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JCBとpringがスマホアプリでカード会社から加盟店へ送金する実証実験を開始

VOIX編集長虎さん公開2021-06-15 クレジットカードニュース

JCBとpringがスマホアプリでカード会社から加盟店へ送金する実証実験を開始

日本発唯一の国際クレジットカードブランドである株式会社ジェーシービー（JCB、本社：東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長：浜川一郎）と送金アプリ「pring（プリン）」を展開する株式会社pringが、JCBから加盟店への売上金支払いを、スマートフォンアプリを通じて実施する実証実験を2021年7月1日(木)から9月15日(水)まで実施する。

クレジットカード会社と加盟店の清算の流れ

個人、法人のクレジットカード利用者が加盟店で商品・サービスの代金をクレジットカードで支払いした場合、後日カード会社が売上金を加盟店の銀行口座に振り込むことで加盟店が代金を受け取る仕組みとなっており、利用者が加盟店で1回払いでJCBカードで利用した場合、JCBから加盟店には締日に応じて原則月2回、加盟店の銀行口座へ売上金を振り込むことで送金し精算しているが、「精算サイクルを早めて欲しい」・「入金日を指定したい」といった要望が加盟店から寄せられているという。

実証実験による清算の流れ

実証実験は武蔵小山商店街のJCB加盟店を対象に実施

JCBとpringが協働しクレジットカード会社と加盟店の清算サイクルの改善をするための実験として、武蔵小山商店街のJCB加盟店を対象に、銀行送金を使用せず 24時間365日送金ができるサービス「pring法人送金サービス」を利用して、JCBから対象加盟店へのカード売上金支払いを日次で行う実証実験を実施する。　クレジットカード会社から加盟店へのカード売上金支払いを銀行振込以外で実施する取り組みは、国内初になるという。

加盟店の「pring」にpringバリューを送金する

具体的には、加盟店が事前に登録した「pring」アカウントに対しJCBが売上金としてpringバリューを送金する。　加盟店は受け取ったpringバリューを JCBのコード決済サービスであるSmart Codeの加盟店でのコード決済支払いに利用でき、登録した銀行口座へ出金も可能となり、pringユーザー同士の送金にも利用できる。

送金コスト、出金コストは無料

JCBが売上金としてpringバリューを加盟店に送金する際の送金コストは無料となり、加盟店が受け取ったpringバリューを登録した銀行口座に出金するコストも2回/月まで無料、セブン銀行ATMへの出金は1回/月無料となっている。

<リリース>

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