる。
Commercial Plastics Holding Pte. Ltd. 概要
- シンガポール法人名：Commercial Plastics Holding Pte. Ltd.
本社所在地：80 Robinson Road #02-00 Singapore 068898 - ミャンマー法人名：Commercial Plastics Company Limited
本社所在地：Plot 119, Minaye Yar Road, Shwe Than Lwin Industrial Zone, Hlaing Thar Yar, Yangon, Myanmar - 事業内容：使用済みペットボトルのリサイクル事業（使用済みペットボトルの回収・仕分け・洗浄・粉砕による輸出用 PET フレークの製造）
＜以下、リリース＞
2020年10月12日
各 位
大和PI パートナーズ株式会社
大和企業投資株式会社
Commercial Plastics Holding Pte. Ltd.への出資について
大和PI パートナーズ株式会社と大和企業投資株式会社が運営するDaiwa Myanmar Growth Fundは、Commercial Plastics Holding Pte. Ltd.（以下、「CPC社」）に出資致しました。本件はDelta CapitalMyanmarが運営するMyanmar Opportunities Fundとの共同出資で、出資総額は12.6百万米ドルです。
また、本件は、Daiwa Myanmar Growth Fundによる初のプライベート・エクイティ投資です。
なお、本件は親会社である大和証券グループ本社において、金融商品取引所が定める適時開示基準に該当いたしません。
CPC社は、ミャンマーの事業会社を通じて、同国において再生プラスチック製品を製造しています。再生プラスチック市場は、世界的な環境配慮の流れの中、各国による再生品利用を促進する規制の整備及び各企業による再生品利用の拡大を受けて、大きく成長しています。ミャンマーにおいても、可処分所得の増加に伴い一人あたりのポリエチレンテレフタレート（以下、「PET」）消費量が年間10～15%のペースで増加していくと見込まれており、再生品に対する需要はますます高まっています。また、ミャンマーにおける使用済みペットボトル回収率は64%と近隣諸国と対比して高く、この回収率の高さも同国においてリサイクル事業を行う上での追い風となっています。
本件は、ミャンマーにおけるペットボトルごみを減少させるとともに再生品利用の拡大を通じて、SDGsの17の目標のうち、「12．つくる責任 使う責任」に貢献します。また、CPC社の製造するリサイクルPET製品は、従来ミャンマーが輸入に依存していた非リサイクルPET製品の代替品となることから、同製品に対する同国の輸入依存度の低下に寄与します。
本件出資を受け最新鋭の設備を導入することにより、CPC社は取扱製品を拡充し、製造キャパシティを拡大することができます。これによって、CPC社は、使用済みペットボトルから食品用途で使用可能な高品質のペットボトル原料を製造できるミャンマー初のリサイクル事業者となります。CPC社は、今後、ミャンマー国内だけでなく海外のペットボトル製造企業や飲料製造企業に対して上記の原料を供給する予定です。
当ファンドは、金融面での支援に加え、取締役を派遣し、CPC社の事業展開に対する支援を行ってまいります。
大和証券グループは、過去10年以上にわたり、社会課題の解決に資する金融商品の開発と提供に尽力してまいりました。2018年には、SDGs達成に向けてこれらの取組みを加速させるべく、『SDGs推進委員会』（委員長：代表執行役社長 中田誠司）を設置しております。また本年4月には執行役副社長 田代桂子がSDGs担当に就任し、SDGsの期限である2030年に向けて、今後さらなる施策の推進に努めてまいります。本件出資はそうした取組みの一環であり、当社グループは引き続き持続可能な社会の創造に向けて貢献してまいります。
1. CPC社の概要
| シンガポール法人名 | Commercial Plastics Holding Pte. Ltd. |
| 本社所在地 | 80 Robinson Road #02-00 Singapore 068898 |
| ミャンマー法人名 | Commercial Plastics Company Limited |
| 本社所在地 | Plot 119, Minaye Yar Road, Shwe Than Lwin Industrial Zone, Hlaing Thar Yar, Yangon, Myanmar |
| 事業内容 | 使用済みペットボトルのリサイクル事業（使用済みペットボトルの回収・仕分け・洗浄・粉砕による輸出用 PET フレークの製造） |
2. Daiwa Myanmar Growth Fundの概要
| 名称 | DAIWA Myanmar Growth Fund L.P. |
| 投資対象 | 成長が期待されるミャンマーにおいて事業を行う企業 |
| 出資約束総額 | 30 百万米ドル |
| 無限責任組合員（GP） | 大和 PI パートナーズ株式会社 大和企業投資株式会社 |
以 上
（ご参考）大和証券グループの SDGs に関する取組み：
https://www.daiwa-grp.jp/sdgs/?cid=ad_eir_sdgspress
以上
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